観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「花より男子ファイナル」。これ前評判倒れでは?

2008年10月23日 | 映画・ドラマ
 世界を舞台に金は掛かってるみたいだけど、スケールが大きいのとは違うと思う。F4 ファンはどう思ったのかな? 前半は道明寺とつくしの2人舞台だし。
 言葉の掛け合いが多くて、折角の海外も生かせてない。わざわざ海外ロケすることもなかったんじゃない? 都内で十分の展開だし。
 連ドラの面白さ半減。
 花沢類憧れの女性。確か、「一番好きな人とクリスマスを過ごしたかった」とか言って日本に戻って来なかったっけ? それが、結婚しちゃいました。一番好きな人って抱き合ってたよね、花沢類と。変なの。
 F4面子も連ドラ1から2の時のバージョンアップは凄かったけど、今回は全くバージョンアップしてない。キャラも生かせてない。大物俳優も生かされてないし。藤木直人もなんで出演したんだろう。
 それにしてもつくしは、何で、あんな馬鹿で単純で我がままな道明寺がいいんだろう。どう考えても花沢類だよなー。やっぱ。
 最後に、無人島に着の身着のまま流れ着いた2人がなんで着替え持ってるの? いくら金かけてもこういうリアリティをおろそかにしたら、すべてが嘘っぽくなってしまいますよ。最後まで観るのが辛かった。駄作。
 

「東京大空襲」。音楽が絶大の効果を挙げる。

2008年10月23日 | 映画・ドラマ
 随所に多用されているスローモーションと、音楽が、ドラマ全体にかなりの効果を上げていた。監督の勝ち。一般的な戦争ドラマと劃した点は、やはり音楽。
 せつない女性ボーカルの中、死んでいく人々がよろドラマツックに描かれていた。
 このドラマを通しての感想は、あれだけ多くの人が意味も無く死んでいった戦争。無差別殺人とどこが違う? それでも戦勝国は、戦犯にもならない。矛盾と、そして、あの戦争の生き抜いた人たち。立派な人も多いだろうが、あの戦争で生き抜いて、それでなに? と思える人がいることも確か。月日の流れの中でみな忘れてしまったのだろうが、自分が生かされた意味を考えて欲しい。戦争を知らない世代に私なんかに言われたくはないだろうが、そんな世代から見ても目に余る年寄りが多いってこと。
 藤原竜也と堀北真希が主演を演じている。そして、戦争という悲劇と、悲恋が2人を襲う。これがまた、悲しすぎる結末。今の若い娘さんなら、何はともあれ会いに走るけど、それもご時世か。ほかにも色んな形での愛が描かれている。
 それにしても、藤原竜也はやっぱ重い、舞台俳優なんだろうね。それにあの丸坊主、役者だよね。
 堀北真希は、若手女優陣(長澤まさみ、上戸彩、石原さとみ)から一歩飛び出たと言えるのでは? 静かな落ち着いた演技は、堀北真希ならではだろう。元気のいい役、恋愛ドラマは若いうちはいくらでも演じられるが、30年後の女優を想像できるのは、今の所彼女だけかな。
朝鮮人役の瑛太も、ドラマの度に違った顔を見せ、中村梅雀、岸谷五朗、泉谷しげる、真矢みき、浅野ゆう子、それぞれに良かった。っていうか、このドラマ、役者もかなりいい。
 そんな中で捨てがたかったのが、麒麟の田村裕。こいつ、バラエティでは大して面白くないけど、本は書けるし、役者としてはいいんじゃない。静かに進行する田村と国仲涼子の愛。
 余談だが、岸谷五朗と田村裕兄弟みたいなんだけど、この2人でコメディ撮ってほしいもんだ。
 後は、森本レオ。B29に拳銃を発射してのラストは映画のようだった。
 お見事。この一言に尽きるドラマだった。

