怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

1月30日鶴舞公園テニスコート

2022-01-31 18:32:22 | テニス
朝起きるといい天気。
夜明けまであと少しの白みかけた空に三日月が見えます。

残念ながらコンパクトデジカメの写真では月がはっきりと分かりません。
ところが天気はそれから雲が出て来て陽が隠れ寒そう。
寒さ対策の支度をして8時40分に家を出て、雁道から基幹バスで鶴舞公園へ。
9時10分にはコートに着いたのですが、既にヤッターマン、えみちゃん、かばちゃん夫妻、はげ親父といて5人で乱打をやっています。
準備運動をいると程なく1059さんも登場して、入れ替わり乱打に入れてもらいます。
一回り乱打をやって一休み。
実は先日ボールを購入したので持ってきてみんなに配ります。

ダンロップは以前はスティール缶でしたが、今回はペット缶になっています。まだみんなスティール缶のボールを持っているはずなのでどんどん使ってしまわないと。
それではじゃんけんして試合にしましょう。
最初ははげ親父と組んでえみちゃん、かばちゃん組と対戦。はげ親父と組といつもお互いに足を引っ張るのか相性が悪いペアなのか結果は悪いのですが、この日は何故か調子よく3ゲーム先取。最後のゲームこそ落としたのですが、3:1で勝利と幸先のいい結果。
えみちゃんはお孫さんの通っている保育園にコロナ感染者が出て閉園とかで孫の世話をしなければいけないし、保健センターの仕事も頼まれていて休む時がないとかでちょっとお疲れ気味かも。
太陽は相変わらず雲に覆われ寒く、北風も吹いていてベンチで休んでいると凍えます。

身体を動かさないと寒いので連続して試合の人も休憩もそこそこに試合を始めます。
次の試合はカバちゃんと組んでえみちゃん、かばちゃんハズ組と対戦。どうも休んだ後は体が冷えていて動きが悪いのですが、条件は同じなのでここは2:2の引き分けに。
どんどん試合は続き、今度はヤッターマンと組んではげ親父、1059組と対戦。相変わらずヤッターマンは右へ左へと動き私のミスをカバーしてもらい、ここは4:0の完勝
今度はカバちゃんと組んではげ親父、ヤッターマン組と対戦。この試合は私の当たり損ねが予想外のポイントになったりミスショットが風で戻ってきて入ったりと、まあ運も実力のうちと言えばいいのでしょうけど、何と4:0と予想外の勝利。奇跡の連続完封勝ちでした。
ここで朝一番(と言っても9時ちょっと前ですけど)で来てコートには誰もいないとメールしてきたヤッターマンは早めに帰ります。
最後の試合は1059さんと組んではげ親父、カバちゃん組と対戦。この試合は一進一退の展開でしたが最後のゲームをなんとか勝って3:1で勝利。
この日は最後まで好調を持続しましたが、こういう時はあとでケガをするとか倒れてしまうのではとちょっと不安。
一応テニスは無事終えて12時前にコート整備して帰ります。
コロナ感染者は右肩上がりで伸びていてまん延防止措置が適応されている中ですが終わってはげ親父、1059さんの3人でいつもの紫禁城へ行くことに。

