怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

21世紀の資本

2020-05-30 21:42:37 | 映画
5月末までの映画の鑑賞券をもらっていたので、前回「三島由紀夫vs東大全共闘」を見てきたのですが、まだ1枚ある。
という事で再度映画を見に行くことに。
この日は母の歯科受診があったので毎度ながらブチ切れつつ喧嘩しながら付き添いを務めてから、雁道からバスで名古屋駅に。
土曜日なので多少は混んでいるかと思いつつロビーへ行くと閑散としている。
余裕で空いていたのでこの日はHー12の席に。

席は時節柄前後左右ひとつあけてあるのですが、右端は並びが2席なので2席を一人で占拠できます。これは周りを気使うことがなくて快適です。
予告編が始まる頃に席についたのですが、観客は20人くらいかな。
「21世紀の資本」はトマ・ピクティのベストセラー。ハードカバーの結構分厚い本にもかかわらず結構売れて評判になったので知る人ぞ知る。でもこれをどうやって映画にするかというとフランス革命から植民地支配の時代、第一次世界大戦を経て大恐慌、そして第二次世界大戦、現代の金融資本主義、グローバルに展開する資本、そして広がる格差をいろいろな映像(記録映像、映画など)で表しつつ、ピクティ、スタイングリッツ、フクシマ、そしてよく知らない経済学者とか社会学者、歴史学者などのインタビューでつないでいくものです。

ピケティが「21世紀の資本」で論じたのは非常に単純で、各国の長期の経済統計を解析して結果、「資本収益率」は「経済成長率」大きく上回っているという事。結果として格差はどんどん拡大している。
格差が極限まで拡大すると社会がもたなくなって、1%の貴族層が90%以上の資産を独占する社会はフランス革命をもたらし、変わって土地と身分から解放された資本がとどまること知らず植民地収奪戦となり第一次世界大戦へと突き進む。
戦後疲弊したドイツはファシズムに活路を見出し、大恐慌からバブルがはじけたアメリカはニューディールから戦時経済へ。さすがにこの大戦では国家の総力戦となりこれ以上の格差を放置できないように。イギリスではゆりかごから墓場までで有名な社会福祉政策が展開され、修正資本主義の時代となり、中間層が形成されていく。例外的なのだが、膨大な犠牲を払ったこの時には格差は縮小された。だがグローバル化した資本はとどまることは知らず、自由に動き回れるようにレーガン、サッチャーの新自由主義の時代をもたらす。結果、格差はどんどん広がり、中間層はいつの間にか解体されていった。
今はご存じのように格差はますます広がって社会階層は固定化されてしまい、富めるものはドンドン富んでいきます。彼らはそれを自分の実力と理解していますが、単に運がよかっただけの結果かも。持たざる者は這い上がる術もなく貧困を再生産しています。
ピクティは社会の持続性のためにはこの状態は放置できず、相続による格差の固定を防ぎ、資産に課税をし、各国強調してタックスヘブンを取り締まらなければと説く。
色々考えさせられる映画でした。
この映画がフランスとニュージーランドの合作だそうですが、ほとんどNHKのBS1でよくやるドキュメンタリーにありそう。最近暇でよくこういう類の番組よく見ているんです。でもこの類の映画を商業ベースで作るのはすごいというか日本では絶対無理なのでは。フランス映画だから商業ベースで封切りされているのでしょうけど、興行収入は期待できるのか。
この日の観客は20人くらいだったのですが、正直、興行的にはかなり厳しいんでは。多分そのうちBSでやるかもしれないだろうし私的には鑑賞券をもらわなければ絶対に見なかっただろうと思います。いろいろな学者が説くところを字幕で必死に追いかけて読んでいくのは結構大変で疲れました。
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三島由紀夫vs東大全共闘

2020-05-27 21:02:09 | 映画
新聞販売店から抽選でもらった映画の鑑賞券の期限は5月末まで。コロナ騒ぎでもう使えないかと思っていたのですが、今秋から映画館も再開されたので、さっそく見に行くことにしました。
でも今はテレビとか新聞の広告もなくて、これといった新作も公開されていない。
結局、今回選んだのは「三島由紀夫vs東大全共闘」

