観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「月曜から夜ふかし」。

2012年04月26日 | 映画・ドラマ
 村上信五(関ジャニ∞)とマツコ・デラックスがMCの、その場で番組内容を選んで進行という形のバラエティだ。MC府二人の掛け合いトークが絶妙。進行テーマ抜きで、二人でずっとトークしていても良いんじゃないかと思える。
 それに、企画が、これまた美坊主(こんな言葉があるの知りませんでした)だの、破産した元大オーナーが島幸作の通う飯屋を歩くだの。
 やはり、TVは深夜が面白いが復活だ。中居正広の「うもれびと」も面白いし、キスマイの「濱キス」も往年の黄金伝説を彷彿とさせている。

人気ブログランキングへ

「陽だまりの樹」。アニメ版観終わった

2012年04月24日 | 映画・ドラマ
 どっひゃー。こんな終末か。しかしこれを漫画で描いたってえのは凄過ぎる。これはもう、宇江佐真理、北原亞以子の世界だ。
 今現在、ドラマを楽しみにしている方のために、結末は書かないが、「参った」。しかし、十三回くらいなら、ドラマは、どんな結末になるのだろうか。



人気ブログランキングへ

「陽だまりの樹」。アニメ版

2012年04月24日 | 映画・ドラマ
 今回は、NHKBSの市原隼人、成宮寛貴によるドラマではなく、アニメ版。
 知らなかった手塚治虫先生の原作だったとは。アニメは、漫画に忠実だと前提の上で話すが、そうだとするとさすがに手塚先生原作だと、実写化も忠実なんだなと思った次第。NHKBSまだ3回しか観ていないけれど。
 アニメも凄く面白い。「仁ーJINー」もこれに感化された部分大きいのではないだろうか?
 やはり手塚先生は天才だ。
 待てよ。となると、手塚良庵、良仙親子はもしや…。そのもしやでした。息子の良庵は、手塚治虫先生の曽祖父だそうです。父・良仙、母・お中、妻・おつね、妹・海香、玉江、その夫の大槻俊斎、手塚良斎も実存の人物だそうです。

人気ブログランキングへ

「マツコの知らない世界」。

2012年04月22日 | 映画・ドラマ
 何これ? めちゃくちゃ面白いじゃん。それにためになる。
 マツコも知らないだろうが、わたくしも知らなかった、あんな事やこんな事。これ凄い。
 おかまだ、お姉だ、ホモだ、ゲイだ、最近流行の女装家だの言うが、決して色物ではなく、知的な番組でありながらも、マツコの弁舌がそれを堅苦しいものにしていない。
 何が凄いかって、この番組のPだろう。ホストにマツコを持って来たあたりもかなりな物だ。マツコは、博学ではあるが、ほかのMCのように、そこをひけらかすところがないのが好印象(引退したあの人や、したり顔の猪首のO)、言葉の持っていき方を知っている。
 そういった意味では、ただがちゃがちゃとうるさい、お姉たちとは一線を画していると言えるだろう。ミッツマングローブも然り。
 正直、マツコとミッツ以外は、うざい。
 奇麗だの美貌だのばかり口に出して、馬鹿丸出しのはるな愛。どんなおふざけをしていても、決して瞳は笑っていない楽しんご。人柄は良さそうだが、視覚的に耐えないクリス松村。そして、もう痛いカバちゃんとイッコー。
 

人気ブログランキングへ

「世にも奇妙な物語2012年春の特別編」。

2012年04月22日 | 映画・ドラマ
 久し振りにドラマ観た。

スウィート・メモリー
 仲間由紀恵、永井大
ファッションデザイナーの赤井佳恵(仲間由紀恵)は、病院のベッドで目を覚ますと、とんでもない現実を告げられる。
 妄想が生み出した人生に翻弄され、現実との境をなくした佳恵の話だが、こういった類いのドラマを観て常に思うのは、不細工役に選ばれた女優さんの心境は如何ばかりだろうかと。
 
7歳になったら
 鈴木福、ともさかりえ、川岡大次郎
あと4日で7歳の誕生日を迎える下平一海(鈴木福)は、身近で妙な気配を感じていた。ある日、通学バスで寝過ごし終点で、自分にそっくりな男の子と出会う。
 何処までが夢で、何処までが現実か、それとも予知夢化といった良くあるパターンの終わり方。

家族
 高橋克典、白石美帆 
 家に入った瞬間、小野寺裕史(高橋克典)は、見知らぬ女と子どもから「パパ」と出迎えられる。
 そして、「妻と娘を返したかったら5,000万円払え」と逆誘拐の電話が。
 コメディタッチの逆誘拐。視点が新しい。

