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ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

清境農場と博望新村

2016年08月01日 | 名所案内


【清境地区/青青草原】
私の宿に来られるアジア圏からのお客さんの大部分は、この清境地区を訪れることが目的です。
バスで簡単に日帰りで行って来られる清境地区は、特に香港、マレーシア、シンガポール、マカオの人たちに人気があります。
清境地区は標高が1500メートル以上あり非常に涼しいので、夏は避暑地として非常に知名度がある観光地です。


青青草原の入り口。入場料金が必要な場所です。
完全に観光客向けの草原で、昼間は羊が放牧されています。
たいした内容の場所ではありませんが、標高がそれなりにあるので景色は楽しめます。


羊に乗ったり、追い掛け回したりしないで下さい。(羊が慌てて人に突進するのを防ぐためらしいです)
こちらでは羊ショーなんかもやっていて親子連れにはけっこう楽しめます。


清境地区には青青草原の他に屋台が集まったエリアや、洒落たお店なんかもあります。

こちらの屋台では、雲南料理なんかも食べられます。

ビジターセンター。清境地区の地図などを入手することができます。





モズバーガーまで....




【博望新村】

こちらは清境エリアの更に上にある博望新村です。その昔、中国大陸で中国共産党が勢力を強めていた時代、国民党員をはじめ、大勢の人たちが共産党に抵抗しながら雲南省やビルマ等に追い詰められていたそうです。
蒋介石率いる国民党が台湾に移り住んでから暫くして、雲南省等で残党として残されていた人たちのために準備したエリアです。
雲南省は私も20年以上前に2ヶ月ぐらいいた事がありますが、博望新村の地形はまるで雲南省のようです。


この辺りでは本格的な雲南料理が楽しめます。

地鶏の丸焼きです。おなかにいろいろと詰めて焼き上げてあります。味は最高でした。

この辺りの高山キャベツも非常に美味しいです。一年中食べることができます。



地鶏の解体作業は、熱いので手袋をして自分で行います。

こちらのレストランでは、雲南料理を手ごろな料金でいただく事ができます。
私の’イチオシ’のお店ですよ。


お店の人たちは私の知り合いです。場所や料金、行き方等の詳細は私に直接お尋ね下さい。
(※ブログ上ではお答えできませんので、私に直接メールを下さい。)
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花岡山(sukuradan)  

2016年08月01日 | 名所案内

【春陽地区】sukuradanへ向かう入り口付近。


【霧社事件(wikipediaより引用)】
1930年10月7日、霧社セデック族マヘボ社の頭目モーナ・ルダオを中心とした6つの社(村)の壮丁300人ほどが、まず霧社各地の駐在所を襲った後に霧社公学校の運動会を襲撃した。襲撃では日本人のみが狙われ、約140人が殺害された。


【花岡山】写真中央のこんもりとした山です。


この山には、台湾がまだ日本に統治されていた時代、霧社の原住民出身でありながら日本人警察官として最期まで必死に生き抜いた二人の青年(花岡一郎・花岡二郎)の名前が命名されています。

彼らは、霧社事件が起きた時、日本国の警察官と言う立場であったため、’日本人’と’原住民’と言う葛藤に苦しみ、最期は仲間たちを連れてこの’スクレダンの中で集団自殺をしてしまいました。この責任感ある行動は当時の日本政府にも称賛されました。

以下は彼らが日本への義理立てを示す遺書を残したとされている文章です。

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花岡兩
我等は此の世を去らねばならぬ
蕃人のこうふんは出役が多い為にこんな事件になりました
我等も蕃人達に捕らはれどふする事も出来ません。
昭和五年拾月弐拾七日午前九時
蕃人は各方面に守つて居ますから 郡守以下職員全部公学校方面に死せり
— 花岡二郎
.........................................................................................
花岡、責任上考フレバ考フル程コンナ事ヲセネバナラナイ全部此処二居ルノハ家族デス
— 花岡一郎
..........................................................................................


場所は霧社から3キロほど進んだ春陽と言うの中です。
興味のある人は訪れて見ては如何でしょうか。
(注意:明るい内に行かれた方がいいでしょうね、自殺現場ですから.....)
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