いつも横目で眺めていたマッサージチェアー。つい温泉施設の風景を思い出して乗るのに抵抗がありました。どなたでも経験があるでしょう。 私はまだ一度も乗ったことがありません。最近は足もそれをかばっているのか左の腰に痛みがありどうにかしたい、何をしたらよいのか考えていました。
いつも利用している方々は気持ちがいいわ、特に足裏をもぞもぞと揉まれると経験したことの無い心地よさと言っていた。昨日訪問マッサージの先生に聞いてみました。 「マッサージチェアーは私でも効果がありますか。」 「どんどん性能も良くなっているので経験するのは好いでしょう。良くなりすぎると囲碁や将棋のように人工知能に負けてしまうようにハンドマッサージが機械に負けて私たちの仕事がお手上げになると困るなあ。」
「大丈夫ですよ。人工知能はまだ人間の心を理解できないので小説は表現がうまく出来ないらしいですよ。人間の手にはかなわないと思いますよ。」 「そうですよね。私も以前マッサージチェアーを買ってしばらく使ってみましたがすぐに飽きてしまい今では使っていません。」
一度乗ってみようかなと介護士さんに乗りたいからと予約表に名前を書いといてもらいました。順番が来てマッサージチェアーの所へ行き、前に立ち靴と装具を外しました。装具を外したまま後ろ向きに立ってくださいと言われ、向きを変えようと身体と足を動かそうとしてみたところ出来ない。装具なしでは痛くて向きを変えられない。ちょうど自宅でお風呂に入り出るときに風呂場から脱衣所への段差が装具なしで上がれなかったことを思い出した。介護士さんが後ろを持ってあげるからと言ってくださいましたがそんなにしてまで乗ることも無いかなと「やっぱり出来ないのでやめます。」と言ってマッサージチェアーへの挑戦は×でした。残念です。