「おいしいプロポーズ」。目から鱗

2008年10月21日 | 映画・ドラマ
 って、内容じゃないよ。結末は初回から分かってたじゃん。これ、ほとんどの視聴者が分かりながらも観てたと思う。それくらい単純な典型的パターンだ。いがみ合って、敵対視してた2人が恋に落ちるってね。ちょっと斜に構えてる男が、いい人んなっちゃう。恋愛堂の殿堂入りドラマ、キムタクと松たか子も、キムタクと山口智子もこーんなパターン。それを、どこまで面白く、内容に幅を持たせるかは監督とか脚本だっただろう。後は、出演してる役者の魅力。
 個人的には最後の役者の魅力に目から鱗。小出恵介。どっかで見た顔だと思ってたら、「ルーキーズ」のキャプテン。知らなかった。彼は、「ルーキーズ」だけかと思ってたら「のだめカンタービレ」「パッチギ!」「リンダ リンダ リンダ」「初恋」「ただ、君を愛してる」「キサラギ」「ごくせん」「牛に願いを」「ウォーターボーイズ 2005 夏」「白夜行」「めだか」「軌跡の動物園」に出てたんだー。みんな観てたけど全く気付かなかった。
 しかも、「のだめカンタービレ」なんて、あのティンパニーのおかま、カーリーだったなんて…。「おいしいプロポーズ」だけ観たら、昼メロ枠の男前って感想だっただろうが、「ルーキーズ」の御子柴 だよ。年齢不詳の魅力。だって、まんま高校球児だったもん。
 長谷川京子に関しては綺麗なお姉さん。ちょとした君島十和子は誰だろうと思ってたら、小林麻央だった。彼女、君島十和子の偽物みたいだ! ったけど、2人共いい感じに演じてました。
 キャスティングから分かってたけど、西村雅彦、石井正則、橋爪功がいーい味出してたのと、小池栄子も好演。西郷さん(「篤姫」)も出てた。サラリーマン役は地味だけど…今後どうだろう?
 最後イタリアまで追いかけてのハッピーエンドかとも思えたが、これは経費の関係? 大ラスで、偶然巡り会うってのは出来過ぎだけど、最初からネタバレしてたドラマだから、ありだよね。でもいいや。
 長谷川京子が原宿辺りの屋台で開いた店が、「バンビーノ」。これって後に松潤とか北村一輝が務めてたあの店?


「裸の大将~富士山にニセモノが現れたので~」ほろ苦くそして楽しい娯楽ドラマの決定版

2008年10月20日 | 映画・ドラマ
 塚地武雅が山下清を演じることになっての3作目は、富士山を背景に山梨県でブドウ園を営む家族たちとのふれあい、ニセ清を仕立てて詐欺を企むグループの出現、武田の埋蔵金探しなどの珍騒動。
 清は、ブドウ園を営む仲田春子(岸本加世子)、蝶子(山本ひかる)母子と知り合う。春子の夫、吾一(竹中直人)は多額の借金を残して放浪中。
 そんな時、町にニセ清(木村祐一)で一儲けたくらむ詐欺グループが、町をあげての「山下清まつり」を開くことに。そのまつりに、大好きなおむすびの大食い大会があることを知って清も参加するが…。
 とにかくコメディタッチで、笑いの中にドラマは進む。そそてほろりの人情も。
 岸本加世子、竹中直人、三浦浩一、木村祐一、石橋蓮司、生瀬勝久、水川あさみ、森本レオ、津川雅彦ら、脇を固める役者も面白い。これだけの顔ぶれで、楽しくない筈が無い。
 塚地武雅もすっかり清役者になってきた。特に、首を前に出した、立ち姿は芦屋雁之助そのもの。のどかで楽しく、かつ元気になれる。ダ・カーポの歌う主題歌に敢てこだわっているあたりが、またほのぼのとしている。

「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~ スペシャル」で久々のイケ面たち

2008年10月14日 | 映画・ドラマ
 あれっ、中津秀一(生田斗真)ってこんなにもポップな性格の設定だったっけ?
 アメリカから芦屋瑞稀(堀北真希)を追って来た、金髪女が男子寮に、しかも布団の中に入ってたり…。そんなにガード甘い学校だったっけ? しかもこのパツンキ(金髪)、流暢な日本語。まあ、ジェロがあれだけ日本語話すんだからそれはそれでもいいけど。
 仲良しだから、「心配で」ってだけで、アメリカから日本まで来てくれる友人がいて瑞稀も幸せだーっ。
 本編の時も書いたけど、設定に無理があるだけに、ここまでおちゃらけちゃった方がある意味良かったかもね!

