◆書籍紹介
・書籍名:プロ・アマ置碁問答「なぜそう打つ、なぜそうなる」
・発行所:誠文堂新光社
・著者:大矢浩一・九段
・発行年月:2004年2月
◆内容紹介
攻めより守りに走りやすい、いつものように思いきった手が打てない、つねにウワ手の手について回る…。技術的な面はもちろん、こうしたシタ手の心理に立ち入って処方。大矢九段との会話形式で実戦的に進行する。
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本書は2年ほど前に休刊となった月刊「囲碁」に連載されていた「大矢浩一九段のプロ・アマ置碁問答『なぜそう打つ、なぜそうなる』」をまとめたものです。
購入したのは3年ほど前だったと思うのですが、最初の数ページを見たきり本棚で眠っていました。
月刊誌に連載されていたころは、ザル碁党にも参考になる内容が多く結構楽しみに読んでいたこともあり、再読しはじめたところです。
置碁の場合、上手と下手の心理的な駆け引きが勝負のアヤとなるケースが多くあります。
下手の場合、技術的には上手に及ばないわけですから、勝負にこだわらず「思い切った手」がいいような気がしますね。
上手の場合は勝負を急がず、「負けない手」がベターかも・・・