観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「ジョーカー 許されざる捜査官」。完賞しました。

2010年09月15日 | 映画・ドラマ
 やっぱねー。一筋縄ではいかない役者が出てたもんね。大杉蓮、鹿賀丈史。そりゃこういう結末になるわな。
 しかし、このラスト。続編を匂わせてますねー。視聴率はどうだったのだろうか?
 法で裁けない犯罪人を島送りにしてそこで終身刑に服させているっていう闇の組織。その費用はどこが賄っているんだーっ。
 来月値上げの煙草税だったら許さん(笑)。
 堺雅人は巧いが、こういった役よリもおポンチ役の方が好きだな。しかし、NHK大河ドラマ「新撰組」を覚えているだろうか? 数居る役者の中で、ちゃんとお侍走りや所作まで演じていたのは堺雅人だけだった。時代劇もいいねぇー。いっそ、普段はおポンチ。ひとたび刀を握れば剣豪の中村主水みたいな役が観てみたい。
 錦戸亮はさり気ない現代的若者は巧い。が、ほかの役観た事ないので(自分だけかも知れないが)、あっ、「ちょんまげプリン」今やってるか…。
 「青春の門」みたいな時代劇のシリアスな役も観たい。宮城あすかは今後、大人になってからが楽しみ。そして、りょう。今回、化粧濃いよ。

「10年先も君に恋して」。内野聖陽、巧いなー。

2010年09月11日 | 映画・ドラマ
 ストーリは「ふーん、なるほどね」。10年後の夫が妻と出会わないようにタイムスリップして来たって話し。ありがち。
 で、10年前の妻が上戸彩。10年後の夫が内野聖陽。同時代でもあり得る年齢差(男女逆は難しい)だけど、それが全く自然。この年齢差でも問題なく行けるでしょってなくらい。
 内野聖陽って、巧いよね。「仁」の坂本龍馬のこれ以上の龍馬は無いでしょうって思ったもの。まあ、龍馬の実像は知らないけど(笑)。それから観た福山龍馬は最初は厳しかった。そして徐々に福山龍馬に馴れたけど、やっぱどこか違う。そんでも歴代龍馬の中では奮闘していると思うが、内野聖陽が巧過ぎた。風貌なんかひとつも似ていないのに、「龍馬だ」。としか思えないくらいの演技力(実像知らないけどね)。
 劇団ひとり、木南晴夏、渡辺えり、渡辺いっけい、染谷将太、林丹丹、中山祐一朗、高島礼子、藤竜也が脇を固めるって、このキャストも見応えありそう。
 上戸彩も嫌味の無い女優で、女性からの指示もあるし、これは期待出来そうな感じだ。
 でも、多分観ない。
 毎週毎週待ってるって感じの連ドラは苦手なのと(1話完結は別)、なんだか、結末が見えてるから。
 今クールも、オンタイムの連ドラは、「龍馬伝」だけ。それも今では惰性。最近面白く無い。
 これは「龍馬伝」でまた書くが、光に工夫を凝らしてるよね。
 オンタイム以外では、ななななんと、「夏の恋は虹色に輝く」、「ジョーカー 許されざる捜査官」観ちゃってます。
 「熱海の捜査官」も、「GOLD」もリタイア。
 んで、最近は、「ゲゲゲの女房」さね。観てるってより聞いてるって感じなので、再視聴。それでも面白い。
 実は、ドラマって観られないんだ。何かしながらバックグラウンドで聞いてるの。そんでもいいと感じたら、3回は観る(聞いたり観たり)。だから、台詞も覚えちゃう。
 そうそう、「アイリス」はまともに観た。でもさ、あの昭和30年代のラストはいかなるものか? 思わず、「まちこ巻き」を思い出した。

