観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「痛快!ビッグダディ・3時間スペシャル」面白うございました

2009年09月29日 | 映画・ドラマ
 おっかあ、まともになったじゃん。前回見逃したが、この正月の「痛快!ビッグダディ・8時間スペシャル」の時は腰を抜かさんばかりに驚いたものだったが。まあ、時折「ぷっつん」ぶりは発揮してたけど。男性から見たら可愛いのかもね。こういう人を男好きするって言うんだろうなと思ったりもした。しかし、まだ38歳というのに、すっかりおばちゃん体型になっちゃったねぇ。正月はまだそうでもなかったのに。幸せだということか。田舎のおばちゃんって、世間も見識も狭いから、おおいうタイプ結構居るんだよね。三つ子も可愛くいい子になってきたし。やっぱ環境って大切なんだねー。
 この家族の子どもたちは紙染めたりヤンキーになったり(奄美でなりようもないか)といったことが全くなく、みんな素直にそして優しく育っているのが凄い。これって、ビッグダディの子育ての結果だろう。そして、何より、お世辞にも豪華とは言えない食事でも、大勢で食べると美味しいんだろうなー。
 自然の中でのびのびと育つ彼らはどんな人生を選択するのだろうか?

「ドラバラ鈴井の巣」でちょうどライブと録画の連携観たばかり

2009年09月27日 | 映画・ドラマ
 今さっきの「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で、ラストシーンは両国国技館。この、生中継からドラマに移る経緯はお見事。慎吾とキムタクが本当に、ライブのあった今演じてるかと思える程だった。奇しくもこの数時間前に「ドラバラ鈴井の巣」で、同じ様なシーンを観ていた。
 「チームナックス」が「チーズスナック」という一夜限りのアイドルになってステージに立つまでのドラマの最終回のライブを生放送。生で謳って踊った「チーズスナック」。笑っちゃうくらい面白かった。
 しかし、HTBって底力のあるテレビ曲だ。一地方局がここまでやれるというパワーは「水曜どうでしょう」もそうだが、凄い。いやー、北海道の人が羨ましい。

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」テンションいまま終わっちゃったねぇ

2009年09月27日 | 映画・ドラマ
 終始一貫しての高テンションのまま、最終回。お話は原作の中で最もの人気のあるシリーズ再傑作「さよなら、両さん!!」。木村拓哉が不気味な存在として正体が分からないまま、エンディングのテロップがでちゃって、「あれっ? 見逃した?」と思っていたら、最後の最後で同級生と判明。しかもラストは両国国技館。この、生中継からドラマに移る経緯はお見事。慎吾とキムタクが本当に、ライブのあった今演じてるかと思える程だった。
 カラッとした明るいドラマだったので、終わっちゃって寂しいな。それに、徐々に観る連ドラ減ってるし。元々能天気なばかっ話しか、時代劇とかの歴史物が好きなので、恋愛物や回りくどいお話はどーにも苦手。
 また、こういうノリのドラマを待つ。
 最近のヒット作は、「親孝行プレイ」。続編出来ればいいのに。安田顕が面白くて、「コールセンターの恋人」も観てたけど、こっちも終わっちゃって、やすけん、次は何に出るの?

「 天国で君に逢えたら」ゴリが迫真の演技で…

2009年09月25日 | 映画・ドラマ
 38歳の若さで末期ガンで余命半年を告げられ最後まで闘い希望を持ち続けた、世界的プロウインドサーファー飯島夏樹さんが遺した執筆したベストセラー「天国で君に逢えたら」を元に制作されたスペシャルドラマ。
 先立って、大沢たかお主演、伊東美咲で映画化された「Life 天国で君に逢えたら」は原作に忠実に飯島夏樹さんの闘病と家族との触れ合いを追っていたが、今回のスペシャルドラマでは、患者とその家族を繋ぐ架け橋となる「手紙屋」になる精神科医を二宮和也が演じ、原作や映画とは違った作りになっている。
 同じ物語を映画とドラマでそれぞれ製作した作品は多々あるが、別の視点から描いた作品はこれくらいではないだろうか。また、違った作品となった。
 飯島夏樹さんを緒形直人、その妻に木村多江ほか、井上真央、ゴリ(ガレッジセール)、矢沢心、富田靖子、津田寛治、平泉成、ユースケ・サンタマリア、宮本信子と味のある顔ぶれが揃ったが、中でもゴリが迫真の演技を魅せた。


