囲碁の公開タイトル戦「第26期NECカップ囲碁トーナメント戦」決勝が3月10日、東京都港区のメルパルクホールで打たれ、黒番の張栩碁聖が高尾紳路名人本因坊に中押し勝ちした。張碁聖の優勝は2年ぶり2度目。対局の模様は25日午前5時45分からテレビ東京で放送する。
(日経 e-碁サロンより抜粋)
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張栩碁聖が宿敵、高尾名人本因坊に競り勝って優勝。張碁聖、短時間の碁では本邦随一でしょう。
NEC杯の他に、竜星戦、阿含・桐山杯のタイトルを保持しています。
敗れた高尾名人本因坊、張碁聖のスピードとパンチに圧倒されたようです。
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張碁聖はどちらかといえば短距離選手、高尾名人本因坊は長距離選手といえそうです。
中・韓の棋士も短距離選手でしょうね。
従来、日本の棋士は中・長距離で戦ってきましたが、国際棋戦は短距離が中心。
日本棋士も今後は瞬発力が要求されるでしょう。
私自身の場合は長距離は息切れで棄権、短距離しか無理なようです。
ただし、もう少し「読む」体力をつけて、中距離でもバテない持久力をつけたいですね。