観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「嵐がくれたもの」最終回。意味わかんねーは。

2009年10月31日 | 映画・ドラマ
 途中で、「嵐がくれたもの」に結構はまってます。で書いたが、はまったのははまったが、後半、「なんじゃこりゃー」と私の中の松田優作がお怒りモード。
 順子(三浦透子)って子が、「何やってんだか」。こいつの無神経さが、次から次へと問題を起こして行く。いくら親の神崎節子 (岩崎ひろみ)に「家居ろ」と言われても、勤め先まで押し掛けたり、勝手に、そこのお嬢様の宇田川亜弓(山口愛)の部屋にまで入り込むずうずうしさ。
 嫌いなんだよなー、こういうガキ。
 そもそも、節子 の言いつけを守らず、勝手にやって来たから、神崎恭平=宇田川龍太郎 (永岡佑)も死んじゃった訳じゃん。で、後から後から余計なことばっかりしてさ。
 可愛気もありゃしない。
 最後は、お決まりの、運命のいたづらで、「世の中狭すぎる」ってな展開さっ。日本人って一体何人居るんだよ。それが、こんな狭い地域に訳ありの人たちが集中しちゃうんだから、凄い。運命って(笑)。
 この帯は、みんなこんな流れだけどね。そしてまた、こういう、小せえ世界でのすったもんだが、世間の婦女子は、「たまんね」ときてる。
 きっと、私生活も満たされてないんだろうなー。
 はまっていることははまったが、後半は腹立たしさで、はまったのだ。
 そして、最終回はこれまたお馴染みのみんないい人になってのハッピーエンドだけど、なんで? 節子は姿を消したんだーっ。そんな意味あるの? 
 菅原って悪役だった男(順子の実の父親)を説得し、更生させて、「(自分が父親に相応しい人間になるまで)順子を頼む」って頼まれてるのに、節子さん行方をくらましちゃって、いいの? 順子まで宇田川家に押し付けて、1人で居なくなる意味がわかんねー。責任感ないじゃん。これ、最初から宇田川家を嘗めてるよね。
 宇田川家で、「他人の子だから面倒見ない」って言われれば、この子、孤児じゃん。
 この菅原ってのが、最初はいい人だったんだけど、いい人顔じゃないし、11歳の子どもまで居るってことは、アラフォーでしょ? そんな男が宇田川百合子(宮本真希)に振られたくらいで、誘拐だとか、心中するとか、この本書いたの、どこのモテないおばちゃんだよっ。
 菅原を演じた俳優さん、名前も解らないけど、悪役になってからの方がいい表情してる。
 そして、最大の演技派役者は、宮本真希。盲目の役をお見事に演じ切った。
 わからないなー。まだまだ、わたくしが、子どもなのか?

「傍聴マニア09」、今、深夜ドラマが面白い

2009年10月31日 | 映画・ドラマ
 こちらも、またまたコミックが原作。
 傍聴を趣味(?)とする、南明奈、六角精児とふとしたことから知り合った、向井理が徐々に傍聴に引き込まれていくってお話。1話完結なので観易いし、事件性や被告、原告の人間性や背景も描いていて、面白いぞ。
 向井理と六角精児のコンビネーションもいいし、南明奈もわりかし簡単な役ながら、好演している。
 しかし、このところ、面白いドラマって、深夜枠に持って行かれちゃってる感が強いのだけれど。

「ひみつの嵐ちゃん」アラオケ

2009年10月30日 | 映画・ドラマ
 こいつは面白い。カラオケで、嵐の曲を入れると、嵐が現れるって企画。曲を入れるくらいだからファンだよね。そこに本人が来て、一緒に歌ってくれるんだよ。一生忘れられないんじゃないの?
 それにしても嵐って、今や、日本を代表するアイドルグループなのに、どんなことでもやる親しみ易さが、SMAPを越えたのだろうな。
 「まごまご嵐」とか「嵐の晩ご飯」とか、一般人との接点を持ってやってきたことが、ほかのジャニーズのグループより親しみ易さを生み出したのだと思う。
 それに、みんないい子っぽいし。
 例えば、町で、中居正広(昔、東京の会社の近くを香取慎吾とよく歩いてました)や木村拓哉(昔、香港で我が家の近所を歩いてました)を見掛けても、「あー、中居だ」、「キムタクだ」って感じだけど、嵐だったら、「こんにちわ」って感じの雰囲気があるよねっ。

