今日は午後から「生活文化普及支援事業/みんなで学ぶ楽しい囲碁入門教室」の5回目で最終回。今回も約30人ほどの受講者が集まり、その内の3割くらいは保護者の方々でした。
当初の目標であった九路盤での実戦も、それなりに形になってきたました。
今回でこの入門教室は終了しますが、問題は参加者の方々が次のステップに進んでもらえるか否かです。
「入門教室の経験」は一つの成果ではあるものの、もう一歩踏み込んでもらいたいのが指導スタッフの願いです。
本講座の終わりに「囲碁入門、その後の手引き」ということで、対局場所や上達方法について説明しました。
ただ初心者向けの対局場所は極めて少ないのが実状で、囲碁普及に携わっている人たちの共通の悩みと云えそうです。
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本教室、全5回の講師を努められた三谷哲也・六段、本当に一生懸命でお疲れ様でした。
終了の挨拶で「囲碁を通して感謝の心を養ってください」という主旨の話がありました。
悲惨な事件の多い昨今ですが「感謝の気持」がふくらめば、人の心も安らぐように思います。
三谷プロはじめ今回の入門教室の運営に関わったスタッフの方々、本当のご苦労様でした。
私自身にとっても有益な経験となりました。