怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

和田秀樹「スマホが起こす「自分病」って何?」

2024-03-29 17:59:44 | 
最近は地下鉄に乗って、座席に座っている人を見渡すとほとんどの人がスマホを見ている。
道を歩いていると前を見ずにスマホを見ながら歩いてくる人も多い。そういう時はわざと足音を立てて歩くとか危ないときは声を出すのだが、ちょっと腹立たしい。
私のマンションの前は幼稚園送迎バスの乗降場所になっているのだが、バスを待っている間ずっとスマホを見ている親もいる。子どもたちは勝手に遊んでいるのだが、バスを待つ少しの間くらい我が子を見ていることは面倒なのか?スマホの情報は今見なければだめなのか?
どうもいつの間にかみんなスマホなしでは生きていけないスマホ命の世界になってしまったようだ。
そんなスマホ依存症のような現状を憂いたのがこの本。

和田秀樹さんに言わせるとこれは「自分病」とか。
ちょっと何を言っているのかよく分からない病名ですが、和田秀樹さんの造語みたいです。
他人や周囲から意識を遮断して自分の世界に閉じこもってしまい、LINEなどのSNSでつながる世界が自分であって、今どこかの街を歩いている自分、気持ちのいい風に吹かれている自分、電車に乗っているリアルな自分は自分ではない、という現実を「自分病」と名付けています。どうももう少しわかりやすい病名がつけれると思うのですが、スマホ依存症と理解して読んでいけば意味は分かります。
スマホはいつもパソコンを持ち歩いているみたいで、調べ物などをする時にはとても便利なツールです。
ところがスマホによって繋がるLINEとかのSNSがコミュニケーションの手段になると、1対1の親密な人間関係ではなく、「自分」対「みんな」の人間関係となり短い言葉のやり取りだけの広く浅い人間関係になってしまう。目の前の人より見えないみんなが大事になってしまう。
日本人はただでさえ同調圧力が強い(たぶんこれは徳川300年の太平の世が続いた成果?)のだが、SNSは同調するコミュニケーションで、常に周囲が気になって自分がない状態に陥てしまう。「いいね」のエールを交換するだけの関係となって、スマホでつながる「みんな」は誰一人、個としての自分を見ていない。
リアルな人間関係は面倒ですが、相手に感情や気分も伝わり、言いたいこと、考えていることも伝わる。努力しても気持ちが通じなかったり、どうしても相性が合わないことも多々ある。でも人間関係とはもともとそう言うこともので、面倒なこと、失敗を繰り返して悩みつつ人は成長できるし自信を生み出してくれる。
ちなみに日本のテレビ局はキー局は6局だけで同じような論調で犯罪、政治、外交を取り扱っている。チャンネルを替えても同じようなニュースを同じような切り口で取り上げている。社会に要求する規範、ルールでかくあるべきと脅迫し押し付けている。少し外れたことを言えばたちまち苦情が殺到し炎上する。本来なら異論を提出し、議論をするのがネット社会なのだが日本のネット社会はテレビからの脅迫を下僕のように拡散している。
いつの間にか便利なツールだったはずのスマホは依存症をもたらし、息苦しい社会を作っていくようになった。
家族関係を壊し、人間関係を希薄にしている。子どもの時からスマホを与えていると学力も低下する。
必要な時以外はスマホは使わず、自分の感覚を取り戻し、新しい世界を自分で見つけ誰かに教えることが幸福感をもたらすはず。
実は私は一応スマホを持っているがその能力の10%ほどしか使いこなせていなくて、業務連絡でのLINEの使用がほとんど。最近ではスマホがないと飛行機や新幹線の手配も出来ずに割引クーポンも出てこない。レストランの予約はスマホ画面を見せるのだが何時も一苦労。腹立たしいことに先日行った居酒屋はスマホから注文してくださいと言われた。スマホ操作に手こずり結局店員を呼んで注文したのですが、若い店員とのやり取りもじじいの密かな楽しみなんですけど。
一緒にいても面と向かって話すことなくスマホを通じてやり取りするなどと言うのは言語道断と言うしかない。
和田秀樹さんのスマホ依存症に対する警告には激しく同意します。
ところでこの本、和田秀樹さんの数多のベストセラーとはだいぶ趣が違っています。そのせいか図書館でも予約なしで書棚に並んでいました。でもスマホについて行けないじいさんとしては多くの人に読んでほしいお勧め本でした。
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原田マハ「スイート・ホーム」