「嵐がくれたもの」に結構はまってます

2009年09月24日 | 映画・ドラマ
 この時間帯は、うるさいくらいのテンションに加えまっ昼間から下ねた炸裂だった「非婚同盟」。何を伝えたいか良く分からなかったが、変な面白さがあったっけ。そして、次は、落ち目の女優と新鋭女優の「エゴイスト」。これは2回くらい途中を観たけど、全く興味が湧かなかった。そして、結婚するのしないの、好きだの嫌いだの、親同士がどうのの「夏の秘密」。これも何だったんだろう? 前枠の小堺一機の番組がつけっ放しだった時たまたま観た程度だから良く分からないや。
 今、調べていて、「牡丹と薔薇」は観た。オーソドックスな少女コミックみたいな典型的な昼ドラだった。「すげー」とか「何で?」の連続であり得ないラスト。これ以前書いたと思う。そして、続いて「冬の輪舞」。この2本、衛生で観たんだよね。海外に居たから。まあ、再放送を連日流すってことは日本でも人気だったことでしょう。
 で今期の「嵐がくれたもの」。先週くらいから観始めたので、最初ストーリは分からなかったが、分からないなりにも、観続けると、遡った内容から分からせてくれる親切な台本と、初めて観た時に、若くて古くさい髪型の男の人が赤ん坊を背負っているシーンだったので観始めた。赤ん坊を背負う男性が、とにかく似合ってないんだもん。逆に興味湧いちゃったよ。
 そしたら要約すると、伊勢湾台風で、親と一緒に旦那さんと娘(赤ちゃん)が死んじゃったということになって主人公の 岩崎ひろみが、悲しみから、避難所で見付けた赤ん坊をさらってしまい、我が子と思い育てるんだけど、実はご主人が記憶を無くして、実の娘と一緒に名門の家に婿養子に入ってた。
 しかも、連ドラの凄いところは、生活レベルも接点も無い世界に住んでいる筈なのに、この元夫婦がであって、ご主人が記憶を取り戻す。これはもう、ご縁と言うか、日本は狭いのかは不明だけど、出会わなければお話しにならないからね。
 まあ、出会うためなのであろうが、警察官という国家公務員で、生活に不自由しない筈のヒロインが子どもを施設から連れ出し出奔するってのが良く分からないし、しかも、靴磨きとかやっちゃって、夜は客引きしてるから、ホステスなのか? 売春なのか? これは途中から観た悲しさで不明。そう貧乏の中で育てないといけない。これ鉄則。
 子どもを育てるために饅頭屋で饅頭を盗むんだけど、取ったら逃げればいいのに、店の中で食べ出しちゃうあたりもなんだか、面白いぞ。
 で、こんどこそ、幸せになれるかと思った矢先に、旦那さん、事故に合っちゃう。これも鉄則。
 とにかく、鉄板面白い! 展開が気になるなー。
 それと、永岡佑って役者。 岩崎ひろみのご主人役の人。知らなかったけど、レトロないい味出してるんだよなー、これが。なんか、ああいう眉間にしわの似合う、鼻筋の細い人って好きさ。
 
 
 

