2ヶ月ぶりで案じていた利用者が出て来た。
どうしてたの?
入院していたの?
皆さんが聞いている。
本人はニコニコと笑っているだけ。
誰が休んでも自分のことのように心配するリハビリ仲間達。
10名の利用者が揃う時間になると見回して出席の人数を数えてしまう。
テーブルに置いてあるネームプレートも無いと気になる。
***さんは今日休みなの。
これが挨拶代わりの言葉。
1-2回は具合が悪いのかしら。
1ヶ月過ぎるともう止めたのかしら。
2ヶ月以上過ぎた頃には話題にも出なくなる。
それが2ヵ月半ぶりで今朝にこやかに出てきてくれたMさん。
入院をしていたわけではなく体調が悪かったとのことでした。
よかった、出てきてくれて。
介護士さんからも今日は無理をしないようにと声を掛けられていた。
リハビリが始まると気になって様子を見てしまう。
大丈夫そうだわ。
いい調子で歩いている。
あら!休む前は片足を引きずってたはずが直っている。
引きずっていない。
前に引きずると転びやすいから少しでも足を引きずらない方が・・・
余計なことを言ってしまったことがある。
元気そうににこやかに出てきてくれて安心。
耳が遠いから返事がすぐに出来なくてごめんなさいと耳元で言った。
そんなこと気にしないで。
家族のように心配をするみんなリハビリ仲間です。
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