プロ棋士ペア碁選手権2011が12月11日に開幕した。東京市ヶ谷の日本棋院に、男女のトップ棋士16組32名が勢揃いしたのは壮観である。
一回戦から準決勝まで一気に打ち続けて、鈴木歩五段・結城聡天元ペアと謝依旻女流本因坊・王銘エン九段ペアが勝ち上がった。決勝は1月29日に行われる。
アジア大会に日本代表で出場した、向井千瑛四段・高尾紳路九段ペアと鈴木歩五段・結城聡天元ペアは、そのまま同じ組み合わせで今大会に出場した。
(週刊碁より抜粋)
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アジア大会出場の鈴木・結城ペアは決勝に進んだものの、向井・高尾ペアは決勝進出の謝・王ペアに1回戦で敗れてしまいました。
鈴木・結城ペアにはアジア大会の鬱憤を晴らすよう、優勝してほしいものです。
個人的には、ペア碁がアジア大会の種目に選ばれたことに違和感があります。
棋士の棋風・考え方に重きが置かれるゲームからすると、ペアは無理があるように思うのです。(うまく説明できませんが・・・)
囲碁ファン向けのイベントとしては楽しい企画だと思いますが、真剣勝負としてはどうでしょうか。
本大会の主催は「日本ペア碁協会」で、日本棋院や関西棋院のHPに大会の内容は載っていません。
組織が重複しているような気もしますが、どんなもんでしょう。