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自然の中で見つけたステキなモノ

壱岐島探険 その2

2010年09月08日 | 旅のお話
岳ノ辻園地の東展望広場にある展望所に到着!この展望所からは壱岐空港や印通寺港がある石田町や芦部町方面を見渡すことができます。この岳ノ辻山は壱岐島の最高峰といってもその高さはたったの213mしかありません。東京タワーの高さが333mなので、なんとそれよりも100m以上も低いのです。壱岐島って本当に平坦な地形なんだなぁ~
 
 
展望所にある地図によると、壱岐市から長崎市までは110km、福岡市までは66kmとあります。壱岐は長崎県に属しているにも関わらず、福岡市の方が断然近いので、壱岐の人たちの生活圏は福岡に属しているようです。なんだか不思議ですよね~
 
 
気になるgero-gero氏のテンションですが、どうやら人は高いところに上ると若干気分が高揚するようで、次の中央展望台に向けて意気揚々と(?)歩いておりました 遊歩道沿いにはテレビやラジオの電波等がズラリ。ここが島で一番高い場所なので、あらゆる電波塔がこの岳ノ辻に集中しています。
 
 
東展望広場から200mほど歩いたところに中央展望台を発見!
 
 
ここからは島の南部が見渡せます。見えるのは森と田んぼとダム、そして青い海。水平線のすぐ上には、真っ白な入道雲がもくもくと浮かんでいます
 
 
そして中央展望台からまた数分ほど歩いたところに西側展望広場があります。当然ここからは島の西側が見渡せるのですが、三箇所の展望所の中でここからの景色が一番よかった!というのも・・・
 
 
渡良三島と呼ばれる原島(はるしま)・長島(ながしま)・大島(おおしま)が見渡せるからです。これらの島へは郷ノ浦港から船で渡らなければ行けないそうですが、遠くから見てもその周辺の海の美しさには感動を覚えます。今回は無理だけど、次回壱岐を訪れたときには渡良三島まで渡ってみたいなぁ
 
 
展望台めぐりで若干テンションが揚がってきたgero-gero氏と次に向かったのは、今年3月にオープンしたばかりの壱岐市立一支国博物館。壱岐島には、279基の古墳を含む482箇所の周知の遺跡があり、縄文時代の遺跡から元寇・鯨組に関する中近世の遺跡まで、通史的に歴史を知ることができる遺跡が残っているのだそう。この博物館では、それらの遺跡から出土した数々の遺物や、縄文時代の生活を再現したジオラマなど、壱岐の歴史を通史的に学習できる展示物を見ることができます。
 
 
この独特な流線型の建物は、建築家黒川紀章(1934~2007年)さんの設計で建てられたもの。屋根にも芝生を生やし、まるで遺跡の一部かのような佇まいは、壱岐島の自然に見事に溶け込んでいます。ちなみに佐世保市世知原町にある旅館『山暖簾』長崎歴史文化博物館も黒川紀章さんの設計なのだそうです。生前は若干風変わりな方だなぁと思っていましたが、その作品はなかなかのものです さて、博物館見学を終えて小腹が空いてきた私達が次に向かったのは石田町にあるお食事処『すみよし』。エアコンの入った快適な一支国博物館で若干体力を回復したgero-gero氏がこの日、いやこの旅の中で最もテンションが上がった瞬間、それは・・・  
 
 
                                         
 
壱岐の新鮮なうにがたっぷりと載ったうに丼を食べた瞬間でした(笑) お値段は2300円とランチにしては多少お高めですが、壱岐といえばうにでしょ!ってことで、以前壱岐で働いていたgero-geroの元同僚においしいうに丼をだしてくれるお店を尋ねたところ、この『すみよし』を紹介してもらったのです。噂どおり、壱岐のうにはとっても美味でした
shinちゃん、ありがとね~
 
さてさて、極上のお昼ごはんに満足した我ら。この時点でテンションが最高潮だったgero-gero氏と、久々の島上陸で常にハイテンションなkero-keroとの島探険は一体どうなっていくのでしょうか??
 
『壱岐島探険その3』へ続く