ネットで座席の状況を見てみても余裕で空いているので、開演30分前に名古屋駅のミッドランドへ。
座席は両横、前後は空けての指定。選んだのはE11番。前から5番目の真ん中の席です。

ロビーはまだまだ閑散としていて、窓から見る名古屋駅前の様子も人は少なめ。

まあ、平日の昼間ですから。
ロビーの売店も閑散としていて、販売中止の物もあり販売品も制限されています。

ちなみにビールは発売中止。なんてこった。
さて映画は1969年5月13日に東大駒場の901番教室での三島由紀夫と東大全共闘の討論の記録を編集したもの。三島由紀夫は千人の東大全共闘が待ち構える場へ警察の警備を断り単身乗り込んでいます。もっとも心配して駆けつけた盾の会のメンバーが待機していたのですが。
最初に時代背景としての記録映像が出てきますが、70年安保を前にした騒乱の時代が映し出されます。なぜか全共闘の映像では革マルの白ヘルが多く出ているのですが東大は革マルが多かった?私は70年に高校進学していてその頃は何もわからないけど、機動隊と対峙する全学連にどことなくひかれる中学生。この三島と東大全共闘との討論はリアルタイムでニュースを見た記憶はあります。
単身乗り込んで討論に挑んだ三島は、それなりに緊張はしていたのでしょうが、その態度には余裕さえ感じる。映像に撮られていることを十分意識してたった一人で対峙している姿を見事に演じている。全共闘相手に声を荒げることもなく自分の考えをユーモアさえ混ぜつつ真摯にかつ誠実に答えています。
しかし両者の議論はやたらと難しい哲学的概念が混じって論点がよくわからない。合間に当時の関係者の証言とともに平野啓一郎と内田樹の解説というか背景説明が入るんですが、これがないと理解できなかったかも。当時はこんな言葉が飛び交いつつ世界を論じていた時代なんだと感じ入ります。相手が全共闘で革命理論に凝り固まったセクトではなかったからでもあるんでしょうけど。
でも三島の歯切れのいい言葉はよくわかりました。認識と行動では行動を評価する。反知性主義を公言。暴力を否定したことはなく、天皇という言葉さえ言ってくれたら君たちと共闘する。
内田樹によれば60年安保闘争から全共闘への原動力は敗戦して属国となっている日本の「反米愛国」運動。その面では三島はアメリカの走狗となっている既成右翼よりも全共闘に親近感を持っている。だからこそ天皇とさえという発言になっている。三島はこの全共闘の中に一人でも二人でもリクルートできたら、できるだろうと思っていたのではないだろうか。
それでは三島にとっての「天皇」とは?具体的な制度ではなく日本人の基底に流れる心で日本をまとめるもの。三島は戦後の天皇に批判的なのだが学習院高等科の卒業で銀時計を天皇からもらっていて、心情としての敬愛もある。天皇個人にはアンビバレントな心情があるみたいです。理屈ではなく日本人として生きていく基盤としての天皇と私的には理解したのですが、よくわかりません。
それにしても、当時はみんなすごくタバコを吸う。三島は両切りピースを4箱持ってきている。全共闘の連中もみんなタバコを吸っている。落書きとアジびらで雑然とした教室と相まって時代を映し出しています。ほとんどが男性で聴衆にも女性はほとんど見当たらない。
この映画で疾風怒濤のあの時代を少し体感した気分になりました。観客は2~30人。当然ながら高齢者が多かったのですが、若い人もちらほらいてこれはちょっと意外でした。
終わって地下のモンシェールで堂島ロールでも買おうと思ったのですが、まだ閉店中。

