藤沢里菜女流名人への挑戦権をつかむのは果たして誰か―。博多・カマチ杯第32期女流名人戦リーグが1月21日に開幕した。予選を勝ち上がった7人による挑戦権をかけた熱い戦いの始まりである。
一昨年の三番勝負を最後に休止状態だったが、博多・カマチ杯として再開した。第30期、31期とトーナメントで行われていた本棋戦をそれ以前のリーグ戦に戻しての再出発である。
(週刊碁より抜粋)
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再出発の女流名人戦、女流棋戦でのリーグ戦は本棋戦のみ、楽しみですね。
■第32期(2021年)
◎女流名人戦参加棋士、平均年齢:25歳
◆女流名人:藤沢里菜(22)
◆リーグ戦参加棋士
・鈴木 歩女流棋聖(37)
・上野愛咲美扇興杯(19)
・謝 依旻六段(31)
・向井千瑛五段(33)
・牛 栄子三段(21)
・加藤千笑二段(19)
・辻 華初段(20)
藤沢女流名人への挑戦権を争うリーグ戦、タイトル経験者の鈴木・女流棋聖、上野扇興杯、謝六段、向井五段に初登場の牛三段、加藤二段、辻初段がどう戦うか。
実績のある上野さん、謝さんが本命でしょうか・・・。
■再開前
再開前、リーグ戦最後の第29期(2016年)
◎女流名人戦参加棋士、平均年齢(当時):34歳
◆女流名人:謝 依旻女流名人(27)
◆リーグ戦参加棋士
・青木喜久代八段(48)
・奥田あや三段(28)
・藤沢里菜女流本因坊(18)
・鈴木 歩七段(33)
・榊原史子六段(46)
・加藤啓子六段(38)
・石井 茜二段(34)
わずか4年の間にリーグ顔ぶれは大きく変わりました。平均年齢は9歳も低下、若返りのスピードは超特急・・・。
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