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自然の中で見つけたステキなモノ

上海レポート(グルメ編) 中国茶

2007年01月22日 | 海外のお話

                    中国茶にはそれぞれいろんな効能があるそうな… 

前に紹介した豫園の中を散策していると、一人の若い女性に「入場券があれば無料でお茶を飲むことができますよ」と声をかけられました。「ただで飲めるなら」と中に入ってみると、茶器や茶葉がズラリとならんだ部屋に通され、やたらと流暢な日本語を話す店員さんにテーブルの周りに座るように指示されました。ふと気が付くと周りに座っている人も全員日本人。うーん、これは日本人向けの商売だなと思いつつ、言われた通りに席に着くと10種類のお茶の説明書きがそれぞれ手渡され、中国茶の試飲会が始まりました

                   

お茶の説明書きを見せながら「この中から好きなお茶を飲ませるから、どれでもリクエストしてください。」と言いつつ、一番目のお茶から説明をしながらどんどんお茶を淹れていく店員さん。飲まなくてもいいお茶まで飲まされて、お陰で店を出る頃にはトイレに行きたくてたまりませんでした ちょっと強引だったなぁー。

                   

店員さん曰く、中国茶を淹れる時はほこりを落とすために一煎目は捨て、二煎目から飲むのだそうです。一杯目のお茶は右側の筒状の湯飲みに左側の湯飲みをかぶせ、それをひっくり返した状態で出してくれました。筒状の湯飲みをそっとあけた時に香るお茶の香りを楽しむのだそうです。なるほどね~

日本茶とはお茶の淹れ方も違えばお茶の様子も全然違います。これ、全部お茶なんですよ ここ豫園ではお茶の研究も盛んにされていたそうで、よそで売っているお茶とは質が違うそうです。これらの茶葉は質が良いので一度に8回くらいは飲めるそうですよ~。ま、店員さん曰く、ですけどね

試飲会が一通り終わると「どの茶葉も一缶ぎゅうぎゅうに詰め込んで200元(3000円)!値引き交渉は一切いたしません!」と釘を刺すようにやはり流暢な日本語できっぱりと言い放った店員さん。私たちのファミリー(全員で8人)が三缶買って出ようとすると、「もう一缶買ってくれたら一缶ただであげるよ!」ですって。値引き交渉はしないって自分から言ったのに… さすがは商売人。結構高かったのでそれ以上は買いませんでしたけどね

ちょっと騙された感もある中国での体験談でしたが、200元で購入した肥満解消の効果があるというお茶は毎日のように美味しく飲んでいます 効果はでるかしら ちなみに美味しいと思えるのはせいぜい4煎目くらいまで。やっぱり騙されたかなー

                   
         上海のランドマーク上海明珠塔(テレビ塔)にも行ってきました

2週間に渡りアップし続けた上海レポートも今回で終了です。次回よりまたkero-keroの五島ライフをお届けします。最近また新しい試みも始めましたので、そちらの方もお楽しみに~