諦めてすぐに帰ります。
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とにかく不要不急の日々

2020-05-26 22:15:09 | Weblog
緊急事態宣言もようやくというか早まったというのか分かりませんが解除されました。徐々に普通の生活が戻ってくると思いますが、スポーツジムなどはクラスター感染があった影響でいまだ営業自粛。
テニスコートについていえば、愛知県所管のコートは更衣室使用禁止ながら早々と5月16日から使用できるようになりました。名古屋市の土木所管の公園のコートも6月1日から利用可能となるみたいです。ところが教育委員会所管のコートはいまだ営業再開の方針が出ていません。スポーツセンターは屋内施設でトレーニングジムがあるのでなかなか何時からと言えないみたいです。でも瑞穂のテニスコートは屋外ですし、切り離して再開できるはず。実は24日に予約が入っていたので先週担当の方から利用できませんとの電話連絡が入ったのですが、5月中はわかったので6月の利用はどうなるかと聞いても回答なし。屋外なので問題ないのではと聞くと観客席があるからとかいう苦し紛れの返事ですが、鶴舞公園テニスコートも観客席はあるだろう…ま、6月7日にはヤッターマン名義で予約が入っているのですが、できるかどうか。
ついでにと言えばなんですが、体育館からは今日電話が入ってテニス教室は5月開始を6月4日からに延期していたのですが、いつ再開できるか分からないので中止にしますとの連絡がありました。せっかく教室のためにラケットのガットを張り替えグリップテープを買ったのですが、意味なしに。体育館用にシューズを買おうかとも思っていたのですが、迷っていて注文せずに良かった。
解除されてもウイルスは現に潜伏しているはずですし、確実に第2波は来ると言われています。だからみんな気を抜かずに新しい生活をと言われても、人生ほとんど不要不急のこちとらとしてはとにかく不要不急の日々を送るだけ・・・
ぼちぼち企業決算がまとまり株主総会の季節になってくるのですが、今年はできるだけネットか郵送で権利行使してください、総会に出席されてもお土産もありませんというところが多いみたいです。デンソーも6月19日に株主総会があるのですが、やっぱりお土産もないし、送迎バスもなくて、恒例の工場見学会もありませんとのこと。

今まではわざわざ株主総会に出ることは難しくて終わった後にパーティーのある日本空調の総会にしか出席していないのですが、社長さんが説明して質疑応答にこたえる姿は周りにいる取締役の姿と相まって会社の姿がよくわかるので、暇になった今年は県内本社の会社はできるだけ出席してやろうかと思っていたのですが、残念。特にデンソーは抽選なんですが、半日かけての工場見学が3コースあって是非申し込もうと思っていたのでがっかりです。
ストレスが溜まっているのか家で飲みすぎたのか、先日はひどい下痢になり、ここ4日は禁酒の日々。4日連続の禁酒というのはいつ以来か。カキにあたった時以来?症状としては下痢だけだったので、腸内に溜まっていた不純物を一挙に吐き出した感もありますけど。体重的には1キロ減量してこれぐらいにしたと思っていたので、不幸中の幸い?でもすぐに戻るんでしょうね。
体調維持のためにも6月には瑞穂公園テニスコートは再開してください。
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井上ひさし「喜劇役者たち」

2020-05-22 14:41:24 | 
その昔読んだ井上ひさしの本の再読。今回は「喜劇役者たち」です。
「モッキンポット師の後始末」でも出てくるんですが、井上ひさしは上智大学の学生の時に浅草のフランス座でアルバイトをしている。当時のフランス座はストリップが主体で合間に箸休めのような軽喜劇を挟んでいた。ほとんどのお客はストリップ目当てで合間の喜劇など誰も早く終われて思っているのだが、そんな中でお客を引き付けるべく喜劇役者たちはしのぎを削っていた。
この本にも出てくるが、渥美清を筆頭に関敬六、谷幹一、長門勇、佐山俊二、八波むと志などが活躍して、ここからもっと大きな劇場とかテレビとか映画の世界に進出していった。こうやって書きだしていくと小中学生の頃にテレビで見ていたようなメンバーの名前ばかり。浅草を卒業して出世した面々です。山田洋次の解説にも少し触れられていますが、渥美清のすごさと当時の人気ぶりがうかがえて、それはそれで興味津々、面白く読めました。
でもこの本の主役の喜劇役者たちは、出世の階段を昇っていけた面々ではなくて何やらそれぞれ言うに言えない事情があって華やかな世界に行くことができなかった人たちです。