2024-03-28 21:45:11 | 
このところテニスを予定していた日が雨天中止になることがしばしば。菜種梅雨と言うのでしょうか。
雨だと散歩に出ることも躊躇われ、時間を持て余して取りだめた録画を見るか本でも読むか。
先日友人に要らないからと頂いた原田マハの「スイート・ホーム」を読んでみました。

たぶん阪神間の阪急電車のとある駅からバスで二つ目の停留所で降りてしばらく歩くと赤い屋根、クリーム色の壁の家、小さな洋菓子店「スイート・ホーム」があります。
そのお店は、父がパティシエで、母が看板娘。娘が二人いて長女の陽皆、次女の晴日、性格は全く違うのだが、毎年秋になると咲くキンモクセイの花の下、家族写真を撮るのが年中行事の仲のいい家族4人。
父は宝塚のホテルで修行した腕のいいパティシエなのだが、いたって無口。そこを明るい「看板娘」の母が前に出て切り盛りしている。
この本はそんな家族の長女陽皆の密かな恋愛から始まって結ばれるまで、そして次女の晴日の結婚まで、間に同居することとなったいっこおばさん、料理教室の先生の未来などなど脇役もそれぞれ悩みを抱えながらもめげることなく前向きに生きていく姿が描かれています。
とにかくこの本の中で紡ぎ出されている連作物語には悪い人はひとりも出てこない。みんな真摯に誠実に人生を生きていて、驚天動地の出来事は起こらないけど小さな幸せをつかんでいく。
とかく殺伐たる現代を生きている身ですが、読んでいるとほっこりして心温まります。こんな話はでき過ぎのメルヘンであり得ないとも思うのですが、だからこそ小説の中の世界につかると止められませんでした。
ちょっと私の生きている世界とはかけ離れていますが、たまには全員善人と言う話はいいものです。
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大沢在昌「熱風団地」「砂の狩人」

2024-03-26 08:29:20 | 
外国人向け観光ツアーガイドを生業にする佐抜。
架空の国べサール語を始めとして中国語、ビルマ語などを話すことが出来る。
そこを見込まれてだろう外務省の関係団体NPО法人「南十字星」の職員からベサール国の元王様の第2夫人の息子が行方不明なので探す仕事を依頼される。
ベサールでは軍人によるクーデターが起き、日本人だった第2夫人と息子(王子となる)は日本へ来ているのだが、その息子はやんちゃで家出して行方不明とか。
相棒にはベサール人の元女子プロレスラーレッドパンサーことヒナ。母親がベハール人で幼い頃ハベハールで育っている。
それで大丈夫なのかと言う凸凹コンビなのだが伝手を頼って王子を探して行く。
どうやら王子は千葉県の居住者が外国人ばかりの団地にいるみたい。