試着室
 忽那汐里、石黒英雄、堀内敬子
 高校の同窓会に向かう柏木美沙(忽那汐里)。カラーボールが命中し、折角のワンピースが汚れてしまう。慌てて入ったブティクで、衣装を試着するが、選んだ服によって運命が変わっていく。
 自分の重い通りの結末になるまで、試着を繰り返す我がままな娘の話でしょ。それても、忽那汐里が可愛かった。

ワタ毛男
濱田岳、渡辺いっけい
 文部省の極秘機関・都市伝説協会は、巷に流れる都市伝説を管理していた。その怪人課に配属になった橋本俊樹(濱田岳)は、ワタ毛男に着目する。
 意味不明のナンセンスギャグコメディ。



人気ブログランキングへ

北海道放送創立60周年記念作品 連続ドラマ「スープカレー」。

2012年04月14日 | 映画・ドラマ
 TEAM NACS大好きとしては、見逃す訳にはいかない、メンバー総出演の「スープカレー」。
 料理研究家の五十嵐(大泉洋)が料理番組を進行させながらストリートテラーとなる方式で、ほかの4人のメンバーの人生を繋いいく。
 百貨店店員の和田(森崎博之)、売れない役者の蒲田(安田県顕)、塾講師の三浦(戸次重幸)、冠婚葬祭プランナの平目(音尾琢真)に扮し、それぞれに置かれた立場での人生を描く。
 未だ1回目を観ただけではあるが、場面が飛び過ぎると同時に主役が目まぐるしく変わっていくので、どの人物のエピソードの希薄に感じてしまえるのが残念。まあ、初回は登場人物の紹介も兼ねているので仕方ないだろう。次回に期待したい。
 でも、バラエティだが、「ハナタレナックス」の方が面白い。


人気ブログランキングへ

「ブラックボード~時代と戦った教師たち~」。

2012年04月08日 | 映画・ドラマ
 観ました。三夜連続。頑張って。感想は、面白かった。そして、なぜか第三話で泣けてしまった。
 戦中戦後の学校教育を問う第一話。軍国主義の教育が、敗戦によって180度変わった戸惑いと、自分が生徒を戦地へと送り出した葛藤を1947年を舞台に、櫻井翔が演じた。
 櫻井の熱演は良かったが、どうにも嵐の面々、童顔なせいか大人の役を演じるには少し子どもっぽすぎるのが難と言えば難だなあ。
 櫻井演じるところの母親に名取裕子、嫂に宮沢りえ、その息子に鈴木福。実妹に安藤サクラ。この安藤サクラって何者だ? 美人じゃないけど存在感大きいぞと観ていた(言葉を選んでいます)ら、奥田瑛二お娘だった。そう聞けば、安藤和津に似ている。
 どうしちゃった北大路欣也(校長役)。このところ色んなドラマ、映画への露出がもの凄いが、何か訳でもあるのだろうか。妙に、北大路欣也と安藤サクラが気になって観賞終了。困った時の子役頼みもねっ。

 第二話は、懐かしい校内暴力がテーマの1980年。この時代、学校は荒れていた。教師役は佐藤浩市なので、間違いはなく、不良の生徒に志田未来。なんだか、「積み木崩し」を思い出すメークと服装。だが、「そうだった」。昔の不良は。第一話で今井悠貴が演じた浮浪児が、後の佐藤浩市になるのだが、これが「似ている」。全く違和感ない成長振りだった。
 そして生徒に情熱を燃やし(自分はこういった教師には巡り会っていないが)、我が子はおざなりにする間に、とんでもない事件を起こす。で、息子役のちょっと古めの二枚目は誰なんだ、林遣都だって。売り出し中の若手らしい。知らなかった。
 佐藤浩市の妻役に木村多江、教師役に貫地谷しほり。教頭の浅田美代子が突如切れるシーンが臨場感あり。
 
 第三話は、既に学校って何だ? もう理解不能のモンスターマザー(?)や、生徒の無関心振りの現代が舞台の2011年。第二話の貫地谷しほりが校長となり、倍賞光子が演じている。
 話は、授業に参加しない生徒との葛藤から、ひとりの生徒への個人指導が、淫行問題へと発展し、刑事裁判まで。所謂当節ネタだ。
 松下奈緒っていいなあと観ており、終盤の裁判シーンで泣けた。まず、生徒を追い掛けるシーンで、スーツのジャケットのボタンを外すシーンがあったが、これ凄くリアル。演技指導か松下の考えかは不明だが、なだか後頭部に痺れが走った。
「魔女の条件」を思い出したのは。先生役の神木隆之介の線が細く、松下が大きいからだろうか。松嶋菜々子も滝沢秀明より随分と大きかったので、姉と弟のようだったが、今回も同じような設定。神木隆之介って楽しみな若手だ。
 上川隆也、原田美枝子、加藤シゲアキらが共演。

