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kenharuの日記

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コアジサシ・その後

2013-06-20 | 野鳥
6月11日のブログに、コアジサシのコロニー発見を書き、13日には、コロニーを保護してもらえるようになった経緯を書いた。
それから一週間たったので、今日は県土整備事務所の了解をもらって、コロニーのある丘に登ってきた。

可愛らしいヒナ鳥を撮ってやろうと、身を隠すためのブラインドテントを背負い、肩には500ミリの望遠レンズを担いで、工事現場のある丘に登った。
長雨のため、今日は工事が止まっている。
集団営巣地内に入ると、コアジサシ10数羽が空に舞い上がり、頭上を旋回しながら警戒鳴きを始めた。

先週は7ヶ所で卵を見ている。だから今日も同じあたりを探したが、1ヶ所しか見つからない。カラスが集まっていたというから、ほとんどが食べられてしまったようだ。
それでも、どこかにヒナがうずくまってはいないかと、さらに広い範囲を探してみたが見当たらなかった。

重機が動き回るエリアに入ってみると、2ヶ所に、四角形に組み立てた足場パイプが置いてあった。
いったい何だろうと良く見ると、足場の真ん中に、コアジサシの卵が3個見えた。

この足場は、重機で卵を踏み潰さないための、目印なのだろう。
作業の人たちの優しさである。

ヒナは居ないし、雨が降り始めたので、撮影を断念して撤退。
丘を下るボクとすれ違いに、一羽のカラスがコロニーの方へ飛んでいった。
この集団営巣地からは、1羽も巣立ち出来ないかもしれない。
コアジサシが絶滅危惧種に指定されている理由は、ここに見るような「繁殖地難」にある。

究極の黒ニンニク

2013-06-19 | 食べ物
黒ニンニクの普及が広がっている。
わが町内のスーパーにも、定番商品として棚に置かれるようになった。
しかし、生ニンニクの3倍近い値段がつけられていて、まだ高価である。
古い炊飯器さえあれば誰でも簡単に作れるので、ボクの知っている範囲だけでも、既に10人近い人が自作するようになった。

昨日はキャンピングカー仲間のご夫妻と落ち合って、黒ニンニク研究会みたいなものを開いた。
自作した黒ニンニクを持ち寄って、4人でパクパク試食しながら意見交換した。
研究会名目のお茶会みたいなもので、いわば「臭い仲」である。

ごく最近、友人もボクも、収穫したてで水分の多いニンニクを仕込んだ。
その結果二人とも、まるで煮物のように、べチャべチャとした黒ニンニクを作ってしまった。
だから、研究会の話題は「新物のニンニクをどう扱うか」である。

ほど良く陰干しされたニンニクを、炊飯器で13日ほど熟成させれば、黒ニンニクが完成する。

ベージュ色の皮を剥けば、中から黒ニンニクがこぼれ出る。

ところが、新物のみずみずしいニンニクを13日間熟成させると、様子が全く違う。
ベチャベチャとして煮物のようになるのだ。

しかも色はミルクチョコのような褐色。

どうやら、水分が多いと黒くなりにくいようである。
味は悪くないのだが、皮を剥くと手指が汚れる。
皮も実も同色に染まっているから、ちゃんと剥けたかどうかも分かりにくい。


そこで・・・
ボクは、熟成の当初から、毎日30分ほど、炊飯器のフタを開放して蒸気を飛ばしてみた。
手間ひまをかけたぶんだけマシにはなったが、ニンニクは保水力が強いので、水分の抜け具合は、それでも不十分である。
やはり、陰干ししてから熟成させるのが正解のようだ。

友人は、ベチャベチャになった褐色の「煮物」を、さらに数日間、黒くなるまで熟成させてみた。
左側の真っ黒けが、その作品。


艶やかに黒光りして、風格がある。
どんな黒ニンニクも、尻尾を巻いて退散しそうな、究極の黒ニンニクである。
観賞用にもなりそうだ。
手指と爪を黒く染めながら皮を剥いて食べてみたら、普通に美味しかった。

ベンチレーターカバー

2013-06-18 | 快適化
友人がベンチレーターカバーの制作記をブログに載せていた。
ベンチレーターの天窓から入る光は、朝寝の邪魔になる。
ボクも作ろうかなと考えていたら、たまたま今日、友人が手作りのカバーをプレゼントしてくれた。
全くの偶然。渡りに船である。

ミシン掛けした正方形の遮光生地に、ホックを取り付ける。


ベンチレーターの四隅のネジを抜いて、


ホックを挟み込む。


そこにパチンと布を留めれば、遮光&断熱の完成。


作業の全部をやっていただいた。
ボクは恐縮しながら、脇で見学。
感謝感謝。これで朝寝が出来る♪

見沼の散歩

2013-06-17 | その他
今日は梅雨の晴れ間。
雲の切れ間から日が差すと、かなり蒸し暑い。
カミさんと見沼田んぼの東縁をウォーキングしてきた。

この用水の左には広大な見沼田んぼが広がっており、右側は斜面林になっている。
見沼田んぼと言うものの、減反政策などの影響で、このあたりは稲作が絶えてしまい、今は植木や花卉の栽培地域になっている。

斜面林に沿って続くこの小道は、気持ちのよい日陰道になっている。
日差しを避けて歩きたいときは、二人でここに来ることが多い。
春は野草の花を眺め、秋は落ち葉を踏みしめて歩く。冬には野鳥の写真も撮る。
それぞれに季節を味わえる。