井上ひさし自身が進行係のアルバイトをしながら間近に見ていただけに、それぞれの喜劇役者たちの描写は小説家として話を盛ってあることはあるのでしょうが登場人物が生き生きとしているし、愛情がこもっています。
多分モデルとなった人は実際にいたのでしょうし、それなりのコンタクトはあったと思います。浅草を抜け出せず、あるいはそこから落ちて行った人たちにも人間的魅力があり人生があったことでしょう。実経験が基底にあるだけに、この小説には時代を超えた読みごたえがある。1970年代の作品ですが半世紀たった今でも十分に楽しむことができました。
比べてみるのも何ですが、この前に井上ひさしの「浅草鳥越あずま床」を読んだのですが、この小説のモデルは多分当時の妻の父親とその仲間。もちろん井上ひさしのことですから膨大な資料を当たり下調べをした上だと思いますが、今読むとどことなく他人事の作り物の感があります。

同じ趣向なら有川浩の「三匹のおっさん」のほうが今風というか面白いかな。それは時代の制約なんですけど。
自分の体験を血肉化した作品「モッキンポット師の後始末」、「喜劇役者たち」には時代の制約を飛び越える力が感じられ、今読んでも古さを感じさせませんでした。
ところで舞台は浅草のストリップ館ですが、当時は警察の取り締まりもあってなかなか見えそうで見えないところに楽しみがあったのですが、時代とともにどんどん過激になり、23区内は警視庁の取り締まりが厳しく御開帳と行かずに衰退していくのですが、川を超えた船橋では「まな板ショー」などもあって大盛況に。DX東寺とか九条ОSとか関西勢も有名でした。
そう言えば名古屋市内でも鶴舞劇場とか銀映とかがあって、それなりに活況を呈していたのですが、区役所の職員で勤務時間中に舞台にあがって摘発を受けた手合いがいたな。今だと即懲戒免職でしょうが当時は時代がのんびりしていて免職にはならなかったみたいです。
まあ、過激になると歯止めがなくなるんですが、行くとこまで行けば人間すぐに飽きが来る。警察の取り締まりもあって長くは続かずにいつの間にか消えてしまうんですけど。
ほとんど現場経験はないのですが、そんな戦後のストリップの歴史までも追体験させてくれました。 
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アベノマスクが届きました

2020-05-20 21:44:07 | Weblog
愛知県でも順次郵送されるという報道がしばらく前にあったのですが、ついに我が家にもアベノマスクが届きました。
1世帯にガーゼのマスクが2枚。

見たところ安倍首相がいつもつけているマスクよりは少し大きそう。
マスクと一緒に三密を避けましょうとか日常生活で気をつけること、ご丁寧に布マスクの洗い方や洗濯回数を書いた文書が付いていました。

まあ、我が家では以前書いたみたいにマスクは一応確保してあるので、せっかくのアベノマスクも使うつもりはないので、母に回すことにしようと思っています。もっとも現状を全く理解できないので母はなかなかマスクをしようとしません。いつもディサービスに出かけるときにマスクをするように言うのですが、マスクを嫌がってヒトモメしています。
それにしてもこの時点でマスク2枚とは too late too little
我が家が楽天市場でマスクを確保した時点では100枚6980円で、それが最安値。それでも注文してから届くまでに2週間以上かかりました。当時薬局にもどこにも在庫がなくてマスクを買うことはほとんど不可能でした。
ところがここに至ってマスクはあちこちで売り出すようになりイオンにも並ぶようになりました。高騰していた値段も今や値崩れ気味で安いものは50枚1箱2千円台になってきました。アベノマスクがやっと出回ってきた影響で安心感が出たこともあり在庫が市中に出回りやすくなったという説明をしているみたいですが、時系列から見ると噴飯ものです。
頂いて文句を言うのも何ですが、ほとんど予防効果が見込めない(ウイルスを遮断はできずに顔を触ることを減らすことはできるぐらい)ものに膨大な国費を使い、元は税金だとなると費用対効果はどうなっているのか、あれこれ考えていると笑ってしまいますが、総理大臣なら国費で何をやってもいいというものではないはず。
なんだかな~
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それでも不要不急の日々

