週刊碁に連載の「治勲の人生相談・お悩み天国」、先週号は 「いつか女性が天下を取れる日がくると思うのですが、先生はどう思いますか?」 という質問でした。
質問者の父親は「ある事に集中できない性質が女性の本質的な在り方、逆に男性は一途にのめり込むことができる。女性も碁キチになれないと男性のタイトルを脅かすことは永遠に出来ないだろう」と。確かに・・・。
治勲さんの回答:
「囲碁こそが勝負事で女性が勝てる唯一のゲーム。瞬発力では劣るものの、持久力や忍耐力では負けていない。碁界は女性がどんどん強くなっており、十分可能性あります」。
女性に優しい治勲さんらしいですが、 【過大評価】 ではないかと・・・。
ナルホドと思う部分もありますが、歴史的に見ても難題かと思います。
女流大会などで感じるのは「囲碁を楽しんでいる」ということです。男性の場合、勝負に固執する傾向が強いように思いますね。
「男と女、どちらが強いか?」より、「どちらが楽しんでいるか?」、そこが肝ではないかと・・・。
○ ● ○