う~ん、愛知県で言えば九番団地とか保見団地?外国人の方が多くてコミュニティが出来ている団地と言うのは首都圏でもそこそこあるのだろう。
舞台は日本人はほとんどいなくて団地の自治会が見回って生活全般を牛耳っている。よく言えば住民自治なのだが、役員は中国人が主体でここにも中国の影がある。
べハールは資源があり、現政権と元国王とは緊張関係にあり、例によって中国が接近してきている。
元国王は死期が迫り王子の動向はべハールの政治の行方に大きな影響を与えると言うことで中国は身柄を確保しようとし、日本政府も表立っては動けないので南十字星を使って佐抜とヒナに王子の確保を依頼したという訳。
一昔前ならソ連のKGBとアメリカのCIAとのドンパチの狭間で日本政府がオロオロしながら表に出ずにCIAに協力すると言う構図になるのだが、今は中国の国家保安部が相手。CIAも表に出ずに、日本も及び腰で目立たぬように政府とは別の団体が動く。
その及び腰の目立ってはいけないと言う対応に腹を立てながら佐抜とヒナはディープな団地の中で王子を確保すべく奮闘する。
べルーナのように南シナ海かどこかの島国で政情は定まっておらず、中国が触手を伸ばしていると言うような国はありそうな設定で、国際政治の狭間で各国の思惑が錯綜しているのもさもありなん。
主人公の二人、元女子プロレスのヒナが強いのはともかく佐抜も最初は頼りなかったのが知恵と勇気で難局を切り開いていくと言うのは調子がよすぎですけど、脇役もいい味を出していて楽しく読み進めることが出来ました。
ついでに「狩人シリーズ」の「砂の狩人」も読んでいます。
これは大藪春彦の本かと言うようなバイオレンス満載で、暴力と銃撃の連続。この小説の中でいったい何人が殺されるのか。数える気はないけれど50人は確実だと思います。新宿で急速に力を伸ばしてきた中国人とそれに対抗する日本のヤクザ。暴力団組長の子どもの連続殺人事件をきっかけに抗争は勃発。そこに飛び込んでいくのは犯人を射殺して警察をやめた元刑事の西野。そんな危険な仕事に引っ張り込んだのはキャリア警察官の時岡。西野は自分の体を標的に抗争の真っただ中に飛び込んでいくのだが、その相棒となるのがこのシリーズおなじみの新宿署刑事の佐江。
新書版で2段組上下で700ページほど。読みだすと途中でやめられませんけど、あまりの暴力シーンの連続にちょっと食傷気味でした。
でもこのシリーズまだあるので読んでみようか。
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3月23日熱田神宮公園テニスコートは雨

2024-03-24 10:20:26 | テニス
朝から暑い雲が空を覆っている。
どうやらぽつりぽつりと降ってきた。
この日の天気予報はお昼過ぎまで雨。

13時から15時まで熱田神宮公園テニスコートの予定ですが、クレーコートなのでこれでは無理か。
念のため13時の雲の動きを見てみると画面は一面青。

諦めて戦闘準備を解除。家で録画でも見てゴロゴロしているしかないか。
それでも予報通り15時過ぎると雨も上がってきたので散歩に出ることに。
ところが道を歩いていると財布が落ちているのを見つけてしまいました。

場所は交番の道を挟んだ対面だったのですが、交番に行くと誰もいない。連絡電話でごちゃごちゃやり取りするのも面倒でそこから歩いてもすぐなので熱田警察署へ行くことに。
謝礼も何も貰うつもりはないのですが、行くと一応住所氏名を書いて、最後に取得権利放棄に署名して一仕事すみました。

こんな面倒なことはスルーして誰もいなかった交番の机に黙っておいてきたらどうだったのでしょうか。
散歩に戻って熱田神宮公園まで足を伸ばします。
テニスコートを見てみると、水たまりが大きく広がっている。

これは雨が上がっても今日は無理でした。
堀川の橋から見ると名古屋駅の高層ビルの上の方が雲に霞んでいます。

反対側の宮の渡し方面も1枚。

犬も歩けば棒に当たるならぬ、散歩に行けば財布を拾う。思い起こすとこの10年くらいで落としものを届けたのは5回ほどあるのですが、別にいつも何か落ちていないと目を凝らしているわけではないのですが、なんでだろう。ちょっといいことしたと自己満足するしかないのですけど散歩を邪魔されてなんだかな~なんですけど。