「ヤンキー母校に帰る」視点を変えて

2009年10月30日 | 映画・ドラマ
 このシリーズ、竹野内豊・市原隼人、松山ケンイチ、櫻井翔 の三部作全部観て、書いてきた。もう数年前になる。この度、第一作目を徳山秀典視線で観た。悔しかっただろうなー。「ぼくらの勇気 未満都市」、「G.T.O.」で存在感を示したのに、「ヤンキー母校に帰る」ではちょい役だった。台詞も一話で一言。しかも、台詞無い時もある。
 せめて、一話でもスポットを当てて欲しかった。本人、啓希役やりたかっただろうなー。生徒の中で、彼が演じられないのは、永井大の役だけで、ほかのどの生徒も出来た筈。
 しかし、速水もこみちがあの扱いなんだから致し方ないか。
 でも、ここで啓希役やってたら。もっと早く人気出てたよね。
 以前、「ヤンキー母校に帰る」を書いた時は、竹野内のテンションの高さが、彼のイメージに合わないということと、サーヤそっくりの女の子が居たのが印象的で、そのことに触れていた。
 このドラマは、 加藤夏希とさやかを売り出すためだったのか?
 しかし、平泉成、 温水洋一、 余貴美子、 原田芳雄、市毛良枝といった渋いところや、 篠原涼子、竹野内豊の人気俳優も出ているので、生徒1人1人にスポット当てないまでもヒットしたのかも知れない。
 だが、徳山秀典ファンには、未消化だ。
 

「ぼくらの勇気 未満都市」。ジャニーズ大集合!

2009年10月29日 | 映画・ドラマ
 どこでどう勘違いしたのか、最初7年くらい前にVCDで観た時に、相場ちゃんとニノがいっつもつるんでる冴えない役って印象で、ここから、「嵐」になって最長したまんだ。と思ってたのだが、ニノ出てないし、相場ちゃん、悪ガキ好演してるし、全く気付かなかった、マツジュンが、オーバーオール履いてて、小さくて、すんげぇー、可愛い。
 マツジュンっていつからこんなに、男前キャラになったんだろう? って思ってたのだが、この頃から可愛かったんだね。
 じゃあ、相場ちゃんとニノがつるんでる冴えない役だったドラマはナンだったんだろう?
 「KinKi Kids」にもこんな時代あったんだよね。今や、2人でシリアスドラマ共演なんて無いだろうが…。で、どっちかって言うと、光一の方が、買われてたのか、主役やってるよね。この頃だよね「家なき子」で安達祐実の相手役に抜擢されたのも。
 そして、もう二度と観ることは出来ない小原裕貴。博報堂に就職したんでしょ! 当時、ジュニアの中では、一押しだったのにね。今で言う、生田斗真的立ち位置か、もしかしたら、「KinKi Kids」以降のどこかのグループのリーダーになってたかもね。当時の週刊誌で、「人気と言う実体のないものに影響される社会に居たくない」って芸能界を辞めたらしい。
 これだけ、ジャニーズ勢揃いの中で、敵役やったら、憎まれるは。本人が、敵役だったのだ、バッシング受けて「きつかった」ってやつ。それに、バッシング受けるは、こりゃあ。悪ガキっぷり、堂に入ってるもん。ほかの子どもたちと比べて、ダントツに巧い。大人が観てもにくったらしいくらいだから、主演アイドルさんのファンだったら、そうとうのお怒りだったのだろう。本当に、悪っるいガキだなー。リュウ(徳山秀典)。この頃から、ダーティな役での眼光の鋭さは光ってます。第7回からは、ヤマト( 堂本光一)と協力し合う、両雄となるのさ。
 宝生舞と矢田亜希子の女優さんは、子どもっぽさの残る、男の子たちと比べると、完璧な美しさで、完成されている。
 ストーリは一言では、「ある別けねー」んだけど、謎の陰性が落ちたマクハラ(千葉県らしい)では、20歳以上の大人はみんな死んで、子どもたちだけが、隔離されて生きてるんだけど、政府はそのことを隠している。
 隠すだけなら、まだしも、ガス、水道、電気も止めちゃうし、食料や物資も、乾パンと缶詰と水だけをヘリで落とすだけ。これが、あり得ないっしょ! この国ってこんなに冷淡なの? ガス、水道、電気は止めないだろうし、食料も物資も十分に補充はする筈。そうしたら、抗争やいじめとかはないだろうから、ドラマにはなんないなっ。
 気のせいかもしれないけど、勝地涼も出てない? 

