四国から乾燥ニンニクが届いたので、早速ひと釜めを仕込んだ。
今回はいつもより甘い黒ニンニクにするため、下記の手順でやる。
①しっかり乾燥したニンニクであることを確認した上で、ニンニク全部を軽く水で湿らせてから加温熟成を始める。
②およそ11日前後で加温熟成を終えるが、ニンニクの表面が汗ばんでいる状態のうちに終了とする。
③完成したニンニク球は乾燥を防ぐために、真空パックか、出来るだけ空気を抜いた密閉状態で、1年間常温で寝かせる(床下保存)する。
いずれも、今までの試行錯誤や実験で見つけたノウハウである。
①は、最初に湿らせてから加温すれば窯出し時の甘みが増す。
②は、表面が汗ばんでいる状態のうちが一番美味しくて、表面が乾くまで加温すれば不味くなる。
③は、乾燥が進まない状態で1年間常温で寝かせると、大幅に甘くなる。
今回は完成まで1年かかることになるが、たまたま作り置きの在庫を沢山持っているので、トライすることにした。
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