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本郷和人「壬申の乱と関ケ原の戦い」

2022-01-29 22:53:11 | 
壬申の乱と青野ヶ原の戦い、関ケ原の戦いは、いずれも歴史の画期となった戦いです。

このうち青野ヶ原の戦いは初めて聞く人も多いのでしょうけど、南北朝の争乱時に京都を目指す北畠顕家率いる東北勢が北朝軍と青野ヶ原で激突した戦いです。私は北方謙三の「破軍の星」を読んで北畠顕家と言う名前を初めて知りました。騎馬隊を中心に疾風怒濤の勢いで東北勢を率いて京都を目指し青野ヶ原で激突。足利尊氏の心胆を凍えさせたのだが、多勢の足利軍を撃破していくも上洛は果たせず伊勢に転進。戦場の青野ヶ原と言う場所はまさに関ヶ原と思われるのだが、一般的には畠山顕家も青野ヶ原の戦いもほとんど知られていないのでは。それが証拠にこの本の題名も「壬申の乱と関ケ原の戦い」になっています。しかし、この戦いは南北朝の争乱の帰趨を実質的に決定した戦いと言うことでは、天下分け目の戦いだったようです。
そう考えると壬申の乱も青野ヶ原の戦いも関ケ原の戦いもi行き詰っていた旧政権を打ち破って新しい日本の統治機構をもたらした画期となるものでした。
そこには外交関係が色濃く反映されていて、壬申の乱は白村江の大敗後の唐、新羅との敵対関係を転換して内政重視で日本と言う国をあり方を確立した転機だったし、青野ヶ原の戦いは元寇後の不満がもたらした鎌倉幕府の滅亡と後醍醐天皇親政から武家政権への転換を決定づけたし、関ケ原の戦いも秀吉の朝鮮出兵の失敗の清算と言う側面があり、豊臣政権の没落を決定づけた。
江戸時代前は、政権は比較的に豊かな西国の中心である奈良京都の畿内にあり富を独占していた。東国は文化果てる野蛮人の国と思われていて、政権が行き詰った時に富の再配分を求めて中央政府に挑んでいく。形としては中国で北方異民族が万里の長城を突破して、中国の歴代王朝を侵略していくようなものか。
日本を二分する東西両軍が決戦する場所としては、都を守る立場としては中山道が狭くなり天満山と松尾山に挟まれた関ケ原が防衛ラインとしては最適。ここを突破されたら最終防衛ラインは瀬田の唐橋ぐらいだけどここを防衛しきって西軍が盛り返したことはない。
壬申の乱では関ケ原が主戦場にはなっていないけど大海人皇子側がいち早く不破の関(関が原)を押さえて本営として東国の兵と武器、物資を徴発したことが勝利をもたらした。近江朝廷側は瀬田橋が最終防衛ラインでしたがここで敗れて大津宮は攻略されます。
天武天皇は即位後不破・鈴鹿・愛発に関所を置いたのですが、そこから東は関東とされた。当時は関東が広大な地域だったのですが、徐々に東へ勢力範囲を広げていき関東の範囲も縮小していった。
関ケ原の戦いについてはよく知られているのですが、本郷先生は中世史が専門ですので詳しく解説してあります。他の本でも読んだことがあるのですが、説得力があります。
因みに、戦いの戦力としてよく東軍何万、西軍何万とか書いてありますが、時代の人口と生産力を考え割り引いてみなければいけないそうです。関ケ原の戦いの兵力は太閤検地によってある程度の領地における人口と生産力が分かっていたので、それなりの信ぴょう性があるようです。しかし、源平合戦時代には日本の人口はどれくらいかを考えると平家物語に出てくるような何万の軍勢はあり得ない、せいぜい何千人単位か。壬申の乱のときにはさらに一桁小さい何百人単位の戦いだったのだろう。とかく軍記物語は話を盛り上げるために軍勢の数は大幅に盛っているんでしょう。
これも他の本でも書いているのですが、戦いの勝敗の判断基準はとして基本的ですが、
1;誰と誰が戦うのか
2;攻撃するのはどちらか
3;攻撃する側は何のために戦争を起こし、何を目指しているのか
を考えたうえで、攻撃する側の目的が達成されたのかどうかが勝敗の分かれ目。
ここから考えると川中島の戦いは北信濃4郡を奪還できなかった上杉側の負け。応仁の乱は、山名氏の西軍は室町幕府の実権を奪取できず細川氏の権力を強固にしたので、細川氏の勝利だと。
他の本と被っているところはあるにしろ、分かりやすい文章で書かれていて、面白い視点で日本と言う国の在り様も考える一助になって、面白く読める本でした。
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年賀状でお年玉切手