「G.T.O.」5年振りくらいに観た

2009年10月28日 | 映画・ドラマ
 最初に観たのは、香港でまだDVDが普及してなくてVCDだったなー。と言うことはもっと前か? とにかくオンタイムではないことは確か。
 コメディチックなので、何度も繰り返し観たものだった。当時、香港で、反町隆史人気が沸騰し、「ビーチボーイズ」から。コンサートまでやってた。確か、アンディ・ラウと共演もしてたと記憶する。
 今、観てみると、反町隆史も松嶋菜々子も、「若っ」。
 そして、今回、なぜ、観直したかと言うと、このところ毎日のように観ている、徳山秀典が出てたってことで。
 「あー、覚えてる、覚えてる」。美少年振りを発揮。声も、今程渋くはないが、片鱗はあり。何せ、小栗旬がまだ声変わり前だからね。
 「ヤンキー母校に帰る」もまた、おさらいで観たけど、こちらはあまり出番が無いので、数本しか観直してません。
 こうして観直しても、当時の窪塚洋介は輝いてたなー。
 今日からは、「ぼくらの勇気 未満都市」観てます。ずっと「未来都市」だと思ってた。

「愛の言霊」。ゲイ戦隊ヒーロー勢揃い

2009年10月26日 | 映画・ドラマ
 いいの? これ? イメージ的にさ。徳山秀典、齋藤ヤスカ、加々美正史ってみんな戦隊ヒーローで子どもたちの憧れなのに、揃いも揃ってゲイときた。
 まあ、お子さまの観る様な映画じゃないからいいのか? 敢て言うなら、ママさんたちが、男同士ってことで嫉妬しないからいいのかもね。
 お話は、同棲してる大学生カップル、大谷晋也(徳山秀典)と立花都(齋藤ヤスカ)の男同士の愛情なんだけど、大谷晋也の焼きもち焼き君で、立花都が女性と親しくしてると、すぐにむくれちゃう。まあ、双方真性ゲイではないらしく高校時代は女の子と付き合ってたらしいから、焼きもちも焼くかもね。
 この2人の親友の須之内祥吾(加々美正史)も実はアメリカ人の彼を持つゲイ。
 さてさて、大谷晋也と立花都がキャンパスにいると、高校時代の同級生の水沢雪子(松岡璃奈子)って子が突然現れ、「この大学に友人が居るの」と接近。どうやら彼ら目当てらしい。更に彼らの大学の近くでバイトまでしてる念の入れようで、「居るよなー、こういう女」。
 そして、立花都に近付くもんだから大谷晋也が焼いちゃってたが、実は、都は当て馬で、晋也狙い。居る、居る、こういういけすかない女」。
 ただ、この子は馬鹿じゃなかった。彼らの優しさで、一緒の時間を過ごした後、「ごめんなさい」の優しい気持ちでハグしてもらうのだが、そn優しさと振られた意味は解ってたみたい。お目当ての彼から電話で呼び出されて、お別れにハグされたら勘違いしちゃう女って多いのに、20歳そこそこでこれは大人だね。30,歳になっても40歳になっても、「抱きしめられちゃったー」なんて喜んでる勘違いおばはんって結構多いもの。
 まあ、そのことを早朝にも関わらず、どうやら女友達に電話しちゃうあたちが、最後まで「居るよな。こういううざい女」なんだけど。
 見せ場は、徳山秀典、齋藤ヤスカの裸体とラブシーンだろうね。これでもか、これでもか、と引き締まった肢体をさらしてくれて、おばさん的には「目に優しいねぇ」。戦隊ヒーローだけあって、こいつら本当にいい身体してますよ。
 ラブシーンも、かなり見せてくれてます。
 このドラマ観てて、香港映画であった、トニー・レオンとレスリー・チャンの同じ様な映画「ブエノスアイレス」を思い出した。当時既にカミングアウトしてたレスリー・チャンがよくこの仕事受けたなーと思いながら観てたけど。
 そう言えば、徳山秀典、香港うけしそう。雰囲気もトニー・レオンっぽいし。トニー・レオンは四天王と言われているアイドル(おっさんだけど)の追撃を許さない、香港が誇る映画俳優です(アイドルではなくて)。
 だって、徳山秀典さん、香港映画主流のマフィアものはお得意だし、ボクシングとかやっててアクションできるから、カンフーものもいけるし。あー、そうなると、「古惑仔」を徳山秀典主演で観たい!
 日本版作っちゃえばいいのに! これ、絶対はまり役だと思うな。