人気ブログランキングへ




「慶次郎縁側日記」。

2012年04月08日 | 映画・ドラマ
 ついぞ第一話観賞。面白い! なに、原作は、北原亞以子だって。そりゃあ面白い筈だ。ほんわか、ほっくり、そして笑いと涙の人情時代劇。
 ドラマも面白いが、これは原作の方が泣けるだろう。
 話は、元は南町奉行所の定町廻り同心の森口慶次郎が、養子の晃之助に家督を譲り、自らは、根岸の寮番をしながら半隠居。
 のんびりできる筈の根岸暮らしだが、江戸府中で起こる事件に何かと巻き込まれ、晃之助の手助けをする。といった流れだ。
 だが、大一話が凄かっひとり娘と暮らす慶次郎。だが愛娘は祝言を前に、不逞の輩に暴行され、自らの命を絶ってしまう。
 許嫁の晃之助の養子縁組もこれまでかと慶次郎は判断するが、晃之助は生涯妻を娶る気はないと、養子に入るのだった。そして三年。慶次郎は家督を晃之助に譲にあたり嫁を迎える事を勧める。
 そして紆余曲折。皐月を嫁に迎えたのを期に、慶次郎は娘の位牌を持って家を出る。
 だが、第三話からは、普通の捕り物へと流れは移り、ひと癖も二癖もある手下と共に事件解決。「NHK金曜時代劇」にてシリーズ化されただけあり、見応え十分。
 森口慶次郎(高橋英樹)、晃之助(比留間由哲)、皐月(安達祐実)、お登世(たせ梨乃)、佐七(石橋蓮司)、蝮の吉次(奥田瑛二)、辰吉(遠藤憲一)、安右衛門(江原真二郎)、神山左門(林隆三)、神山志乃(大谷直子)らが出演しているが、北原亞以子ファンにとっては、嬉しい渋い顔触れである。
 かなりお勧め。ドラマにする時って、配役に気を配って欲しいもの。制作側が、「原作読んでいるの?」って疑わしい配役をしてくるドラマや映画もあるからね。余談だが、特に言いたいのは、宇江佐真理さんの「髪結い伊三次捕り物余話」。あの配役はないよなあ。主役クラスが全くイメージと違うんだもの。
 

人気ブログランキングへ

「陽だまりの樹」。

2012年04月07日 | 映画・ドラマ
 原作は、手塚治虫による日本の長編漫画。幕末で主人公のひとりが蘭方医とあって、「仁」を彷彿とさせる。逆か、「仁」のテキストだったのかも知れない。
 ドラマは、時代劇の宝庫と自分が勝手に思っている、NHKの金曜時代劇の新作。
 幕末の江戸を生きた二人の若者が、主人公。ひとりは幕府に忠誠を尽くす「義に生きた」武家の伊武谷万二郎(市原隼人)、もうひとりは「情に生きた」蘭方医の手塚良庵(成宮寛貴)。
 この二人の友情と、尊王攘夷に揺れる世情を搦め、歴史上の人物との交流を描く。
 第一話を観終えたところだが、文句なしに楽しみな番組が始まったとほくそ笑んでいる次第。実直で世渡りの下手な武士に市原隼人。女好きだの蘭方医に成宮寛貴がぴたりとはまっている、
 今後龍馬や新撰組も登場するのだろうか? 先行きが楽しみだ。
 また、このところ時代劇の新星と勝手に思っている笛木優子も出演するので、合わせて楽しみにしている。この人のさり気ない奇麗さや品の良さは、江戸の町に良く似合う。
 ほかのキャストは、二人が思いを寄せる寺の娘・おせき(黒川芽以)、藤田東湖(津川雅彦)、伊武谷千三郎・万二郎の父(西岡徳馬)、おとね・万二郎の母(池上季実子)、手塚良仙・良庵の父(笹野高史)、お中・良庵の母(古手川祐子)ら。
 池上季実子、古手川祐子往年の美人女優さんも、あんな大きな子どものお母さん役になっており、時の流れを痛感する。
 余談ではあるが、市原隼人は時代f劇は「陰陽師」以来だろうか? 髷姿が凛々しい若侍が凄く似合っている。