「ゲゲゲの女房」。やっと追い付いた

2010年09月10日 | 映画・ドラマ
 遅ればせながら鑑賞初めて、立て続けにグーっと見まくった、「ゲゲゲの女房」。今日放送分にこれでやっと追い付いたら、後数本で最終回だね。
 いやー、面白い。最近のNHK朝の連ドラでは大ヒットなんじゃないかな(ってNHK朝の連ドラって観た事ないけど。5年くらい前にDVDでまとめて「おしん」観て以来だ。
 内容も面白いし役者もいい味出してるし、何より、水木しげる先生の信念を持った生き様が感動的なのと同時に、こういう考えで前向きに生きて行きたいと思えるようになった。
 特に、戦争時代の回想の回には涙。
 終盤、同居始めた、父母(風間杜夫、竹下景子)がまたまた、場面を盛り上げている。
 そして、意外にも、南明菜がアッキーナじゃなくて、南明菜として、きちんとしているのに驚いた。
 最後まできちんと観ます。
 

「紳助社長のプロデュース大作戦」。あーっ、ビックリだ

2010年09月08日 | 映画・ドラマ
 実はドラマよりバラエティの方が好きで圧倒的多数観ているの。「アメトーーク」、「さまぁ~ず×さまぁ~ず」辺りがお気に入り。
 深夜枠の「人志松本の○○な話し」も好きだったが、ゴールデンに移ってから、全く面白く無い。まあ、時間帯的にえぐい話しができないってこともあるのだろうが、「チンサムロード」やら、美味しいものやら、お気に入りやら、「どーっでもいいよ」。って感じ。
 さた本題。昨日9/7の「紳助社長のプロデュース大作戦」を観て、「大いに驚いた」の何のって。
 オーディションであんなに熱く語っていたビーチ・ボーイズが着任5日で2人もリタイヤっていったい…。
 島田紳介は、「大変な仕事とテレビのプレッシャー」とかばっていたが、「今の若いもんはダメだねー」。
 タレント・オーディションの乗りくらいな気持ちで来ちゃったんじゃないの? 「新撰組リアン」みたいなつもりでさ。 
 それともドラマの「ビーチ・ボーイズ」を意識しちゃって来てみたら肉体労働だったってか。
 テレビに追われるプレッシャーは分からないが、宿泊客6名限定の小さな民宿でさ、まかないのおばちゃんはいるし、従業員5人だよ。畑とか民宿の仕事を手分けしても十分じゃん。
 しかも取り敢えず、ひと月は続けろよ。
 涙ながらに病気でリタイヤを語った彼。何で自分で、「明日帰ります」って言っちゃうんだろう。「明日帰らせていただけますか」って聞くのが普通だし、そんな自分で辞める辞めない決めちゃうなんておかしいよ。どこに勤めてもこれは通用しない(予めスタッフと話しがついていたのかも知れないが)。
 何より、一度、東京で検査を受けて、その結果で継続か否かを決めるのが常識。まあ、嫌になっちゃったのだろうね。
 続けて同日リタイヤの彼。何者だ? オーディションでは「大学を辞める」とか言っちゃってたが、それも(大学を)辞める理由が欲しかっただけなんじゃないのか? 
 まあ、今時の若者、何でも簡単に考えて、宮古島の景色に憧れて、いいところしか目に入らなかったのだろう。
 第一宿泊客が居るんだよ。お客さんへ迷惑がかかるってこと考えないのかな? 関係ないのか、そういうこと。
 根性ねーなー。まあ、放送で割愛されていないならば、レギュラーとの分かれはいやにあっさりしてたから、そんなもんなのでしょうなー。
 まあ、レギュラーとは思い入れが違うわな。
 オーディションで落とされた人の中にいい人居たかも知れないのにね? 高橋、ヨンア、にしおかになんか面接させるからさ。どう見ても彼らに人を見る目ありそうにないもんね。
 で、今度は9人募集して、10人だってさ(1人は残ってるから)。10人もで何するんだか? テレビ局がバックにあるからこそ出来る大増員。
 民宿経営者の皆さんも呆れちゃうんじゃないの。
 なんだか、人ごとながら、凄くガッカリ。折角、楽しい気分で観ていたのに。

