天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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ワールド碁チャンピオンシップ/朴廷桓九段(韓国)が優勝

2017-03-26 20:30:00 | プロ棋戦

日本、中国、韓国の代表棋士と囲碁AI代表による初の囲碁世界戦ワールド碁チャンピオンシップの3日目が3月23日に日本棋院関西総本部で行われた。
2日目までの結果、全勝対決となり、実質「優勝決定戦」となった朴廷桓九段(韓国)-芈昱廷九段(中国)戦は朴が白番中押し勝ちをおさめ、リーグ3戦全勝で優勝を決めた。
「3、4位決定戦」になってしまった井山裕太九段(日本)-DeepZenGo(囲碁AI)戦はDeepZenGoが井山に黒番中押し勝ちをおさめた。DZGは待望の初勝利。井山は無念の3連敗となった。
   (日本棋院HPより抜粋)

「朴廷桓V、井山 善戦も3連敗」 「Zen、六冠を撃破」
   (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

井山さんの活躍を期待していましたが無念の結果となりました。
日本の囲碁ファンはこの結果をどうとらえていいのか・・・。

DeepZenGo(囲碁AI)の進化も予想以上、AIへの関心は一般アマよりプロ棋士の方が強いそうですね。
定石など今までの常識が覆され、複雑化していくのはザル碁党にとってドーモ・・・。

この「ワールド碁チャンピオンシップ-世界最強棋士決定戦」ですが、賞金額が明示されていません。主催は日本棋院、協賛・後援に民間企業の名がありますが、どうなんでしょう?
下世話な話題でスミマセン・・・。
    ↓
※追記:賞金額は日本棋院HPに載っていました。
    ↓
http://www.nihonkiin.or.jp/news/release/ai.html

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