今日は梅の実が散らばっていた。


用水の土手には、桑の木が自生していて、赤い実をつけていた。
カミさんが果実酒にしたいと言うので、赤黒く完熟した実を選んで摘んだ。


帰宅したカミさんは、早速、桑の実を焼酎に仕込む。

花よりダンゴである。

50度バナナ

2013-06-16 | 食べ物
これは「50度バナナ」

試してガッテンで紹介された食べ方だが、これは実に素晴らしい。
50度の湯に5~6分漬けおいてから、室温で冷ますだけ。
この処理をしたバナナは、甘くなって、ネットリとして、美味しくなる。しかも長持ちする。
良いことづくめである。

え?まだ試したことがない?
是非ともお試しあれ。

スマホの勉強

2013-06-15 | その他
スマホの不良交換が終わったので、使い方の勉強を始めた。
スマホ=携帯電話+パソコン、だという。
使ってみると、なるほどその通りで、パソコン部分はパソコンみたいにややこしい。

まずは最初に、携帯電話としての使い方をマスターした。
次に覚えたのは、ドコモのお姉さんが教えてくれた基本事項・・・パソコン部分を軽快に動かすための清掃作業と、それに関係する電池の節約方法で、「大切な習慣ですよ」と念押しされた。
それは、キャッシュの消去、ネット閲覧画面の消去、使わない時はWi-FiやGPSなどの通信を切ること、たまにシャットダウンして作業メモリーを空にすること、などなど。
教わった操作を何度も繰り返して、覚えの悪くなった指(実は脳みそ)を特訓中である。
覚え切れなくても、ボケ防止にはなるというものだ。

まっとうな温泉

2013-06-14 | 快適化
無料パスポート付きの温泉雑誌といえば、「温泉博士」や「Ho」が有名だが、初めて「まっとうな温泉・東日本版」というのを購入した。

88ヶ所の無料入浴券がついて、1冊1890円。
表紙に「無料入浴券5万2千円分つき」と大書している。

「温泉博士」や「Ho」が1冊500円前後なのと比べて、強気な価格をつけている理由は、パスポートに有効期限が無いということにあるのだろう。
無期限に使えるのなら、これからクルマ旅で全国を回ろうと考える人にとってみれば、1890円で5万2千円を買うようなものかもしれない。

「まっとうな温泉・東日本版」に掲載している温泉のうち、関東近郊部分を、石@所沢さんがヤフーマップにしたので、それをお借りして掲載する。
参考にどうぞ→ヤフーマップ

コロニーは守られた♪

2013-06-13 | 野鳥
先日見つけたコアジサシのコロニー。今日は公園管理の人と県土整備事務所の人にお会いして、保護について相談することが出来た。

コアジサシは絶滅危惧種に指定されている。
海辺の開発や、砂浜に入り込む人間のために、安全に繁殖出来る場所が少なくなっているのだろうと思う。その結果として、彼らはジプシーのように、毎年異なる工事現場を渡り歩いているのではないだろうか。
餌場か繁殖場所を失った野鳥は、絶滅しかねないのである。

繁殖の期間は少なくとも、抱卵20日+育雛20日=40日。
工事の日程を妨げるのではないかと心配したが、どうやら大丈夫で、コアジサシのコロニーは大切に見守ってもらえることになった。
優しい関係者に恵まれて、鳥たちは幸運だった。

今日、ボクが現地で見た巣は写真の7ヶ所だが、探せばもっとあるだろう。

孵化したと思われる卵の殻が、雨に打たれながら転がっていた。
作業の人がヒナを見たと言う。
その子は無事でいるのかな・・・

電池切れ

2013-06-12 | その他
昨日の朝のスマホ。


白っぽく写っているが、電池切れの赤ランプが点灯している。
前の夜に充電して寝たら、翌朝には電池残量が0%まで下がっていた。
ドコモとは不良交換で話がついているが、製品の入荷を待たねばならない。
携帯電話が無くても別に困らない。リタイヤ者のボクは何の役にもたっていないから、誰の迷惑にもならないのだ。

新製品というものは、たいていが品質問題をはらんで、市場に出てくる。
部品点数の多い飛行機や自動車、ソフトを載せたコンピュータ機器などは勿論だが、単純な道具類であっても、全く問題の無い新製品というのはめったにないものだ。
クレーム対応を繰り返すことで、品質が安定していく。

一般に、新製品の初回ロットは買わないほうが無難のようだ。

コアジサシのコロニー

2013-06-11 | 野鳥
カミさんと某公園にウォーキングに行った。
池を巡る遊歩道を歩いていたら、10羽ほどのコアジサシが飛び回って狩りをしていた。
先日、コアジサシが狩りをする写真を掲載したが、あれとは別の公園である。

遠くから飛んできたと考えるには、不自然なほどに数が多い。
すぐ隣には、造成中の小高い丘が見える。丘はフェンスで囲まれて、立ち入り禁止になっている。
「ははあ、なるほど・・・」

早速、フェンスをまたぎ越えて不法侵入してみた。
重機が動いている丘に登ると、頂上は石ころだらけの広場になっている。
工事の邪魔をしないように、コアジサシの巣を探した。

上空を20羽ほどのコアジサシが飛び回り始めたので、やはりここはコロニー(集団営巣地)に違いない。
踏み潰さないように注意深く歩くと、すぐに卵が見つかった。


コアジサシは地べたに僅かな窪みを作って、2~3個の卵を産む。
巣材を使わないので、卵は石ころに紛れて目立たない。
手指で触って温度を確かめれば、抱卵に入っていたかどうかが分かるのだが、匂いをつけたら抱卵をやめるかもしれないので、写真だけを撮って退散した。
20数羽が飛び交っているから、幾つもの巣があるはずだ。

狭い広場だから、重機に踏み潰されるのは、時間の問題である。
もしかしたら、既に何度も潰されたのかもしれない。
何か良い方法は無いものかと、役所の担当部署に電話を入れて相談を始めたところである。
コアジサシは県の絶滅危惧種に指定されている。

写真はコアジサシ