NHKBSのBSプレミアムで山田洋二監督の映画「武士の一分」をやっていたので見てしまいました。
藤沢周平の原作は読んでいたのですが、今となっては定かに覚えていません。先日も同じBSプレミアムでこれまた藤沢周平原作の「秘剣鬼の爪」をやっていてこれも見たのですが、いわゆる海坂藩ものはそこはかとなく味があっていいですね。テレビといえどもNHKですので当然ながらコマーシャルなし。集中できるし大画面テレビで見ていると臨場感もあっていいのですが、トイレに行く時間がない。それに食洗機の音が結構うるさいのですが、これは文句を言うと反論が来そうなので、音を大きくして黙っています。
木村拓也主演ですが、ちょっと格好よすぎるのでは。もう少し泥臭い雰囲気のある人でもいいのでは。目を開けてまっすぐ見ているのですが見えていないのが分かる演技はなかなかです。

壇れいがいいですね。今では絶滅したんでしょうけど、いかにも江戸時代の日本女性のなんとも言えない良さが出ています。桃井かおりがいかにも口うるさそうなおばちゃん役でいい味出しています。敵役の坂東三津五郎も好色そうな切れ者の雰囲気が出ています。
当たり前なんですが、映画は細部の作り込みが入念です。背景の樹木とか風に舞う木の葉とか手が抜いてありません。最後のクレジットを見ていたら城とか庭園とかはやっぱり彦根でしたが、本物感を出すには本物を使うしかないですね。
最後はお定まりの結末なんですが、山田監督の感情の盛り上げの持って行き方はさすがに上手い。
かみさんは前に見た事があるといっていましたが、最後のところでは泣いていて、一緒に見ていた下の子に冷やかされていました。どうも下の子にとっては殺陣シーン以外はあまり面白くないものに付き合わされた感じです。まだ高校生にはこの辺の機微はわかんないよな。
藤沢周平の原作は読んでいたのですが、今となっては定かに覚えていません。先日も同じBSプレミアムでこれまた藤沢周平原作の「秘剣鬼の爪」をやっていてこれも見たのですが、いわゆる海坂藩ものはそこはかとなく味があっていいですね。テレビといえどもNHKですので当然ながらコマーシャルなし。集中できるし大画面テレビで見ていると臨場感もあっていいのですが、トイレに行く時間がない。それに食洗機の音が結構うるさいのですが、これは文句を言うと反論が来そうなので、音を大きくして黙っています。
木村拓也主演ですが、ちょっと格好よすぎるのでは。もう少し泥臭い雰囲気のある人でもいいのでは。目を開けてまっすぐ見ているのですが見えていないのが分かる演技はなかなかです。

壇れいがいいですね。今では絶滅したんでしょうけど、いかにも江戸時代の日本女性のなんとも言えない良さが出ています。桃井かおりがいかにも口うるさそうなおばちゃん役でいい味出しています。敵役の坂東三津五郎も好色そうな切れ者の雰囲気が出ています。
当たり前なんですが、映画は細部の作り込みが入念です。背景の樹木とか風に舞う木の葉とか手が抜いてありません。最後のクレジットを見ていたら城とか庭園とかはやっぱり彦根でしたが、本物感を出すには本物を使うしかないですね。
最後はお定まりの結末なんですが、山田監督の感情の盛り上げの持って行き方はさすがに上手い。
かみさんは前に見た事があるといっていましたが、最後のところでは泣いていて、一緒に見ていた下の子に冷やかされていました。どうも下の子にとっては殺陣シーン以外はあまり面白くないものに付き合わされた感じです。まだ高校生にはこの辺の機微はわかんないよな。