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白鳥寄席200回記念

2024-03-21 17:46:12 | Weblog
白鳥庭園では毎月第3水曜日に白鳥寄席を開催している。

清羽亭の座敷で臨時の高座を設けて行うのだが、最初は大須演芸場が差し押さえられ使えなくなった時に名古屋の落語家たち(と言ってもほんの4~5人ですけど)の活動の場がなくなって困っていたことから、それならばと白鳥庭園が自主事業として活動の場を設けたもの。
当初は無料でしたが、それでも最初はPR不足もあってお客は関係者と言うか法被を脱いだ庭園職員の他はちらほらだったとか。
それでも回を重ねるごとに定着してきてお客も満員になってきて、私はその頃ちょうど年金生活になって暇を持て余していたので、毎月都合がつけば行くようになりました。
ところがここでコロナ禍。
せっかく定着してきたのに開催も出来なくなってしまいました。
2年ほどのブランクからやっと再開できたのですが、ソーシャルディスタンスとやらで席は間隔を空けて指定席に。併せて有料となり200円。もっと取ってもいいのですがもともと無料で始めていて元を取ろうと言う感覚がないので座席指定料だけと言うことか。別途庭園入場料が300円入りますしね。
200円という安さから毎回ほぼ席が埋まるようになってきたのですが、遂に3月20日で200回の開催になりました。

200回記念と言うことでレギュラーメンバーの名古屋の落語家たちが5人が出演すると言うので、いつもは1時間ちょっとなのですが、中入りを挟んで約2時間の舞台。
あいにくの雨で強風の悪天候にもかかわらず、宣伝もあってこの日は椅子席だけでは収まらずにかぶりつきの人まで出る超満員。
10時30分前から前座が1席やって、川島白鳥庭園所長さんの挨拶の後開演。
最初は登龍亭福三が名古屋弁新作落語。
続いては登龍亭幸福ですが、まくらの時に前列の人の携帯が鳴る。慌てて止めたみたいですが、電源を切っていなくてマナーモードにもしなかったのですぐにもう一度鳴ると言う高齢者あるあるで席があったまる。
落語の最後は登龍亭獅篭が1席なのですが、不覚にも途中でうとうとしてしまいました。前から4列目でしたが狭い会場なので演者からは寝ているのはよく分かったかも。よく知っている話の名古屋バージョンなので展開が想像ついて眠くなったんだろうな。
ここで中入り。
中入り後は色物で柳家三亀司。いつもはなかなか成功しない独楽回しをやるのですが、かぶりつきまでいてる中では失敗したら危ないと腹話術に。よく見ていると口が動くのが分かるのですが、まあ、これは芸よりもしゃべくりを楽しむものなんでしょう。
トリは旭堂鱗林の講談。でも講談に入るまでの話の方が面白い。講談は続き読み太閤出世物語の第1話なんですが、要は日吉丸が生まれるだけの話なので戦の場面とか切った張ったがないので、後ご期待というものですか。因みに続き読みは毎月やっていて今度はもう第30話になります。
終わると12時15分過ぎ。
終わっても何も音楽が鳴らないのでどうしたのかと思っていたら出演者が5人登場。


200回記念と言うので5人に花束贈呈。
写真撮影も自由でSNSに乗せてPRしてくださいとのこと。一応ブログに載せてPRしておきますが、あまりお客が増えると席が取りにくくなるのが心配です。
終わってから近くのカニ料理の甲羅で昼食を摂ったのですが、この日は祝日だったので満員。加えてお得なランチはなかったのですが、席は待つことなく案内されました。
ところでこの店でスマホを忘れて来てしまい慌てて電話したら預かっていますと言うことですぐにまた駆けつけると言う失態でした。
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3月17日熱田神宮公園テニスコートの後は飲めない飲むと二人

2024-03-19 18:11:41 | テニス
終わって、この日は飲めない飲むと二人で夕飯を食べに行くことに。
二人なので飲めない飲むの車で行くことに。公園の近くでもいいのですが駐車場が17時に閉められるので、車でお店を探して彷徨うことに。
まずは日比野方面に向かいや台寿しの日比野店を探すことに。
日比野交差点を左折してすぐのところにあるのですが、駐車場はない。近くに駐車できるようなところもない。
ここはあきらめてイオンモールに行くことに。
先ずは4回のにぎりの徳兵衛に行ったのですが、5時15分ですでに待ちが3組。カウンターは空いているのですぐ呼ばれるかと思いきやなかなか順番は進まない。