2020-05-17 17:47:31 | Weblog
風はあるけどいい天気です。
緊急事態宣言が解除されたということは、活動を再開してもいいという事でしょうが、それなりに慎重に過ごさなければ。というよりももともと不要不急の余生しかない身なので、相変わらず家でゴロゴロするしかない。
まあ、いい天気なので午後から文庫本を持って散歩に出かけました。
神宮東公園では陽気に誘われてかたくさんの家族連れが出て来ていて、簡易テントが林立し、レジャーシートを敷いて食事をしていたりとちょっと解放された気分が漂っています。
そこから熱田神宮に行ったのですが、ウナギの蓬莱軒は25日まで休業。さすがに観光バスでの団体客はいませんでしたが、そこそこの人が参拝していました。

それでも本殿裏側を回る「こころの小径」は閉鎖されていました。

歩いて通り抜けるだけなのにどうしてでしょうか?
そこから白鳥山法持寺へ。

初めて気が付いたのですが、信長が桶狭間の戦いに出陣する時に立ち寄ったとかで、最近市の「信長攻略の道・人生大逆転街道」の案内板が出ていました。
この法持寺は白鳥陵を護持するために建っていたとかで戦前は今の宮中の場所にあったのが戦災で焼けてこの場所に移転したとか。かつては相撲部屋の宿舎になっていて北の湖がいたそうで、北の湖の石碑がありました。

徘徊老人がこうやって彷徨しているとまだまだ知らないことを沢山見つけます。今更それがどうしたといわれると何とも言えませんけど。
そこから白鳥公園に行くのですが、白鳥庭園は閉園したまま。いつから再開とも書いてありません。今月中は無理なんでしょうけど屋外庭園なので建物内を入れないようにすれば支障ないと思うのですけど、やる気なし。
橋を渡って熱田神宮公園に行ったのですが、ここの県のテニスコートは再開していて、既にプレーしています。

国が緊急事態宣言を解除したら素早く屋外施設の利用は再開したみたいです。再開決定後にすぐに先着順で予約を受け付けたみたいですが、私がこの日予約ページを見た時には土日はもうすべて埋まっていました。平日もほとんど埋まっていて、みんなテニスが出来るのを待ちかねていて、県の決定を見てすぐに予約に殺到したんでしょう。
でもコートは再開しても、更衣室は密室で密接になるのでという事か使用禁止。

それはそれとして合理的なのですが、名古屋市は5月中は再開する気配なし。多分今更再開すると予約を取り消した人から文句が来るし、色々ややこしいので余計なことはしないという事なのでしょう。なんだかな~
途中、公園のベンチで文庫本を読んだりして2時間余りの彷徨。
行動自粛が言われだした頃に、それならば一人の散歩ならいいだろうと神宮東公園、熱田神宮、宮の渡し、白鳥公園とぐるっと回り、これを続けて千日回峰ならぬ百日回峰をしてみるかと思ったのですが、3日目に雨で即断念。二日回峰でした。でも天気のいい日にはこうやって一人で彷徨っています。
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やっぱり不要不急の日々

2020-05-16 21:19:58 | Weblog
ようやくというか緊急事態宣言もここ愛知県は解除になりました。
と言っても特にやる事もなくやっぱり不要不急の日々が続きます。
でもこれで6月からは無事テニスが出来そうです。
飲み会も復活したいところですが、いきなり宴会を招集するのも憚られて、もっぱらステイホームでほとんど家でテレビを見ているぐらいしかやることもない。
こうなると家飲みに不自由しないようにお酒を買い出してきました。

