観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「黒の奔流」。星野真里がすげーっ。

2010年07月17日 | 映画・ドラマ
 やっぱ、松本清張でしょ! 面白いでしょ! ストーリが安定しているでしょ! 深いでしょ! ってことで、遅ればせながら、最近観る機会が増えた。だが、決して原作は読めないだろう。と言うのも、推理ものとかって、とにかく結末が気になって、最初数ページそして最後を読んでから、中身読む癖があってね。
 今回の「黒の奔流」は、善良な弁護士・船越英一郎が、小悪魔もとい、悪魔のような星野真里にまんまとひっかかる、「男って悲しい」の話しなのだが、実際にこんな女に魅入られたら、「お仕舞い」だよね。その怖さを星野真里やっぱ演技力あるなーって迫力で演じている。
 地位も名誉も財産も失っちゃうくらいにいい女ではなく、怖い女ってやつ。
 ここまでの人はあまりいないだろうが、実社会で、権力にはこび、権力の無い者には全く違う顔を見せ、しかもそれをうまーく隠す人はいるよね。こういう人を敵に回すと大火傷をおっちゃう。
 個人的には、船越さんのラブシーンは観たくなかったけどね(笑)。奥様役の賀来千香子。いかにも弁護士の奥様ってな風貌でお綺麗で、優しくって、いい感じだが、それは平常時においてであって、感情の起伏露なシーンともなると、やはり、この人、ダメだーっ。高校生が感情のママ怒っているようで。
 ほかに、黒谷友香、阿部力、金山一彦、西村雅彦、風間トオル、吉満涼太、鹿賀丈史らが出演していた(らしい)が、あまり印象に残らなかったのは、星野真里の恐怖。
 ある意味面白かった。あの「バトルロワイヤル」での柴咲コウ。「ポンズすげー」(当時ポンズのCMくらいでしか知られていなかった)と誰もが口を揃えた凄さにも似ていた。

 

最新の画像もっと見る