早々に見切りをつけて2階のフードコートの「いきなりステーキ」に行きます。
いきなりステーキはフードコートにあっても生ビールは置いてあります。
飲めない飲むは肩ロース150グラム。
私も肩ロース150グラムにしましたが野菜を取らないといけんのでブロッコリーのトッピングを追加。当然生ビールもつけます。

食べながら飲めない飲むの宿痾の病歴を最初から拝聴することに。
思えば長くて苦しい歴史があったみたいですが、障害が目に見えず、血液検査などで数値化される訳でもないので、周囲のとっては訳が分からずひたすら迷惑な輩と思われていたのでしょう。実際ハイな時には本人にも止めようもなくひたすら顰蹙を買っていたと思いますけど。
こちらはビールのつまみの話として適当に相槌を打ちつつ肉を食らいます。
肩ロースは少し筋があって年寄りで奥歯が1本ぐらついている身にはちょっと辛いところも。
駄弁りながら1時間ほどフードコートの喧騒の中で食べ終わりここで解散。

私はビールを飲んで1760円。缶ビールでも隠し持ってくればよかったかも。

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3月17日熱田神宮公園テニスコート

2024-03-18 18:39:59 | テニス
土曜日が20度になると言う4月並みの気温でした。
散歩に堀川端まで歩くと土手に土筆が出ていました。いつの間にか季節は進んで春ですね。

と言っても2~3本しかなくそれでは摘んでも料理にもできず写真を撮っただけ。堀川沿いの道はたくさんの人の散歩コースなので出てきた土筆は朝のうちにほとんど摘まれてしまったのでしょう。
ところで日曜は夕方から雨の予報だったのですが、朝起きたら雲が低く空を覆ています。
9時ごろには細かい雨がぱらついたりします。
慌ててウエザーニュースを見るとお昼ごろから雨が降ることになっていた。

この日は15時からなのですが、これは危ういかも。
この日は参加予定者も5人と少なく、LINEでどうしようかとやり取りがあったのですが、とりあえず様子を見てみることに。
お昼前に15時のレーダーの雲の動きを見てい見るとそれほどでもないのですが、薄い雲が覆って雨模様。

それでも雲の動きはともかく雨はほとんど降っていなくて、レーダーの予報と必ずしも一致していない。
取り合えずテニスはやることにしてスタートは少し遅らせて15時15分と連絡したうえで14時30分に家を出ます。道々細かい雨が降っていましたが、地面も水が浮かぶほどでもなくテニスをできない程ではない。
15時前に管理事務所に受付に行ったのですが、こんな天気なので15時30分までにテニスをやめるのなら利用料は返金しますとのこと。