今回は石川県の菊姫の「純米酒」と「先ず一杯」で攻めてみます。糖質制限を気にしてもっぱら最近飲んでいるハイボール用にカティサークも併せて購入。
ところで、以前「サワコの朝」で内田也哉子がゲストの時に、内田裕也が家にいる時には絶えずフラワートラベリングバンドの「satori」が大音量で流れていたとか。ほとんど知られていないような曲だったので、ちょっと意外だったのですが、実は私はレコードを持っていてまだ実家に置いてあるはず。
先日何故か急遽思い出して暇つぶしがてらレコードを捌くって見つけました。

改めて聞いてみましたがpart2がいい。当時何かのイベントで湯川玲子が絶賛していたので買った記憶ですが、日本国内よりも海外で評価が高かったかも知れません。
こういうことができる不要不急の日々もいいところがあるかも。
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遅いよ、サントリー

2020-05-14 21:28:29 | Weblog
サントリーのプレモルはビール缶にポイントが付いている。以前からポイントを集めていて、でも最近はビールをほとんど飲まずもっぱら糖質制限という事でハイボールか焼酎のロック。でもポイントはかなり前の物も有効で50ポイントぐらい溜まったまま。
すると今年になって24ポイントで新しいプレモル1本が必ずもらえるキャンペーンをやりだした。
それならばと48ポイントでプレモルを2本頂こう。
マイページの履歴を見てみると申し込んだのは2月23日。
ほとんど忘れていたのですが、今日5月14日に届きました。

3か月はかかっていませんが、いかにも遅い!
抽選の結果プレゼントというのなら抽選締め切りもあるし、まだ納得できるのですが、24ポイントで1缶もれなくプレゼントなので応募があればあまり考える余地なく送るだけのはずです。それが3か月…
宅配便が来た時にはすっかり忘れていて、サントリーからですと言われても何だったかと思ったほど。
いかに新製品と言えども、3か月もたてば新発売のブームの第一波はいい加減過ぎ去っているのでは。キャンペーンをうつのなら発売前に届くようにすべきだと思うのですが、どうしてこんなに時間がかかるんだろう?
わざわざ宅配便で応募者に送るので時間がかかるので、最近よくあるのですが、コンビニでの引換券をメールで送るとかすれば1月もたたずに対応できると思うのですが、どうもコストと時間をかけてがっかりさせているとしか思えません。
プレゼントをもらっておいて文句を言うのも憚られるのですが、なんだかな~
でもさっそく冷蔵庫で冷やしていただくことにします。
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引き続き不要不急の日々

2020-05-10 16:21:34 | Weblog
新たな感染者が出ていない三重県は徐々に行動制限を解除してい行く模様です。
民間のテニスコートは営業を再開できるようになったみたいで、ヤッターマンは早速地元でテニスを始めたみたいです。
でもここ愛知県は5月末までは引き続き外出を自粛してくださいとのこと。おかげで瑞穂公園テニスコートも鶴舞公園テニスコートも予約はすべて強制的にキャンセル。なんてこった、パンナコッタ。
そもそも屋外のテニスコートはプレーヤー同士がコンタクトすることもなく、密閉はもちろん密集でも密接でもないのですから閉鎖する意味が分からない。何なら密室になりそうな更衣室だけは使用禁止にすればいいのでは。確かベルギーではテニスコートは使用可能になったはず。
まあ、理屈ではなくて、こんな時世にテニスを楽しんでいる輩がいたら自粛警察がギャンギャン言ってきそうですけど。
実は近所の体育館で春のテニス教室を募集していて、申し込んでおいたら運よく当選(昨秋には落選したのです)したのですが、5月14日から10週10回だったのですが、先日電話がかかってきて6月4日からの7回になるとのこと。てっきり中止の電話と思ったのですが、できるだけやろうという心意気です。落選とか中止よりはいいので「小吉」というところか。6月になれば屋内の体育館でも開館できるようになってほしいものです。
籤運と言えば、新聞販売店が毎月抽選でプレゼントをしてくれるのですが、ダメもとで応募してみたら今月のプレゼントに見事当選