「帽子」NHKらしい作りのドラマでした

2008年10月13日 | 映画・ドラマ
 広島県呉市で帽子店を営む老人・春平(緒形拳)と、春平の自宅を受け持つ警備会社員の吾朗(玉山鉄二)が、胎内被爆者の女性・世津(田中裕子)とのかかわりを通じて、生きると言う事を考える。
 戦争映画ではなく、戦争の悲劇からの再生を描いている。前半のほとんどが緒形と玉山の2人芝居といった感じで、後半にキーとなる田中裕子が出演するが、動きではなく、芝居を魅せるドラマ。
 戦争シーンもなく、語りで戦争を伝えている。
 静かに進行していくが、それだけに役者の技量が問われるだろう。
 老人が「生きる誇り」を取り戻すに連れ、表情までもが変わる緒方の演技に注目。


「黄色の涙」嵐ファンの皆様、これまでの暴言お許しください

2008年10月10日 | 映画・ドラマ
 昭和30年を舞台に漫画家 二宮和也、画家 大野智 、ミュージシャン 相葉雅紀、作家 櫻井翔、酒屋の店員 松本潤が夢見る若者を演じている。
 自分が最初に東京で住んだアパートはあんな感じだった。50年代だったが、ほとんど同じ四畳半。そして、芸術論を奏でる友人たちで四畳半は」埋め尽くされていた。
 親からの仕送りは画材に費やし、御飯とワカメの味噌汁だけの食生活。それでも希望に満ちあふれていた。そんな時代を嵐が好演。
 風呂に行く金をケチっても酒は飲んでた。そして、1人ではは生活できなくても友人同士で助け合ってなんとかひもじさをしのいでいた。
あれから数十年。一応に普通の生活をしている。夢を叶えた人はわずか1人。でも、それが青春だった。
 あの時代があったから、今の老て行く自分を客観的に見られるのだと思う。
 古き良き時代。
 誰もが、平等に老いを迎える。容姿や資産など関係ない。そしてその老いは、不本意なものである。しかし、その時に胸を張って自分の人生を振り返りたい物だ。そう思わせてくれる映画だった。
 これまで、「山田太郎ものがたり」「拝啓、父上様」「硫黄島からの手紙」で二宮を高く評価してなかったが、「山田太郎ものがたり」を再度観て、桜井との演技力の違いに圧倒された。
 で、その桜井はと言えば、「黄色の涙」では関西弁も完璧。上手い。
 これまで、相葉、二宮は、KinKi Kidsの「ぼくらの勇気 未満都市」以来あまり評価していなかったが、それぞれが役者として十分成り立つ。これまで、二宮けなしてて、嵐ファンの皆様ごめんさい。
 また、作品としても嵐主演でなくても昭和のノスタルジックを懐かしむ面で気に入った。
 4人の中で1人しか夢を達せられなかったというのもリアルでいい。
 松順はほかの仕事入ってたの? 出番少なかったけど。


緒形拳さんに 合掌

2008年10月07日 | 映画・ドラマ
 「仕掛人梅安」から始まった必殺シリーズ。緒形拳さんの梅安の粋なことったらなかった。まだ、子供だった筆者は、眠い目をこすりながら、金曜10時を心待ちにしたもんだった。
 その後も、「楢山節こう」、「瑠璃の島」、数数えられないほどの出演をこなした緒形拳さん。
 彼の出演作品に駄作はなく、また、彼自身の演じる全ての時代、全ての人が、実存するかのごとくリアルであった。これで、ひと時代が終わった。
 「黄金の日々」の秀吉はお見事。
 緒形さんが出演してるだけで、作品に深みがありました。
 緒形拳さん、あなたの死にざまは忘れません。山岡久乃さんのように逝きたいと願う自分ではありますが、緒形さんにも教えられました。
 願わくば、老いてなお梅安さんを演じて欲しかった。合掌

