kenharuの日記

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大人は1年を短く感じる

2019-01-19 | その他
今朝、チコちゃんの「ボ~と生きてんじゃねえよ!」の番組に、千葉大の教授が登場して「大人は1年を短く感じる」という話をしていた。
そして、短く感じる理由は「トキメキが少ないから」と解説した。
ボクはこれを見て、思わず「我が意を得たり」と膝を打った。

以下を読んでもらえれば、膝を打った理由がわかると思う。
11年前に書いたボクのブログである。

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1年を10倍に生きる方法  

ちょっと大げさなタイトルだが、こんなことを考えた。

リタイア一周年の日に退職の日を振り返ってみると、あれが1年前だったとは思えず、どうしても5年ほど昔のように感じられてならなかった。
この1年間に、いろんな新しいことがあったからだ。
振り向けば、さまざまな体験が立て込んでいるために、勤め人の時代が遥か遠くに霞んでしまっている。

なんといっても、一番の立役者はキャンピングカー。
1年の三分の一をクルマ旅で過ごし、あらゆることが真新しい体験だった。
たかが遊びなのだが、初めての体験は心を揺さぶる。
期待と不安を感じながら、やってみるとワクワクしたり驚いたりする。
未体験ゾーンに一歩踏み出してみると、知らない世界が見え始めるし、新しい心境にもなれるものだ。
人生を60年も生きたからと、つい達観してしまうのは大間違いだと気づかされた。

年寄りに感動が少ないのは、新しい体験が少なくなるからだろう。
慣れた生活の繰り返しは平穏だが、振り返れば透けて見え、十年一日に感じられる。
リタイア後に、専門的な経験を役立てるのは良いことなので、どんな過ごし方が良いと言うつもりは、もちろん無い。
ただこの1年を振り返ると、「1年を10倍」は明らかに大げさだが、5年分ほどを生きたような、トクをしたような気がしてならない。
「長生き」を時間ではなく、その中味で考えてみなくてはと思っている。



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