※「古惑仔」は広東語でやくざとかチンピラという意味です。香港で大ヒットしたコミックが原作。チェン・イーキンを一挙にスターダムに押し上げた作品。このブログでも書いているので、興味がおありでしたらお読みください。因に、自身も、この映画にはまり、香港映画を観出しました。

「スマイル」全編観ました! 前言撤回します。

2009年10月25日 | 映画・ドラマ
 小栗旬、悪っるいヤツだなー。しつこいし。本当に「蛇ににらまれた蛙」だよね、徳山秀典、伊沢マサキ(ホーリーランド)になっちゃってやっつけちゃえ。と思ったくらいの悪役振り。
 しかし、今やってる「東京DOGS」と同じようなスーツ姿で(頭は金髪だけど)、ここまで違う人演じられるってとこが、彼の底力なんだようなー。
 それと、本当の意味での主役は、中井貴一だったね。これも文句無しの巧さ。
 それから、前回2編しか観てなかったけど、徳山秀典。巧い! 線の細い、お人好しで、ペースメーカー的存在を軽く演じながらも、時折見せる、キリっとした表情。しかし、なんでこの人は、役によってこんなに変われるんだろう。全くの別人だよね。そして、バラエティで見せる素顔は、これまた、どの役でもない新たな顔。不良役でも、そのドラマによって若干の違いもある演じ分けとか、巧いよね。今、凄く魅力的な俳優さんの1人だ。もっと、大きな役でブレイクして欲しい1人でもある。
 人権問題とか、家庭の問題とか、果ては裁判員制度まで織り込んだ見事なストーリー。誰もが傷付きながらも前に向かっている。そんなメッセージか!
 無理して恋愛を織り込まなくてもいけたんじゃないかな!
 小池栄子もすっかり女優さんだし、いしだあゆみは前回道理言うこと無し。良かったです。ただ、森三中の村上知子がねぇ。女性のお笑いさんがドラマやると、みんなあんな感じになっちゃうんだよね。くそ真面目を作りすぎてるって言うか。久本とか松本明子なんかもそうだった。これ惜しいね。
 ラストのまつじゅんのズラは、志村けんがハナタレ小僧コントの時みたいで、これはちょっとー。

「裸の大将 火の国・熊本篇 ~女心が噴火するので~」。裸の大将で泣いてしまった

2009年10月25日 | 映画・ドラマ
 故・芦屋雁之介さんから、塚地武雅(ドランクドラゴン)
にバトンタッチして、早くも第四弾、すっかり塚地の当たり約となったようだ。第一弾が長野県、第二弾が宮崎県、第三弾が山梨県、そして今回は熊本県と、山下清の放浪は続く。
 100年もの歴史ある芝居小屋(八千代座)の再興に医師・赤星頑子(市原悦子)と共に奮闘する清の「愛」と「涙」と「感動」の珍騒動。
 ヒロインには石原さとみ。中尾彬、火野正平、柳沢慎吾らが共演、そして、今回は相方の鈴木拓(ドランクドラゴン)の出番も多かった。
 レギュラーは、画商の岡本(森本レオ)のみで、水川あさみは(スケジュールの都合だろうか?)出演していない。
 とにかく、「愛」と「涙」と「感動」の珍騒動なのだから、どこで「泣けるんだ!」って感じで、どんな悲しい場面も清が面白おかしくと言うか、明るくしちゃうのに、なんだか、グットきた。
 最後に、市原悦子と石原さとみが清を見送って、とうもろこしが風で揺れていたシーンだ。切なかった。
 こういう頭を空っぽにして、何かしながらでも頭に入る話しってのはいいよね。
 市原悦子さんはさすが巧い! 