取り合えず受け付け手続きをしたのですが、料金は帰りでいいと言われました。いったん領収書を切って30分後に取り消して返金するのも手間なので現場の知恵対応ですか。
コートに着くとえみちゃんがほぼ同時でした。前のグループはやっていなくて空いていたので少し早いのですが本格的に雨が降り出す前に二人で乱打を始めます。
暫くするとちょっと見小野ヤスシさんが登場
3人で乱打をやっていると15時15分過ぎに飲めない飲むも登場。この日はタケちゃんマンも参加予定だったのですが、いつも通りあてにならず結局欠席でした。
雨は小降りのままでプレーに支障はなく、風もなく太陽も隠れているので眩しくなく、面はかえって締まっているみたいでテニスにはよかったかも。
4人揃ったので、すぐに試合を始めます。
最初はえみちゃんと組んでちょっと見小野ヤスシさん、飲めない飲む組と対戦。ここは(大分歳をとっていますが)若手組を一蹴。4:0の完封勝利でした。
試合をしているうちに雨は上がってきて、30分過ぎたのですが、このままテニスを続行することに。
次の試合は飲めない飲むと組んでえみちゃん、ちょっと見小野ヤスシさん組と対戦。最初2ゲームを連取されたのですが、ここから奮起して2ゲームを取り返し2:2に引き分けに持ち込みました。
一休みしている時にはえみちゃん持参のあられチョコでを食べながら駄弁るのですが、もっぱらえみちゃんと飲めない飲むの学んでいる鯱城学園の愚痴ともいえないような内情。
次の試合はちょっと見小野ヤスシさんと組んでえみちゃん、飲めない飲む組と対戦。この試合は一進一退の展開だったのですが、力んでネットとか空振りとかもあって勝ちきれずに2:2の引き分け。どうも緊張感を持続できずにポカが多い。なんだかな~
これで4人のすべての組み合わせをやったのですが、まだまだ30分以上時間がある。
引き分けた組み合わせでちょっと見小野ヤスシさんと組んでえみちゃん、飲めない飲む組と再戦することに。
この試合はデュースの連続で何と4ゲーム全部デュースと言う長い試合に。それでも最後は踏ん張ってデュースを全部取って4:0の完封勝ち。この日は勝利ゲーム数で4人のトップとなって終わることが出来ました。
少し早いのですが、これでコート整備をして終了にします。
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軽部謙介「アフターアベノミクス」

2024-03-15 08:14:53 | 
「死せる孔明生ける仲達を走らす」
安部が首相を退き、菅、岸田と首相は変わっているけど、いまだにアベノミクスの呪縛は金融財政政策に大きな影響を与えている。
安倍政権の後半には、安倍自身が金融政策への関心が下がっていた。
アベノミクスの具体的な見るべき政策は異次元の金融緩和の一本足だったのですが、当初黒田東彦総裁は2年で物価目標の2%を達成できると豪語していた。
岩田副総裁はデフレは貨幣現象なのでマネーサプライを潤沢にすれば克服できると言っていた。
しかし2%の物価上昇は金融緩和だけでは実現せず、安倍首相は金融緩和だけではデフレ脱却できないと言われるのを嫌い、次第に財政政策に議論の重点を移していく。
財政再建にこだわる財務省を仮想敵として積極財政を訴えていく。いわゆるリフレ派と言われる人たちも金融政策についてはゼロ金利もやりイールドカーブコントロールもやりと緩和をこれ以上できない以上論点を財政拡大に移していく。
アベノミクスの初期の成功体験が大きく安倍が首相退陣しても政治的影響力が大きかったこともあり、アベノミクスの純粋経済的な検証はされることはなかったと言える。
アベノミクスが華々しくデビューした時には過度の円高を逆転させ(実際にはアベノミクス前から円高はピークを越えていて修正されつつあったのだが、それは過度の円高がギリシャなどヨーロッパの金融不安が落ち着いてきたことにより、アベノミクスはまさにいいタイミングで打ち出してその功績を独り占めできた)、株価上昇をもたらし、世間にその成功体験は深く刻み込まれた、安倍の政治力の源泉となっていた。安倍にとってアベノミクスこそ長期政権の礎であり、その面で政治マターとなってしまった。
この本は安倍退陣後のアベノミクスを巡る政治経済の水面下を含めたせめぎあいを追ったもの。

