天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第43期名人戦第3局/張九段が初勝利

2018-10-01 21:00:00 | プロ棋戦

第43期名人戦七番勝負第3局が、9月25日、26日に鹿児島市で行われ、白番の張栩九段が井山裕太名人に278手まで4目半勝ちを収めた。張九段はシリーズ初白星を飾り1勝2敗とした。第4局は10月10日、11日に兵庫県宝塚市「宝塚ホテル」で開催される。
     (日本棋院HPより抜粋)

「張栩 井山に完勝、鮮やか精密なヨセ」 「井山、苦しい時間が長かった・・・」
     (週刊碁見出しより)

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激戦を制した張栩九段、正確なヨセは本領発揮でしょうか。
敗れた井山名人、本局はやや精彩を欠いたか・・・。

これで対戦スコアは井山名人の2-1とリードですが、次の第4局がターニングポイントになりそうですね。

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今回の対局地は鹿児島県鹿児島市「城山ホテル鹿児島」。鹿児島県での囲碁名人戦開催は初めてだそうです。
今年は明治維新150周年で、大河ドラマ「西郷どん」放送と盛り上がりを見せる中での開催。関係者の喜びは、ひとしおだったでしょう。

新聞解説の高尾九段は、ホテルの露天風呂から美しい桜島と市街地の眺めに【感慨無量】 。「涙が出るほど感動した」とのこと、うらやましい・・・。

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