記憶を抱きしめて…

午前中　夫のお墓に行き　家に帰ると

今日も正午には、わが家の台所も３２℃になりました。

それを合図に　エアコンのスイッチオン

 

パソコン机の椅子から外を見ると

きれいな空

 

午後　エアコンのきいた部屋で　テレビを見るのも

飽きてきましたが

かといって　この暑さで　外に出る勇気は湧いてきません。

 

そんなことを思いながら　先程見た

「徹子の部屋」

 

「朝までテレビ」や　その他　政治番組でよくお顔を拝見する

姜　尚中さんがゲストでした。

亡くなった息子さんのことや　東北の震災のことから書かれた

「心」という本のことなど　政治番組でみる姿とは違って

とても　穏やかに話していらっしゃた。

 

感じのいい人だな…と思いました。

話の中で

（亡くなった人の）記憶をしっかり持って

それを抱きしめて生きていく

 

そう話していらっしゃった。

 

私も　夫が亡くなって１１年過ぎ　考えてみれば

夫と話をしたのは　ずいぶん前なのに　突然

昔　夫が言ったことを思い出したり　娘が夫のことを話した時

新しい記憶を呼び起こしたり…

 

記憶喪失になるまで　

「記憶をしっかり持って　抱きしめて　生きていきたい」と

思いました。