「週刊碁」に連載の四字熟語、「つるりん(鶴山淳志八段、林漢傑八段)式、観る碁のすすめ」より抜粋。
第94回:快活愉快/小林光一名誉棋聖
★快活愉快【かいかつ・ゆかい】:明るく朗らかで、楽しく心地良いこと。
りん:(小林)光一(名誉棋聖)先生がすごくいい笑顔で言うのよ。「碁はいくらやっても全然分からないね」って。そう、そうなんだよ、それが棋士の楽しみで悦びなんだよ! って思ってさ。
つる:僕が碁を始めた時、もっと分かるようになりたい、もっと強くなりたいって思って、それがすごく楽しかった。気づいたら棋士になってたのも、その延長線だった気がする。
りん:光一先生の「探求心」って、初心そのものって感じがする。全身で「碁って楽しい」って伝わってくる。
第95回:鮮美透涼/徐文燕二段
★鮮美透涼【せんび・とうりょう】:鮮やかで美しく透き通っていること。
りん:(徐)文燕ちゃん、あの透明感はすごいもんね。
つる:なんて説明したらいいのか分からないけど、文燕ちゃんはザ・透明感なんだよなぁ。夏の日差しとポカリが似合うっていうのかな。
りん:たしかに文燕ちゃんは夏が似合うね。あれ? つるさんと同じだねぇ。
つる:そう、そうなのよ。我々、実は同類なのよ。黒石と白石みたいなものだよね。(冷たい目で見るりん)
りん:ちょっと熱中症にかかってるみたい・・・。
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小林光一名誉棋聖(70)はタイトル獲得数ランキング4位の大棋士、囲碁一家としても有名です。
ライバル趙治勲さんとの対比が話題になりますね。
棋士仲間からの親しみ易さ、成功者では光一さん。孤高の棋士、勝負師では治勲さんというイメージでしょうか。
徐文燕二段(18)の母上は金艶四段。
今年4月以降の成績は2勝8敗、格上との対戦で苦戦しているようです。
まだ18歳、伸びしろは大きい・・・。
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