酒井法子の記者会見。

2009年09月19日 | 映画・ドラマ
 正直、「得だよな。ああいう清楚な人って」というのが印象。もし彼女が、お色気を売りにしてるタレントや、グラビアアイドルとかだったら、非難集中だったと思う。
 が、一部マスコミが、4日間も練習した台本とか、入れ墨をコンシーラで隠したとか報道しても、画面に映った彼女の清楚さは「白です」のいきだ。
 記者会見でわざわざ着替えたり、化粧も濃くなっても、誰も非難しないどころか、あの警察署前と記者会見のファッションが「いけてる」さえ思った。
 そう考えると、酒井法子って、芸能界では必要なんじゃない?
 中国でウルトラ人気ぶりは実感している。なぜなら、中国圏には、厚化粧、整形美人の年齢より老けたセクシャルな女優しかいないし、またそういうタイプしか需要ないところに、一見薄化粧の清純派のノリピーはたまらなかったみたいだ。
 まあ、逃亡やらなにやらかなり計算されたしたたかな人だと言うこともこの一連の事件で分かり、この記者会見も復帰への一歩。引退なんか考えちゃいないことは読み取れた。だって美味しいもん芸能界。
 しかし、このくらいのしたたかさと、腹黒さが無ければ、芸能界でトップは走れまい。
 いいんじゃないの。
 しかしさ、覚せい剤って、自分で自らを滅ぼす訳だから、ここまで嫌悪する必要があるのだろうか? 犯罪に結び付く可能性や、犯罪そのもののこともある。それはいけない。
 だが、自分の金で、自分を蝕むだけだったら、それは個人責任だからいいんじゃないかと思う。あのまま放っておかれ、酒井法子が廃人になって死んだとしても本人の責任にほかならない。

「クレヨンしんちゃん 戦国大合戦 」深い

2009年09月19日 | 映画・ドラマ
 「クレヨンしんちゃん
 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」。言わずと知れた、話題の草なぎ剛主演の「BALLAD 名もなき恋のうた」の原作だ。
 子ども向けアニメでここまでやるか? という心理的深さとしんちゃんの能天気さがかなりいい。
 そして、この原作をしんちゃんではなく、武将の視線から捕らえた映画は、かなりの感動者だと観ぬうちからそう思う。
 愛犬シロが裏庭に突然掘りかえした穴から、不思議な箱を見つけたしんのすけ。そこから出てきた一枚の巻物。その事件をきっかけに、天正2年にタイムスリップしたしんのすけと野原一家は、又兵衛と彼がほのかに思いをよせる廉姫らと出会い、時空を越えた思わぬめぐり合いに互いに驚きつつも親交を深めてゆく。
 図らずも「クレヨンしんちゃん」作者、臼井儀人さんが行方不明で、死亡説もある中、偶然の視聴となった。

「任侠ヘルパー」終わっちゃったよ。久々のヒットだったのに

2009年09月18日 | 映画・ドラマ
 最終回。良かった。
 ストーリーよりも役者の巧さが光ったドラマだった。草なぎ剛はもう本物。黒木メイサ。
 そして終盤グット存在感を出してきたのが、山本佑典。五十嵐隼人も最終回で頑張った。イケメン、人気俳優、人気番組に出演していたが、あまりパットしなかったこの2人が光った。
 惜しむらくは大杉蓮が、まんまにいい人だったことくらいかな。何か過去があるかなと思ってたので。
 いやー、それにしても老人介護という面から見ても、人情とか正義とか、お役所仕事とか、色々な面で考えさせられるドラマだった。
 早くも、続編を待つ。
 草なぎ剛って怖いくらい凄い俳優だよね。バラエティとかのおとぼけぶりを知ってなお、映像の世界に引き込んでくれる天才だと思う。
 願わくば、「こんな凄い役者がいる」ということを世界に示してほしい。