「ホーリーランド」徳山秀典の魅力爆発だっ!

2009年10月23日 | 映画・ドラマ
 いやー、参った、参った。徳山秀典ファンにはたまらない、お宝画像満載。一気に観ちゃった。
 「仮面ライダーカブト」でキックフォッパーも観たけど、カッチョインだか、バカなのか良く分かんなかった(でも格好良かったけど)おとぼけライダーで、出番も少なかったが、「ホーリーランド」ではこれでもかってほどクールなお顔を拝見できる。
 まあ、おとぼけライダーでも、若きママさんがはまるのも納得だけど。「ホリーランド」もお勧めしたいが、お子さんと観るのはえぐい内容なのでNG。
 しかし、徳山秀典って、役によって(?)、顔(表情?)が全然違うんだよね。「子育てプレイ&MORE」のナルシストのアイドルの時は甘ーい、かわい子ちゃん顔。だけど、「仮面ライダー」や「ホーリーランド」では全くの硬派顔。
 私は、「子育てプレイ&MORE」のいちいち決まる表情が好きで(特に口を開かず「ん」って言う時)、繰り返し何度も視聴。子育てプレイ&MORE」。これはママさんにも是非観て欲しい。ただし、この役の徳山秀典はちょっと、反町隆史入ってた。
 さてさて、「ホーリーランド」は、虐められッ子で、引きこもりだった神代ユウ(石垣佑磨)が、独自でボクシングを習得し(現実には無理だけど)、「ヤンキー刈り」となり、町のヤンキーから目を付けられて、闘いを余儀なくされる。という単純な話しだが、引きこもり、虐められっ子の追い詰められた心情も現している。この主役の石垣佑磨って子。ちょっと小出圭介と藤原竜也を足して割った、っぽいのだが、情けなさっぷりが巧い。
 で、もう1人の主役の伊沢マサキ(徳山秀典)は、不良少年達の抗争が頻発する下北で「路上のカリスマ」と呼ばれ、一目置かれる存在。ユウを助け、力にもなる存在。自分の乱闘シーン以外では、プロ顔負けの解説もしちゃう。
 一番印象的だったシーンは、第二話で、ユウが「ヤンキー刈り」として、ヤンキーに囲まれ、タイマンを余儀なくされる場面。引きこもりだったユウに初めてできた友達の金田シンイチ(青山草太)と遊んでいる所を共に拉致(?)されて、タイマンの場に連れて行かれた、ユウとシンイチ。周りは悪そうなヤンキーが囲んでいる。
 そこで、ユウが、「シンちゃんは関係ないから行って(逃げてだったかな?)」と促すが、シンイチは震えながらも、ユウが『ヤンキー刈りなんかの訳が無い」とか、かばい逃げない。
 これには正直、感動した。そして、こんな怖い(マークされてる)ユウとの友情もその後変わらない。娘さんたちよ、惚れるなら、こういう男だっ。派手さも無いし、頼りない。でも、心はピュアだ。こんなピュアな人ってそうはいない。と思うぞ。
 自分を犠牲にしても、何の力になれない自分を分かっていても、「逃げない」。これは最強だ。
 知り合ってまだ間もないし、当然逃げて、ユウに「やはり友情なんかない」と自覚させる場面かと思っていたのだが…。なんか、闘えないし、怖がって足も声も震えてて、情けないんだけど、シンイチって凄く勇気があると思った。
 だって、逃げちゃえばいいいんだもん。一体、どのくらいの人がこのシンイチと同じ場面で(死ぬかも知れない。そこまででは無くても大ケガは覚悟しなければならない)最後まで、友達を裏切らないでいられるだろうか?
 このシーンが好きだ。
 これもコミックが原作らしい。
 まあ、作品自体にメジャーな俳優も出ていないし、派手さもないので、強くお勧めはしないが、一度観ちゃうと案外はまります。申し訳ないが、最近知った、徳山秀典以外は、全く知らない人たちばかりなのだが(10話に内田朝陽が友情出演してた。誰の友達なんだ?)、だっれも演技下手じゃないんだよね。
 この作品、深夜枠か地方局制作だと思うけど、だからこそ、完成度が高かった。ヤンキーの格闘家、みんな本物でしょう。それぞれ、武術の経験者を配置している。と思う。これがもし、映画や、ゴールデンのドラマだったら、有名どころを持って来るから、これほど、リアルなアクションは出来なっただろう。
 