「恋空」乙女の理想の恋人なのは分かるけどねー

2008年10月07日 | 映画・ドラマ
 女子高生の考えそうな理想の恋愛。ルックスも良くて、男気あって、骨も思いやりもある、そんな男が自分だけを見てるってね。ありねねー。ってことは年を重ねれば分かります。
 第一、高校生でこんなできた人間いないね。それに、こんなできた人がなぜ? 金髪に染めたりしてるんでしょう。子供ができたら大喜び、流産、そして癌。ってこんな高校生ないから普通。
 新垣結衣 、三浦春馬 のコンビはかなり良かったけど、それはあんたじゃない! ことは分かってくださいな。でも、こういうドラマにモテない小娘とか、行き遅れは感動しちゃうんだろうな。とにかく、モテない女のための理想の恋人だわな。
 ドラマとしては良くできてるけど、こんなお話書く乙女チックな人とは友達にはなれないし、なりたくもねー。第一、彼の親は? 親族は?
 何か観ててこっぱずかしくなった。

「しゃばけ」面白しれー、キュートかつファンタスティック

2008年10月06日 | 映画・ドラマ
 「しゃばけ」面白しれー、キュートかつファンタスティックのキュートなんて言葉、このブログで初めて使ったぜい。恐怖ものは好きでないので、序盤どきどきものだったが、ドッコイ。
 江戸有数の薬種問屋の跡取り息子が、人間の姿に身をかえた妖怪と猟奇事件の解決に挑むお話。だが、この跡取り息子、めっぽう体が弱く外出もままならない。寝たきりになることもしばしばなのだ。
 そんなひ弱なお坊ちゃんの一太郎を、NEWSの手越祐也が好演。育ちが良くておっとりしてる感じが話し方や振る舞いから伝わってきた。で、また可愛い! 余談だが、このところ、めっきり手越がお気に入りです。わたくし。
 で、話は、一太郎が親の目を盗んで出かけた夜、偶然にも人殺しを目撃したことから始まった。その日以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は妖怪たちと解決に乗り出すことになったのだった。
 このお坊ちゃんは、なぜか妖(あやかし)を見ることができ、しかも、彼らに慕われ守られてるという不思議な一面もある。その筆頭が、店の手代に化けたの仁吉(谷原章介)と佐助(高杉亘)。本当は、白沢と犬神という妖。谷原章介はカッコいい事ったら…。粋な江戸っ子っぷりがよく似合う。武士よりもむしろ町人役の方がいいかも? もしかしたら、次期、「遠山の金さん」もありだ!
 もうひと人。鈴彦姫役の、早乙女太一が妖艶だったーっ。噂に違わぬ女形。
 一太郎の父親には、岸部一徳。母親は真矢みき。祖母に十朱幸代。って、このままで「必殺」の新作撮れるよね。
 元締めが十朱か岸部(十朱が元締めで岸部がその右腕もあり)。仕事人に谷原、早乙女、高杉、真矢。手越は使いっ走り件仕事人見習い。ってね。
 話は逸れたが、「こんな面白いドラマをどーして誰も教えてくれなかったんだろう」。大江戸推理捕物帳+ファンタジー+人情劇だ。
 続編作ってほしいな。
 原作の畠中恵さんの作品が本屋でやけに目につくが、これなら、分かる!
 ほかに宮迫博之、山田花子、金子賢とか、全然変わってない(いい意味で)志垣太郎、平成ジャンプの高木雄也なんかも共演。山田花子が、カワウソの妖役だったのだが、「鬼太郎」の猫娘を演じてた人気女優に似てた!
 最後に。「面白かったので、今夜もう一度観ます」。「舞妓HAA-N」以来の、すきっとした面白さだった。手越君、また、是非、時代劇やって。
 
 


「ROOKIES スペシャル」。知ってるのに感動!

2008年10月05日 | 映画・ドラマ
 ものすごく楽しみにして、何時間も前から鑑賞準備Ok。だったのに…。連ドラの焼き直し。「そりゃないぜ」、「そういえば、全く番宣してなかったな」とか思いつつ…。
 しかし、いい作品は何度観てもいいものだ。結末知ってるのに熱くなれる。
 最高に好きなシーンは、最終回の甲子園地区予選4回戦で、御子柴(小出恵介)が逆転満塁サヨナラホームランという「ありえねー」設定で勝つシーン。打った御子柴が、呆然と塁を歩きホームに戻る。「ありえねー」と誰よりも思ってたのが御子柴だよね。というシーンだ。
 連ドラで観てるときから感じてたけど、市原隼人太った? シンクロ少年とか、ADとかやってた時、もっと可愛らしかったけど…。眉毛剃ってるからかな? 
 しかし、イケメン野球部と人は言うが、イケメンってイケメンいる? 小出恵介くらいだと思うけど。市原隼人は好きだよ。確かにカッコいい。でも安仁屋恵壹にはイケメンを感じませんでした。
 10歳も若い役やってる上地が凄い! 映画では鳴り物入りの選手が入学するんでしょ? 誰がやるんだろうか? 楽しみ。まさか野久保じゃないよねっ。

