ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

昨日は台湾の道路で最も高い場所<標高3275m地点>へ行って来ました。

2021年09月03日 | 日記

【合歓山の頂上へ向かっている道途中】
この場所へは、今年既に十回ぐらいは行っていますが、昨日の目的は標高2500m付近に棲息するアケボノアゲハ
の観察と天気が良かったので冷たい新鮮な空気を吸う事です。
私の宿からスクーターでのんびり走行して1時間ちょっとで行ける場所なので、今では裏山に散歩に行くぐらい
の感覚で通っています。
昨日は、コロナ禍の影響もあって、殆ど人とも遇わずに目的のアケボノアゲハもたくさん見れて良かったです。

時々私の宿の常連客たちから『渡部さんは良いなあ、いつも自由で!』と言われる事がありますが。
真相は、 ’ お客さんが来なくて退屈なだけ ’ なんですよ..........。


『忙しいから、お金を使う時間が無い』と『収入が少ないけど、遊ぶ時間はたくさんある』
どっちが良いのでしょうかね?


【タイワンソクズに集まるアケボノアゲハ  中国語名:曙鳳蝶 】
すみません.....私の古い型のスマホでは撮影これが限界です。

台湾では天然記念物に指定されている蝶で、私が住んでいるエリアの中央山脈でしか見れない蝶らしいです。
捕獲した事がばれると【通報先は林務局が良いでしょう(笑)】、日本円で100万円以上の罰金を科せられる蝶です。
五月ごろと九月ごろにタイワンソクズ(花名)が多く開花するのでその蜜を目当てに集まってきます。
この蝶を探すコツは、タイワンソクズが群生している場所を見つけることですね。
毎年宿の常連のお客さん(日本人)でアケボノアゲハの撮影に来られる方がいるのですが、昨年、今年と
コロナ禍で来る事ができませんでした。私もこの数年で、新たにタイワンソクズがたくさん咲いている場所を
見つけてあるので、来年コロナが終わっていれば早速お連れしようと考えています。コロナ禍、無事に終わるかな......。


【以下二枚の写真:私の宿の常連のお客さん(てふ太郎氏)が撮影してくれた曙アゲハです。】

下羽が鮮やかな赤になっているのがオス♂です。
大きなアゲハチョウなので、近くで見ると凄く迫力がありますよ。




(撮影:てふ太郎氏)
これがアケボノアゲハのメス♀です。
オスとは違い、白が強くて高貴な気品みたいなものを感じます。
うっとりと、見とれるぐらい綺麗ですよ。




【オオベニモンアゲハ】

この蝶はアケボノアゲハがいる場所には、必ずと言って良いほどいます。
アケボノアゲハが3匹いたら、この蝶は少なくても5匹ぐらいはいます。
タイワンソクズの花は、アゲハチョウたちに大人気です。

因みに、’オオベニモンアゲハ’は高地に、普通の’ベニモンアゲハ’は低地に棲息しています。





【武嶺:標高3275m 台湾の道路で最も標高が高い地点】

私はいつもスクーターで来ますが、’ツワモノ(強者)’になると、ここまで自転車で来る人もいます。
毎年埔里市内からここまで来る自転車のロードレースが何回も行われています。
世界中からの参加者が集う大会で、数年前の大会では私の宿から参加した日本人(スポンサーからのレース招待客) 
が見事優勝しました。確かタイムが三時間半かからなかったぐらいです。
身長が165センチぐらいで、職業がたしか公務員の人、本当に凄かったですよ。


【タカサゴマシコ(鳥名)】
いつもこの辺りへ行くと遭遇します。人懐っこい鳥で全然逃げません ^_^


こちらは、タカサゴマシコと一緒に野苺みたいな実を食べていた鳥。
私は詳しくないのでわかりませんが、この二匹すごく仲が良かったので、こちらがメス♀なのかなあと思いました。




で、彼ら(タカサゴマシコ)が食べていた’実’ですが、たくさんあったので私も食べてみました。
’桑の実’みたいで美味しかったですよ。






コメント (5)
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