ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

霧社にある『自然史教育館』

2020年01月21日 | 名所案内

以前から何度か訪れた事がある霧社にある農業高校の敷地内にある展示コーナーです。
最近リニューアルして原住民族の紹介が以前よりも分かりやすく紹介されています。
たくさんのガラスケースの中に各民族の衣装なども紹介されていて興味が持てました。

≪以下、彼らのホームページから引用≫
南投県自然史教育館は海抜1150mの霧社の集落に位置する仁愛高級農業職業学校の付属施設です。同地域の先住民は主にタイヤル族、セデック族、ブヌン族の三部族が占め、先住民の文化や特色が豊富に残っています。周辺には清境農場や合歓山、奥万大国家森林遊楽区、廬山温泉などの観光スポットがあります。近くには霧社事件記念公園(莫那魯道記念碑)があり、ムシャザクラやムシャミヤマカミキリ(血斑天牛) 、クリハラリス、ルリチョウなど自然の豊かな生態系を構成していますので、自然の生態系観察に最適です。

先住民の文化財を保護することで先住民文化を伝承、普及して、各先住民の融和を促進することが、当館の使命です、館内では主に先住民の文化財を展示し、その数は400以上です。地下1階の常設展示コーナー「原源流伝(先住民文化の起源と流れ)常設展」には、霧社事件についての展示パネルやパソコンによるバーチャル紋面の体験コーナーがございます。1階には先住民衣装体験コーナー、仁愛高農の校史室と国立自然科学博物館の巡回展の展示スペースがございます。



【原住民族分布の様子】今ではそこまで細かく分類されているとは思えませんが、大体の参考になります。
私の住んでいるエリアは、タイヤル族から独立したセデック族の人たちと、ブノン族の人たちが多く住んでいますね。



タイヤル族の人たちの独特の民族衣装です。実は、この目立つ赤は後から出て来た色との事です(昔は白・黒が主)。


東エリアに多く住むパイワン族の衣装。スカート部分に猛毒の『百歩蛇』が刺繍されています。(ちょっと感動!)。


農業高校からさらに下り坂をずっと、ひたすら降りると『碧湖』に出る事ができます。




霧社へ続く道には、『著書:トウサンの桜』の主人公になっている王海清さんの植えた桜が咲き始めていました。
注意:この辺りは、午前中太陽光が差し込む角度で、昼夜の気温差が非常に大きいです。
そのため、ほんの一部分ですが桜の開花が他エリアに比べてすごく早いです。

今年の桜の主な開花時期は、私の予想だとたぶん二月中旬ごろになるかと思います。





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