観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「御家人斬九郎」。

2012年06月30日 | 映画・ドラマ
 柴田錬三郎による時代小説のドラマ化。原作者の意図は、「明るい眠狂四郎」だそうで、渡辺謙が主演の斬九郎を演じている。ちょっと見、高橋英樹に似てもいる。
 江戸末期、大給松平家に名を連ねる名門ながら無役の三十俵三人扶持の最下級の御家人である松平残九郎家正(通称、斬九郎)が、かたてわざと称する武士の副業によって活躍する物語。幾ら無益と言え、出仕するのに、月代を剃らなくていいのか? といった疑問はあるが…概ね面白い。
 その斬九郎が唯一頭の上がらない存在の母親麻佐女に 岸田今日子が扮し、こちらもいい味を出している。
 設定も物語も面白く、時代劇の醍醐味を味わう事が出来るドラマだ。
 ほかに若村麻由美、益岡徹、塩見三省、唐沢潤らが出演。

追記 知らなかった。最終回、こんな悲しい結末だったとは…。続編は作らないといった制作サイドの意図は、思うに渡辺謙のスケジュールを押さえ切れないからか?

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