戦場のメロディ~108人の日本人兵士の命を救った奇跡の歌~」

2009年09月13日 | 映画・ドラマ
 我が日本のことながら、知らなかったことって多いもんだと改めて思い知った。終戦から8年間も自由を奪われたばかりか命の危険にさらされていた人が居たなんて。さらに驚いたのが、一度帰国していたにも関わらず、再度、連行されてフィリピンに連れ戻される。非人道的な話しだ。「私は貝になりたい」と同じ様なことが多くあったのだということも知った。
 あんな過酷な戦争を生き抜いたにも関わらず、処刑されなくてはいけなかった人の心中を思うと言葉が無い。
 ここ数年、湧き出るように、あの戦争による理不尽な一面がクローズアップされてきているのはいいことだ。是非、アメリカ始め、戦勝国の方にも知っていただきたい。
 第一、あれだけ、日本に経済援助を要求しておきながら、「戦争賠償責任を中国は辞退して日本から陪食金をもらっていない」と、現在の中国のインテリ層は言い切っているのだから。
 「戦場のメロディ」は、ドキュメンタリーと、ドラマが交差しながら、渡辺はま子(薬師丸ひろ子)、復員局のフィリピン担当・植木信吉(成宮寛貴)、現地に渡り、戦犯とされた元日本兵救済に尽力した僧侶・加賀尾秀忍(小日向文世)らの元日本兵救済行動と、投獄された前川治助(萩原聖人)ら元日本兵の生への葛藤。双方から事実を追っている。
 渡辺はま子さんという歌手は、私の記憶では、懐メロに出て来るおばさん歌手としてのイメージしかなかったが、こんなにも立派な方だったとは、改めて、頭の下がる思いでいる。
 加賀尾さんにしても、赴任期間の半年以降は数年感も、自らの意思で、1人でも多くの命のために現地に残った。
 日本が貧しかった頃、こういった立派な人間。芯の通った人間は沢山いたのに、そしてそれこそが、「武士道」だと思うのだが、豊かになった現代。どうだろうか? 豊かさとともに、人の心には欲といった邪念が広がっていくものではにだろうか。
 「最後の赤紙配達人」、「あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった」、「硫黄島からの手紙」、「私は貝になりたい」、「流転の王妃」などなど、あの戦争で起きた悲劇は数多いのだ。そして、その現実があまりにも知らされていない、また知ろうとしない日本人に対する警告として受け止めたいと思う。
 野坂昭如氏の「戦争童話」シリーズなど、学校教育の一環として、子どもたちに観せるべきアニメだと思うのだが…。

「コールセンターの恋人」無理矢理事件の最後

2009年09月12日 | 映画・ドラマ
 今イチでしたねぇ。主演ってことで、小泉孝太郎も頑張ったんだけどね。倍賞美津子がゲスト出演したあたりまでは良かったが、後半は無理矢理クレーマーを作ってる感じ。
 内容も今イチだったしね。青山(ミムラ)の過去も、それほどのもんじゃなかったし。でも、ミムラの演技は巧かった。それと、松重豊と安田顕がナチュラルな面白さを演出してた。これは買い。
 

「いきなり!黄金伝説 SMAP “草なぎ剛”の24時間 戦国時代生活」同番組久々のヒット

2009年09月11日 | 映画・ドラマ
 これは面白かった。「いきなり!黄金伝説」も初期、ココリコが鶏と暮らしたり、ヤギもだっけ? あと、田中が北京の料理屋で修行してたあたりはすんごく面白かった。あれ好きだったなー。最後まで観られず、自分が中国に行っちゃったんだけどね。
 そこで登場したのが、1カ月1万円生活。これも、最初は良かったんだよ。よいこの浜口が面白くて。が、徐々に、ペーズダウン。ココリコがMCに徹するようになってから面白さ半減だよ。
 ファミレスとかを食べ尽くすも、何だか実が無い感じなんだよね。出演するタレントによって楽しい時もあるけど、結局、何が残るの? って感じで。これも、アンタッチャブルの鮪を食べ尽くすあたりが潮時。
 全く興味なくなったのが、ギャル曽根が食べ尽くすシリーズが始まってから。
 制作サイドもマンネリには気付いてた筈。そんな時に、超大物が。やったね。ジャニーズがだよ。映画の番線あっての出演は見え見えだけど、通常なら、スタジオでコメント。って役割なのに、事務所も本人も良く受けた。
 草なぎ剛のスケジュールが24時間しか切れなかったのだろうことから、同番組にしては短い時間だが、視聴率にはかなり貢献したと思う。
 何よりも、草なぎのぼやきとスタッフのやり取りが面白い。まるで、「水曜どうでしょう」のようだ。大泉とキャラは違っているが、草なぎのぼやきもイケテル。
 そう考えると、「水曜どうでしょう」って怪物番組だよね。
 そして、草なぎ、時折、「俺、SMAPだよ」と言ってるけど、「SMAP×SMAP」じゃあ、もっとお笑いさん並みのことしてるじゃん(笑)。
 昔は、ジャニーズって貧相なか細い裸体を惜しげも無くさらしてたが、最近はみんななんであんなマッチョなの? と思っていたら、ツヨポンもいつの間にか、すげー、身体作ってた。
 イヤー、これ続編観たいよね。慎吾と無人島とか行ったり。
 最後に、一カ所やらせ発見。さといもを掘るシーンで、「これがさといもだ」みたいなシーンなのに、すでに背中に背負っているかごに、さといもの葉っぱが入ってた。