「ドロップ」んーん。おばはんには理解出来ない世界だ

2009年10月22日 | 映画・ドラマ
 水嶋ヒロ、かっちょいい! に尽きる。まあ、本当に、いい男っぷり。これ、「メイちゃんの執事」終了と同時に映画が始まったから、当時からそのギャップが話題になってたなー。
 これ、品川ヒロシ原作・脚本・監督の実話でしょ! 怖いよね、水嶋ヒロみたいな人側に居たら。なんで、ああ、喧嘩ばかりしてるんだ?
 それにしても品川ヒロシを成宮寛貴が演じてたんでしょ! どうにも成宮寛貴と品川ヒロシが重ならないけど、まあ、いいか、成宮寛貴って、「西遊記」(だったっけ? 香取慎吾の)に出てた頃は、「どこのハンサムだ?」って思ってたけど、段々、ハンサム度が落ちてきたなー。
 話しは、中学生の信濃川ヒロシ(成宮寛貴)は、あこがれていた不良になるため、全寮制の私立中学から狛江の公立中学に転校するが、転校初日に校舎裏に呼び出せられ、仲間になるため根性焼きに耐え、他校の不良にタイマンで勝利。
 と、全編、怖い!
 怖いながらもユーモアチックな場面や台詞もあるけど。それが救いかな。まあ、品川ヒロシの監督デビュー作と水嶋ヒロの脱皮ということでなら合格なんじゃないの? でも、水嶋ヒロは、「東京DOGS 」でも同じ様な感じだから、ここで脱皮しなくても、幅広くこなせるんだよね。
 上地雄輔が押さえた演技してました。
 そうそう、実話なら、品川ヒロシの母ちゃんって胆が座ってる!
 私的には、今イチ! と言うか、おばはん(あたしのことだけど)には、こういう子たちが理解出来ないので。

「プレイ」シリーズ3本を観ての感想

2009年10月20日 | 映画・ドラマ
 「親孝行プレイ」、「子育てプレイ」、「子育てプレイ&MORE」について。
 いずれもマイナー制作で深夜枠。そして、舞台はほとんど居間。「親孝行プレイ」は居間だけだ。そこで、どこがどう違うと言えば、アドリブだろう。
 「子育てプレイ」が一番有名どころが出てるにも関わらず、興味を引かれなかったのは、役者のアドリブが少なかったのでは?
 「子育てプレイ&MORE」は、「子育てプレイ&MORE」の項で書いたように徳山がいけてた。
 「親孝行プレイ」も書いたが、ほとんど3人で、しかも場面展開無しで、ここまで面白いってのは凄い。お金を掛けていないドラマでここまで引き付けるってのは、役者冥利に尽きる。
 深夜枠でも、観てる人は観てるからねっ。
 このシリーズ続けて欲しいなー。
 しかし、基本はシンプル。「親孝行プレイ」のような設定で、演技者も最低限に押さえ、有名どころは排除し。視聴者から観て、マイナーながら明日のスターを発掘出来る。
 そしてギャグのセンスがいい。こんな番組にして欲しい。
 そうなると、やっぱ、安田顕。そして今回注目の、徳山秀典。この2人でどうさ?
 徳山秀典って内田朝陽と被るよね。その内田朝陽は長瀬智也と被る。徳山秀典と長瀬智也はほど遠いけどさっ。いやー、芸能界は厳しいねっ。