人気ブログランキングへ

「必殺仕置人」。

2012年04月04日 | 映画・ドラマ
 数日掛けて全編観賞完了。いやあ、面白かった。必殺シリーズの第二弾だが、一作目の「必殺仕掛人」は、池波正太郎原作「仕掛人・藤枝梅安」なので、オリジナルとしては最初の作品。言うなれば、「必殺仕置人」が評価を得たから後続が出来たといったところだろう。
 やはり良いなあ念仏の鉄(山崎努)。急所の骨を外して相手を殺すほかに、手足の骨を外し身動きできないようにして死ぬよりの屈辱を与えたり、時には刃も使う。
 どうして「新・必殺仕置人」で死んじゃったんだ念仏の鉄と、悔やまれるが、どうやら「一度演じた役は二度と演じない」という山崎努さんの信念かららしい。「新・必殺仕置人」に再登場したのも強い要望からだそうだ。
 さて、念仏の鉄といえば、右手を焼かれ腹を刺されて後、岡場所で死ぬというこれまた度肝を抜いた演出で、何年経ってもあのシーンが頭から離れないが、これは山崎努さんの要望だそうだ。当初は中村主水とおひろめの半次が鉄を川に流して水葬にする台本だったのを、山崎努さんが鉄に相応しい死に方としたそうである。
 全く持ってその通り。
 念仏の鉄が観られないのは非情に残念だが、ほかの役者が変わって演じたりしなかったのが救いである。
 中村主水(藤田まこと)もこの時初登場だが、主演は念仏の鉄なので、登場しない回や、登場しても殺しには加わらず、同心の役目上サポートをするといったやくどころであった。
 それでもだんびら振り回すシーンはお見事。放送回は忘れたが、後ろからの敵を鯉口を切って斬り上げ、下ろす刀で前の敵を袈裟切りには痺れた。
 因にこの時は北町奉行所の定廻り同心(「仕事人」では南町)で、凄腕は知れ渡っている。
 また、情に厚い棺桶の錠(沖雅也)の琉球空手(琉球出身)の殺陣は、後にこれ程激しいアクションの殺し屋は登場していない。
 見応え有り。
 また、鉄砲玉のおきん(野川由美子)、おひろめの半次(津坂匡章/現・秋野太作)も、台詞のないシーンでも表情だけで演じていたりとどの場面も見逃せない。
 そうそう忘れてならないのが、この頃の殺し屋は顔がばれてもへいっちゃら。時には依頼人を現場に同行したり、殺しの現場を見られたら金を握らせたりと、あまりぴりぴりしていない。
 時代検証などは大分甘いが、それはそれ。そもそも架空のお話だから…と、「必殺仕置人」に関しては何でも許せてしまう。
 だから、ここからきている「独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる」。「観るも八卦のバトルロイヤル」なのでした。


人気ブログランキングへ

「忠臣蔵 花の巻・雪の巻」。

2012年04月04日 | 映画・ドラマ
 1962年制作。ストーリは言うに及ばずの「忠臣蔵」である。近年の「忠臣蔵」の創作部分の設定がここからきているのが伺い知れた後への影響の大きな映画ではないだろうか。
 役者も凄い顔触れなので(演技派も若い頃はみんな美男美女だった)、言う事はない。
 ただ、これだけは勘弁なのが、浅野内匠頭と浅野大学が自分の事を、「おれ」とは言わないでしょう。殿様なんだから。これは見過ごせない。まあ、大石内蔵助が、「みんな」と呼び掛けているのは聞かなかった事にしても良いが(「皆の者」もしくは「各々方」じゃないかな)。
 当時は、今程設定もうるさくなかったようだが、台詞はねえ。
 あっ、この映画の吉良上野介、柳沢吉保がもの凄く悪い奴で、この二人の悪巧みのシーンから始まります。


大石内蔵助・八代目松本幸四郎
浅野内匠頭・加山雄三
堀部安兵衛・三橋達也
高田郡兵衛・宝田明
岡野金右衛門・夏木陽介
不破数右衛門・佐藤允
大石松之丞・市川團子
萱野三平・中村萬之助
矢頭右衛門七・市川染五郎
寺坂吉右衛門・加東大介
吉田忠左衛門・河津清三郎
吉良上野介・市川中車
千坂兵部・志村喬
脇坂淡路守・小林桂樹
土屋主税・池部良
半兵衛・森繁久彌
大工平五郎・フランキー堺
俵星玄蕃・三船敏郎
幇間利兵衛・三木のり平
りく・原節子
瑤泉院・司葉子
浮雲太夫・新珠三千代
お軽・団令子
お艶・星由里子
お文・池内淳子
お時・淡路恵子
富子・沢村貞子
戸田の局・草笛光子
佐保・水野久美
おきよ・北川町子
うめ・白川由美
多門伝八郎・有島一郎
伊達左京亮・久保明
浅野大学・江原達怡
上杉綱憲・太刀川寛
岡島八十右衛門・平田昭彦
大高源吾・小泉博

人気ブログランキングへ