「ゲゲゲの女房」。遅ればせながら鑑賞開始

2010年09月05日 | 映画・ドラマ
 漫画家・水木しげる夫人・武良布枝が著した自伝のドラマ化。
 面白いらしいのは分かっていたし、向井治出演ってことで興味はあったが、あまりにもおばちゃん連中が「ゲゲゲ」と言っているので、ついに観る事にした。
 第一話、第二話は観た事があるので(面白かったが、毎日ってには厳しく鑑賞していなかった)、その次から一挙に観てしまおう。
 今、第四週の「さよなら故郷」に入ったところ。
 水木しげる夫妻を演じる、松下奈緒、向井理の初々しいカップルもいいし、双方の両親を演じている、大杉漣、古手川祐子、風間杜夫、竹下景子のラインナップ。脇を固めるには強力過ぎる面々だ。特に、竹下景子が凄くいい味出している。かつてお嫁さんにしたい女優No.1だった竹下も今や、日本のおっかさん女優。
 布枝の祖母役(故人)の野際陽子が語りを担当している。
 

「愛はみえる~全盲夫婦に宿った小さな命」。「小出恵介巧い」。

2010年09月05日 | 映画・ドラマ
 全盲の夫婦の実話を上戸彩
と小出恵介でドラマ化。感想は、「小出恵介巧い」。この一言に尽きる。上戸彩も良かったが、小出恵介、凄いわ。
 山口瞳氏のエッセイの中に、盲目の人はマッサージくらいしか、職業が選べず、かのほかの障害よりも辛いだろうが、聴覚障害のある人が、音が無い世界は、全くの孤独であり、目が見えないより辛いと言っていたことを書いておられた。
 しかし、どちらもハンディのほかに、それを受け入れ、乗り越える精神力も必要とされる。
 そして、多くの事を諦め、我慢する事も強いられているであろう。そんな厳しさの中で過ごす一日は、尊いものだろう。
 

「IRIS-アイリス-」。終わっちゃったねー。

2010年09月02日 | 映画・ドラマ
 いやー、終わった、終わった。「どうなるんだ」と毎週楽しみで、楽しみで、反面、放送時間に拘束される訳で、「いっそ、DVDで一挙に観たい」ってなくらいにはまっていた。
 最終回、韓国ドラマが大好きな実にベタな終わり方で、まあ、そうなるなってことは、チェ・スンヒ(キム・テヒ)が全身白い衣装だった時に(先が)読めた。あの白いコートとタートルネックのキム・テヒ、綺麗だったねー。
 韓国ドラマって、日本で昭和初期に流行った、幸せの絶頂期での大どんでん返しと、すれ違いを駆使してるが、だから、日本で流行った時代に娘さんだったおばはんたちがはまってるのかも知れない。
 しかし、「IRIS-アイリス-」って確か続編あったと記憶しているが、どうなっちゃうんだろう? キム・ヒョンジュン(イ・ビョンホン)出てたような気がするんだけど…。
 さて、今回、自分が一番気になったのは、キム・ソンファ(キム・ソヨン)。北の諜報員。切ないよねー。ヒョンジュンを好きな女心と、諜報員、そして、スンヒへの嫉妬と、実に女の子らしい面を出し、叶わないながらもヒョンジュンを思い続けるって役。
 いい役だった。個人的には、キム・テヒより美人さんだと思う(いじってるけどね)。
 そして、チン・サウ(チョン・ジュノ)のカッコいい。彼もスンヒ を愛して、親友のヒョンジュンへの愛情と、憎悪を演じ切ってた。
 ビック(T.O.P)って一体何者だったか、最後まで意味不明。殺し屋ってことは分かってるけど、ストーリー上必要だったか? そして、ゆきとか言う日本人の諜報員もどっかで出てたけど、何だったんだろう?
 パク・チョリョン(キム・スンウ)。いい役者で、絵に描いたような甘いマスクで、これはもう、全く北の顔じゃないよね。
 とにかく、全編内容もストーリーも大変面白かった。ベタなラストも許せる。でも、日本人的にはあのままハッピーエンドでも問題なかったですよ。もうワンシーンがなくてもね。個人的にはむしろその方が、いい眠りにつけた(笑)。