闇試合
「お互いに危なくて、どちらも成算の持てない戦い。「こう打てば闇試合、どちらも怖い」などという。
プロ棋戦の解説などで「闇試合」という用語がしばしば現れます。
先の棋聖戦第1局「井山vs.河野」戦解説
中盤の折衝で井山が優勢となったが、井山の本気の取りかけから「闇試合」へ突入。当の対局者はヘトヘトになったろうが、観戦者としては大いに楽しめる内容だった。
(週刊碁より抜粋)
闇試合になる要因としては、秒読みの中、直感の着手で引き起こすケースが多いように思われます。
置碁などでも、格上の人は巧みに闇試合に持ち込んで相手を錯乱させます。対策としては自分のリズムを崩さないことか・・・。
この「闇試合」、歌舞伎などで暗闇の中での立ち回りを表すようですが、囲碁以外では以外と少ない・・・。
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