安倍退陣後も後を継いだ菅首相は、マクロ経済背策としてはアベノミクスが所与のもので何ら見直すことも検証することもなく、関心はもっぱらミクロ経済施策にあった。大きな絵をかくことが出来ないどちらかと言うと黒子として物事を進めていく菅首相らしいと言えるのだが、そのため党内最大派閥を率いる安部は何時までも政治的に実質権力を握って活発に発言していた。場合によってはもう一度首相に復権するつもりだったかもしれない。
当然ながらアベノミクスの見直しには強い反発があり、金融政策への関心は薄れたとは言っても金融緩和の見直しについては議論の俎上に載せることさえ難しい状況に。
首相官邸、財務省、日本銀行と3社の思惑が錯綜して人事も絡んで水面下で虚々実々の駆け引きが行われていた。
金融緩和と円安は日本経済に何をもたらしたのか。低金利に支えられて国債発行のハードルは下がり、プライマリーバランスの目標は延期が繰り返され、はるかな目標の北極星と化した。
その一方で社会は格差が広がり、実質賃金は一向に上がらず、円安もあって日本の一人当たりGDPとか生産性の伸びとか各種指標での国際的な地位は下がり続けた。残念ながらと言うか予想されたことだがトリクルダウンは無理筋だったみたい。
功罪を一度経済学的に検証する必要があると思うのだが、政治的バイアスがかかり安倍亡きあとでもまともに議論が進んだと思えない。
リフレ派の主張にはある種の後は野となれ式のいかがわしさを感じるのだが、財務省を敵として財政規律を求める論者はすべて財務省の回し者と断罪すると当面苦い薬を飲むことなくマスコミ受けするので声が大きくなっている。
マクロ経済政策の議論として明確にアベノミクスに異を唱える政治的対抗勢力がいないと、表立った検証がされることなく、このままなし崩しに修正が行われしかないのだろうか。
こうして安倍亡きあと、裏金問題で安倍派が解散した今、円安の弊害も言われ始めているのですが、正面切って検証を始める議論はない。あり得ないのだろうが政権交代でもあると替わるのでしょうか。
こうやってレヴューを書くのは頭の中がまとまらずに大変でしたが、文章は読みやすくそんなに苦労することなく読了することが出来ました。
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3月10日千代田橋緑地テニスコートの後はいつもの…

2024-03-12 21:41:47 | テニス
終わってこの日は森の熊さん、1059さんとともに「や台すし」まで飲めない飲むの車に乗せてもらいました。

17時前なので先客は2組だけ。奥のテーブルは女子会で騒々しい。姦しいと言うべきか。
この日はコートでビールを大分飲んできたので熱燗で乾杯。

突き出しにはなすの煮つけが出てきましたが私はなすが苦手なので飲めない飲むに進呈します。

どうもトマトと言い茄子と言い中身がぐちゃぐちゃしているものは苦手です。茄子なら焼いたものは比較的大丈夫なのですが、自分から進んで注文することはないですけどね。
この店に来たら頼むべきものとして豪快いかの天ぷら。今回はげそ天にしました。

レギュラーだと食べきれないのでハーフで。
さらに家でなかなか揚げ物を作れない森の熊さんがカキフライも。

1人前が3個なので店員さんに4個にならないかと聞いたのですが、学生アルバイトさんみたいで首を振るだけ。それならば2人前にしました。
もっとも1人前3個は森の熊さん、私、1059さんでシェアし、もう1人前は酒を飲まない飲めない飲むが食べました。これで割り勘でも文句ないだろう。
さらに揚げ物続きで手羽先唐揚げ。

これも1人前5本だったので飲めない飲むが2本食べたような。
揚げ物ばかりでは野菜が足りないと海鮮サラダも注文。

適宜熱燗も追加してこの日は大3本でしたが、ここは19時までは半額なので銚子大でも1本385円、お値打ちです。
さらに野菜ものでオニオンスライスも。

飲み食いしながらいろいろ話していたのですが、いつもの内容のない話で全く記憶に残らない。それがいいんですよね。
まだまだ食べたりないとここで森の熊さんが枝豆をチョイス。どうしてこの期に及んでと思うのですが、ここで飲めない飲むがタコのネギ塩ごま油を追加。

これは4切れだったので問題なくシェアしたのですが、飲めない飲むはタコをごま油に漬けるのを忘れて口に入れてから油を飲んでいた。妖怪か!
どうもみんな軟体動物がお好みみたいでげその塩焼きも注文。

