囲碁の阿含・桐山杯第12期早碁オープン戦日中決戦が12月23日、京都市であり、中国代表の邱峻(キュウシュン)八段(28)が日本代表の山下道吾・本因坊(32)に白番中押し勝ちした。
山下は今秋の第17期全日本早碁オープン戦で初優勝し、第12期中国早碁オープン戦を制覇した邱と対局。中盤、黒の山下陣の侵入を巡って大乱戦になり、大石の攻め合いに勝った邱が山下の粘りを封じて逃げ切った。
(京都新聞より抜粋)
「満面邱峻、壮絶乱打戦を制す」「山下無念、勝負所で失速」
<邱峻八段の話>
左辺の戦いは難解でしたが、黒を取ってリードしました。阿含・桐山杯を初優勝できた上に日中決戦でも勝つことができて本当にうれしいです。
<山下本因坊の話>
申し訳ないという以外に言葉が見つかりません。
(週刊碁より抜粋)
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乱打戦は得意の山下本因坊ですが、中国・邱峻八段に敗れてしまいました。
この棋戦、第1回から日本が4連勝したものの、その後は8連敗と苦しい展開です。
この低迷からすぐに抜け出すのは難しいでしょうが、離されず追いすがっていけば道も開けるのではと・・・。
「週間碁」のトップページを飾った邱峻八段。アマ強豪の平岡さんに似た感じで、写真はやや太めに写っています。
体格と棋力に相関関係はないでしょうが、精悍な外見の方が強く見えますね。