「ガリレオΦ」。物理苦手でごめんなさい

2008年10月05日 | 映画・ドラマ
 福山雅治主演の人気ドラマのスペシャル版だそうで、全く知りませんでした。映画化もされたってんで、かなりの話題作ってことも知りませんでした。
 福山雅治が「抱かれたい男No.2」の人気ってことも知りませんでした。何せ若くないと興味ないもんで。
 で、そんなにいい男なら見てやろうじゃないかと観てみました。
 大学の同級生だった福山雅治(助教授) と北村一輝(刑事)のコンビが事件に挑むといった話で、連ドラでと映画では、この相棒を柴咲コウが演じている模様。
 スペシャル版に話を戻すと、密室殺人事件の解決の糸口を求め、専門家の意見を聞くために帝都大学を訪れた草薙刑事(北村一輝)は、理工学部物理学科の助教授になっている、湯川学(福山雅治)と再会。
 助手の栗林宏美(渡辺いっけい)や研究生の塩野谷あかり(長澤まさみ)と、独自の調査を試みる。
 義理の娘を思いやり殺人犯となった、友永幸正(蟹江敬三)。そして婚約者に意味深な電話かけてて、いかにも犯人ぽかった奈美恵(香里奈)。その婚約者、紺野宗介(長谷川朝晴)。これがいまいち説明不足。
 おかしいもん。あの電話の内容。だから、奈美恵は無茶苦茶腹黒くて、義父が犯人を申し出るのを分かっていて利用したって設定かな? と思ったら、本当に義父思いの娘で、最後、友永幸正の部下が、「社長(幸正)の罪が軽くなるように裁判で証言します」と言った時も、しまった。って顔したから、罪が軽くなったら困るんだろうなと思ってたら、深々とお辞儀して、なんだか、本当に真っ白でした。分かんないです。彼女の設定。
 大学の先生に若い女の子のコンビは「全てまるごとお見通し」のコンビを被らなくもなく、そこにヘッポコ刑事の代わりにへっぽこ助手の栗林宏美(渡辺いっけい)が加わった。または、「いいですかー」でお馴染みの刑事とへっぽこ刑事コンビ的でもあった。
 が、福山と北村もしくは柴崎を組ませたキャスティングと福山のキャラが良かったのかなー。
 ドラマ的にも推理的にも面白い、また観たいとは思うのだが、理工学部物理学科ならではの解決が、物理のある日は学校ズル休みしてた小生には、難解すぎ、「まるごとお見通し」コンビの方が分かり易い。
 「やっぱ福山カッコいい」と実感したのは、エンディングでギター弾いてた時。ピカピカ光るブルーのスカーフがこんなに似合う人はそういない!
 


「夢をかなえるゾウ」序章でした

2008年10月03日 | 映画・ドラマ
 水野敬也著のヒット作品のドラマ化。この秋からの連ドラに先立っての序章的なスペシャル番組。
 ダメダメ人間の野上耕平(小栗旬)の部屋に住み着いた、なぜかインドの神様ガーシャ(古田新太)との交流を描いたコメディドラマだ。
 人生の成功を達成させるために、ガーシャの出す課題に挑みつつ精神的にも成長して行く野上耕平を描いている。これが、スペシャル版。で、10月からの連ドラは、その野上耕平が引っ越した後の部屋に入った、星野あすか(水川あさみ)が主人公になる。
 小栗旬って、役の幅が広いよなーっと、どのドラマ、映画でも安心して観ることができる役者さん。に加え、古田新太がいい味出してるんだこれが!
 お話的には、それほど? の出来事も無く、淡々とした内容だったが、この主演2人の演技と、野上耕平の下宿という言葉がピッタリの部屋の雰囲気が勝った。
 さて、水川あさみがどう演じるか? 連ドラを楽しみにしようか。