そろそろ〆にしようと巻物3色と太巻きにします。


最後のお茶をいただきお勘定。

7657円で一人2千円。おつりは基金に入れておきました。
店を出てもまだ17時30分すぎたところ。日が長くなってまだまだ明るいうちの帰宅です。

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3月10日千代田橋緑地テニスコート

2024-03-11 20:18:48 | テニス
夜明けが早くなりました。
6時になるともう空が明るくなってきました。

今日はいい天気ですが、低気圧通過後の常で風が強そう。
この日は名古屋ウイメンズマラソンで、午前中はテレビで観戦。
応援するのは鈴木亜由子。一応学部の後輩にあたり、経済学部でオリンピックに出ている選手はいないので心密かに応援しています。経済学部の同窓会では応援団が作られていて東京の代表選考レースにも応援に行ったとか。そこまでの力は入っていませんが、頑張ってとテレビの前で声援します。

結果は3位。それでも一時離されたのに激走して盛り返し2時間21分33秒の自己新記録。

健闘しました。パリオリンピック出場は逃しましたが、マラソン選手としては32歳の年齢ならまだまだできるはず。頑張ってください。
お昼を食べて12時30分に家を出て西高蔵駅へ。12時47分の列車に乗るのですが、ここから茶屋ヶ坂は環状線のちょうど中間点で右回りでも左回りでも同じ30分。

左回りに乗って茶屋ヶ坂駅から歩いて行くのですが、前を森の熊さんが歩いている。声をかけるには少し離れているので黙って追いかけていきます。

コートに着くと飲めない飲むとはげ親父はもう一仕事したと言って休んでいます。
そのうちマラソンの交通規制のため大渋滞で13時はつくはずだったちょっと見小野ヤスシさんですが大幅に遅れてしまい到着。1059さんも来ました。
取り合えず森の熊さん、ちょっと見小野ヤスシさん、1059さんと4人で乱打をやります。
暫くやったらじゃんけんして試合に。
最初はちょっと見小野ヤスシさんと組んで1059、森の熊さん組と対戦。この試合は1ゲームは何とか取ったのですが、それが精一杯で1:3で撃破されました。
14時になるとカバちゃんが登場。すぐに試合に入ってもらいます。
途中からカバちゃんが入ってきたので順番は大幅に変更となっています。
私の次の試合は森の熊さんと組んで1059、カバちゃん組と対戦。この日の1059さんはサーブがよく一進一退の展開だったのですが、森の熊さんの頑張りで3:1で勝利。
休憩時間は相変わらずのビールタイム。森の熊さんとはげ親父が500缶をそれぞれ2本持参してくるので結構酔ってしまいます。

いつもながら思うのですが、ビールを飲みながらのテニスは体に悪い。怪我のもとだと思うのですが、注がれると飲んでしまう、悲しい性です。
ちょっと見小野ヤスシさんは所用があるとかで15時で早退。またまた順番が狂うので仕切り直してじゃんけんします。
今度ははげ親父と組んでかばちゃん、飲めない飲む組と対戦。デュースが長く続くゲームで縺れたのですが、今回は最後まであきらめず粘って何と4:0で勝利
早速祝杯をあげます。
天気は青空が広がり日差しを浴びていると暖かいのですが風は強くて冷たい。

続いてはげ親父ともう一度組んで森の熊さん、1059組と対戦します。この試合も粘って疲れが見えてきた1059,森の熊さんのミスに助けられ最後のゲームをなんとか拾い3:1で勝利。何時もはげ親父と組むと相性が悪いのですが、この日はなぜか2連勝でした。
この時点で16時近くになったので森の熊さんと1059さんは早くもあがりの支度をしています。
まだ時間があるので私たちはもう1試合。今度は飲めない飲むと組んではげ親父、カバちゃん組と対戦。もう疲れと酔いが回ってきてヘロヘロでしたが何とか1ゲームは取って1:3と完封負けは免れました。
時間前ですけどコート整備して終了にしました。
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