マフラータオルなのですが、実家で使うのに丁度いいので、これはラッキー、「中吉」でしょうか。実は先月も申し込んで映画の鑑賞券が当たったのですが、期間が5月31日までで使う機会がないままで期限が切れそうです。

これはぬか喜びの「大吉」転じての「凶」?
ところで先日6月のテニス利用料を支払いに鶴舞公園に行ったのですが、いい天気だったので公園には家族連れとかカップルがそこかしこでレジャーシートを敷いて寛いでいました。
でも公園にはやたらと看板が立っていて、順次咲いてくる花に合わせた祭りのイベントも全部中止。


看板には不要不急の利用は控えてくださいとなっているのですが、そもそも公園を利用する人で緊急必要な人がいるのか!公園を楽しんでいる人は不要不急だから来ているのでは。
不要不急ではないと言える人は一生懸命花壇の手入れをしている職員の人ぐらいでしょう。

丁度バラの花が咲きだすところで、人が少ない分静かに花を愛でることができたのですけどね。不要不急で余裕があったからこそ花を愛でることができると思うのですけど。

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またもや不要不急の日々

2020-05-06 16:16:42 | Weblog
引き籠り生活が続くと、つくづく人間は社会的な動物なんだと感じます。
誰かと共同作業をするという事はなく、もっぱら家で本を読むかテレビを見ているだけ。散歩に出ても一人で歩いてくるだけだし、家族以外とは全くと言っていいほど会話がない。社会との触れ合いがなくて、電話で無駄話をする相手もいなくて、どことなく欲求不満がたまってきます。
誰もいない公園の片隅で「王様の耳はロバの耳」と叫んでみればすっとするかも。
このところ新聞もなんだか薄くなってコロナ関連以外では読むところもあまりない。加えて折り込みチラシもどんどん少なってきて昨日はついにゼロに。賑やかしに新聞販売店のチラシが無理やり入れてありました。

こういう時なのでテイクアウト関連のチラシぐらいどんどん入れてくれればいいのに新たな生き残り策で急にテイクアウトを始めたところはチラシの準備もできていないし金もかけれないのか。
テレビでは朝と昼の情報番組はコロナ関連ばかりなのですが、どのチャンネルもコメンテーターの顔ぶれが違うだけで同じようなことばかり。テレビという媒体の性格上画像になるものが大きく取り上げられ、歯切れがよくて複雑なことを単純に切り取るコメントが重視される。何が正しいかもよくわからないままどんだけ情報を仕入れても私個人は如何ともしがたくどうしろというのか。一応三密は避けて散歩に行くときにもマスクをし、手洗いは忘れずにぐらいは実行していますけど、ウイルスの性質も病態もわからないことが多く、エビデンスもあまりない中過剰反応気味なのは如何なものかと思っています。まあ、自粛警察とかやたらに大きな声で文句を言う人は、攻撃することで正しいことをやっているという自己満足感に陶酔して、このストレスフルな現状を乗り切ろうとしているんでしょう。正しいことをしているのなら匿名の安全地帯から言うのではなくてちゃんと名を名乗って自分の言葉に責任持てるようにぐらいにはしたらと思いますけど。
そんなこんなで最近は情報番組はほとんど見なくて、もっぱらBSの番組を見ています。ダーティーハリーは順番に4まで見てしまいました。ちなみに夜のバラエティ番組もドラマも新しい作品が5月中でネタ切れになるとか。今でもスペシャルとか選とか銘打って少しだけいじった再放送が多いのですが、どうなる事やら。もはやテレビではなくてユーチューブなどのネットの世界になるのか。対応できない高齢者にはつらいのですが、いよいよタブレットを買わなければいけない?
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