天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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闇試合(やみじあい)

2021-01-23 21:00:00 | 囲碁

闇試合
「お互いに危なくて、どちらも成算の持てない戦い。「こう打てば闇試合、どちらも怖い」などという。

プロ棋戦の解説などで「闇試合」という用語がしばしば現れます。

先の棋聖戦第1局「井山vs.河野」戦解説
中盤の折衝で井山が優勢となったが、井山の本気の取りかけから「闇試合」へ突入。当の対局者はヘトヘトになったろうが、観戦者としては大いに楽しめる内容だった。
      (週刊碁より抜粋)

闇試合になる要因としては、秒読みの中、直感の着手で引き起こすケースが多いように思われます。
置碁などでも、格上の人は巧みに闇試合に持ち込んで相手を錯乱させます。対策としては自分のリズムを崩さないことか・・・。

この「闇試合」、歌舞伎などで暗闇の中での立ち回りを表すようですが、囲碁以外では以外と少ない・・・。

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1年前の記事(2020-01-23):囲碁書籍「楽しき囲碁人生」

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