天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

コレラで逝った本因坊秀策

2020-03-26 21:00:00 | 囲碁

1862年(文久2年)、江戸でコレラが大流行し本因坊家内でもコレラ患者が続出した。秀策は秀和が止めるのも聞かず患者の看病に当たり、当人が感染しそのまま34歳で死去した。
この年御城碁が中止され消滅した。なお、本因坊家では秀策の看病によりコレラによる犠牲者は秀策以外は1人も出さなかった。
(Wikipediaより抜粋)

     ○ ● ○

新型コロナウイルスの影響で世界中が騒然となっています。
江戸末期にはコレラが大流行し、本因坊秀策も感染して逝去。秀策が立派なのは身を挺して、門人の看病に当たったことでしょうか。
碁の実力だけでなく、他者をいたわる気持ちが人一倍あったようですね。

県内の囲碁大会・囲碁教室などは軒並み休止、関係者もお手上げの状態です。
嵐が過ぎ去るのを静観するのみか・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2019-03-26):ワールド碁チャンピオンシップ2019/朴廷桓九段が優勝

コメント