「チーム・バチスタ ナイチンゲールの沈黙」初めて観た! このシリーズ

2009年10月20日 | 映画・ドラマ
 伊藤淳史、仲村トオル主演というジミーな配役にも関わらず、連ドラ、スペシャルが出来る程の人気は、演技力と本か?
 伊藤淳史は見るからにいい人っぽいが、主役の顔ではない。が、しっかりと主演。チビのりダーから培った演技力の為せる技か?
 伊藤淳史と親しかった友人の話し聞いた。ぺいぺいのスタッフにも分け隔てなく、驕ることなく、普通の人だったそうで、家が近かったことから、よく一緒に電車で帰ったんだって。
 今回のお話は、事件を目撃した青年が植物状態になり、その謎を伊藤淳史、仲村トオルが解明するってもの。ラストでは、また次回に繋がる展開でTHE END。
 ほかに、中島健人、高田翔、山田優、袴田吉彦、小沢真珠が共演。
 医療ドラマながら、医師が主役でなく、かつ、医療より推理が軸ってのが新しい。これ、面白い。また機会があれば観たい。でもさ、ごめん、ときめきが無いのはイケメンが出てないからなんだよね。今や、ワン ドラマにワン イケメンは必須でしょう!

「劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE 」おばさんに戦隊ものは無理

2009年10月20日 | 映画・ドラマ
 誰が誰だか分かりゃしない。変身なんかされた日ニャー、カブトがどれかも分かりゃしねー。辛うじて赤いからカブトは分かっても、ガタック、ザビー、ドレイクっなんて識別不能。 仮面ライダーって、今jはほかにも沢山いるらしい。
 変身後のスーツ(?)あれって、本当にカッコいいの? あー、完全に世代のギャップだー。
 昔は単純で良かった。1号とか2号で話しはすんだもん。V3あたりからちょっち、かっちょいい名前にしてみっか? 的になってきたかな? それでもV3だもん。倒すのは、ショッカー。単純明快。藤岡弘とか宮内洋なんかが演じてた時代から考えると、本当に線の細い今風のお兄ちゃんになったよねー。こりゃあ、若きママさんが熱狂するのも頷けると今更ながらに思ったが、なにせ、変身前でさえ、誰が誰やら分からない、おばはん現象のため、視聴断念。
 ただ、水嶋ヒロがカウボーイ崩れみたいな格好で登場するのは笑えた。あんな格好で歩いてたら、目立つじゃんというか、居ないよな、あんな人。

「東京DOGS」初回。現在無敵の顔合わせで当たらない訳が無い

2009年10月20日 | 映画・ドラマ
 これかなり視聴率いったんじゃない? だって小栗旬と水嶋ヒロったら、旬の俳優さんだもん。反発し合う堅物刑事とはみ出し刑事がコンビを組んで事件に挑むという主軸は、まあ、珍しくないが、目玉はこの2人のキャアスティング。それだけでしょう!
 月9、が(いつからこう呼ばれてるのか?)がドラマの最高峰みたいな感じだけど、それに相応しい顔合わせってことで。女子どもニャア、たまんねー。って感じ?
 小栗旬はどんな役でもやれる安定感があるが、水嶋ヒロもちょい悪お軟派ってとこは「イケメンパラダイス」の役と少し被るかもね?
 基本的に、濃い系ハンサム顔(絵に描いた様な)は苦手なので、今の水嶋ヒロは「ふーん」という感じなのだが、「メイちゃんの執事」の時は、今風に言うと「ちょー、カッチョ良かった」。世の中に「こんな素敵な人が居るんだ」と思えたもんだ。
 勝地涼って子もちょいちょい、いろんなドラマに顔を出してるけど、子役上がりかな? あとは、東幹久、ともさかりえ、大塚寧々、三浦友和あたりが知ってる人。
 小栗旬の母親役の田中好子の登場シーンが毎回のお笑い担当なのだろう、面白い。スーちゃん、歳取ったなー。
 ヒロインの吉高由里子って誰?