「ほんとにあった怖い話 10周年記念スペシャル 京都パワースポットツアーSP」

2009年09月10日 | 映画・ドラマ
 怖いの嫌い嫌い。怖い怖いで見るどころか、毎年夏になると見たくもないのに、宣伝で流れるのさえ駄目。なのに、京都パワースポットツアーとか、興味ある俳優が出てるんだもん。加藤清史郎、上地雄輔。ほかも人気俳優だし。人気俳優なら怖さも半減するか…っと思ってたけど、画面凝視は出来ず。ボリュームも絞って、ほかのことしながらの鑑賞。
 合間合間のナビゲータの稲垣吾郎がほんわりと、能天気っぽくて気がまぎれた。冷たいかき氷を食べた後の、お茶みたいな感じ。

「赤鼻のセンセイ」終わっちゃったねぇ。早くないかい

2009年09月10日 | 映画・ドラマ
 あっと言う間に終わっちゃいました。まあ、最後はハッピーエンドって筋書きも最初から読めてたし、こういった内容ってのも分かってたけど、それでも面白かったのは出演者によるところが大きいんじゃないか。
 大泉洋、上川隆也、小林聡美のとぼけた演技。大泉は地っぽかったけど。そして能面のよな表情の無さで結構おとぼけ演じる香椎由宇。
 以前に見所は、神木隆之介、須賀健太の子役対決と書いたが、これは須賀健太の役の方が良かったね。しかし、昔の子役はその当時がベストで成長に連れてなぜかずんぐりむっくりのとっちゃん坊や(女性も)みたいになっちゃってたけど、今の子役は、後3年後くらいはイケメンで主役張って、ゆくゆくは、大河ドラマの主演もやっちゃうんだろうなー。といったタイプが多くなった。神木隆之介なんか、2~3年後は間違いなくブレイクすることだろう。演技も巧いし。
 でもこのドラマ10回で終わっちゃったってのは、局の都合か? それとも、視聴率か?
 個人的には、段々、観る連ドラは減っちゃってつまらない。次期クールは興味あるドラマないもん。

「さくら道 読売テレビ開局50年記念ドラマ」役者の巧さが決めてだった

2009年09月10日 | 映画・ドラマ
 いやー、薬師丸ひろ子巧い。これが全ての感想。
 ストーリは実話で、太平洋と日本海を桜の道で結ぼうと国道沿いに桜を植え続け、志半ばで病に倒れた実在の人物を描いたものなので、この方の思いや行動には頭が下がる。こういった素晴らしい人物を広く紹介するのはいいことだと思う。
 今回はドラマとしての感想になるが、桜道を作ったバス車掌の良二(緒形直人)、その妻光代(薬師丸ひろ子)、孫娘の美樹(志田未来)ほか、笹野高史、井川比佐志、赤木春恵、大滝秀治 といった蒼々たる顔ぶれで、現在は評価されている行為でも当時は理解されず、狂気じみているとさえ思われた実態を巧く表現。
 印象的なシーンは、家系を圧迫する夫に、薬師丸が声を荒げる部分。「そうだろうとも」の共感を誘う演技はお見事。
 それにしても緒形直人、お父上に似てきたなー。

「天地人」終盤になり

2009年09月07日 | 映画・ドラマ
 うーん。駆け足だよね展開が。今年は、秋山兄弟のドラマが年末に入るとかで、4回少ないこともあるのだろうが。もうすぐ関ヶ原でしょ! 人物の推移も早すぎて歴史知らなかったら追い付かないんじゃないかな。前田利家(宇津井健)なんか、ナレーション1行で死んじゃったし。だったら、木村佳乃と長澤まさみのくだりはいらなかったよなー。宇喜多秀家(上地祐輔)も関ヶ原からの出演でよかったかも知れないね。
 越後時代の展開があんだけ面白かったのに、この駆け足はいただけないな。
 上杉景勝(北村一輝)は年相応に老けてるけど、老いてなお、ピッカピカの直江兼続(妻夫木聡)がなんとも…。
 それと、ここまで家康(松方弘樹)を悪人に仕上げたドラマも珍しいんじゃない?