2022-01-26 17:17:04 | Weblog
このところ年賀状で「今年で最後にしますので以後は失礼します」と言うお断りが何人かあります。
自分自身も年金生活で仕事の付き合いもなくなり年末の年賀状シーズンになると面倒だしもうやめようかという誘惑にかられます。
因みに我が家では年賀状を出しているのは私だけ。子どもの世代ではネットで済ませてもはや年賀状を出し合うと言う習慣はないみたいです。
それでも長年の惰性でギリギリになって年賀状を買って適当にネットでデザインを選んで印刷して年末29日過ぎに出しています。
一応昨年来た人には出すと言うことにしつつ、もう二度と会うこともないだろうなと言う人は見直して、少しづつ減らしています。
4~5年前までは丁度親の年齢がそういうお年頃なのか喪中欠礼のはがきが何枚かあったのですが、もはや親世代もあらかた片付いたのか最近はぐんと減ってきました。代りにと言っては何ですが、ご家族の方からご本人が亡くなったと言うはがきをいただくようになりました。そういう形で消息を知るのはちょっと寂しいのですが、その場合ご遺族に花でも送ればいいのか悩むところです。でも今となっては賀状だけの付き合いでしたし、ご遺族も訳が分からないものから来ても対応に困惑するかとも思い、結局心の中でご冥福を祈るだけ。
そんなこんなですが、今年は100枚の賀状を購入して、90枚出しました。
先日一応年賀状の抽選結果をチェックしたらお年玉切手が6枚当たっていました。

確率的には100枚に3枚の当選なので結構運が良かったのか。
でも最近はメールで済ますことが多くて郵便はあまり使わないので切手をもらっても使い道がないかもね。
これとは別途にLINEとかメールでの年賀の挨拶をする人もいて、年賀状の季節が来るたびにそろそろこれで最後でもいいのかなと思うのですが、去年の年賀状を見ながら友人知己の顔を思い浮かべて一言でも書き添えるのはボケ防止になるので出来るだけ続けようかと思い直しています。
その気持ちが今年の年末にも持続しているのかどうかは自信がありませんけど…


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1月22日熱田神宮公園テニスコートの後はまん延防止等重点措置下でも

2022-01-25 07:53:03 | テニス
終わってからえみちゃんを除く4人で飲みに行くことに。
しかし、現在県下はオミクロンによる新型コロナ第6波をまともに食らい、またしてもまん延防止等重点措置が適用されました。
飲食店の営業時間も制限され認証店では21時まで、酒類の提供は20時まで、非認証店では酒類の提供は不可となったのですが、店を開けても商売にならないので協力金をもらった方がいいと期間中閉店と言う店もあります。
でもあそこは認証店として酒類提供はしているだろうと「親父ダイニングしょうぶ」へ。

まあ、営業時間は21時までで酒類の提供は20時までですが、17時にテニスを終わって行くのでその辺はノープロブレム。
席についてまずは飲み物。
私はハイボール。

はげ親父は生ビール。

1059さんとタケちゃんマンは熱燗とみんなバラバラ。

どうも時代遅れのコンパクトデジカメで、写真がえらく暗く写りました。店の中でストロボは迷惑だと思ってそれは止めたのですが、いつもと同じ操作をしたはずだけどなんでだろう~
とにかくこの店は親父さんが日間賀かどこかの漁師の息子とかで海産物が売り。
まずは野菜を取らないといけんので「おやじサラダ」

結構魚の刺身の切れ端とかが入っていて食べごたえもあり。
海のものなら刺身の盛り合わせを。

これはストロボを使ったのですが、そうするとハレーションしてまた見にくい。
でも刺身はさすがに種類豊富で美味しい。
飲みながら話すのは、高齢者の常で病気自慢と言うか検診の数値についてああだこうだ。みんなそれなりに気を使っているのか血圧は毎日測っているし、定期的に受診している人は血液検査の結果はちゃんとチェックしている。意外なことにタケちゃんマンは薬を服薬しているとは言え、ほぼ正常値で、さすがお盛ん。でも生活時間を聞くと11時に寝て5時に起きまた寝て8時に起き、そこからまたゴロゴロと12時ごろまで過ごすというあまり健康的とは言えないような。これだと午前中のテニスは無理だよね。
私はハイボールをお替りし、はげ親父は熱燗に切り替えお銚子大を追加。
タケちゃんマンのリクエストで肉系がいいと言うのでネギまみれチャーシューを

串カツも一人1本。たれは味噌にしました。

私も熱燗に切り替えて、もう1本追加。
それならばカキフライを。

最後に〆を頼もうとなって、焼きそばはないかと言うと「ない」。それならばお好み焼きはと言うと調理の人が「時間がかかるかもしれないけど出来ないことはない」と言うので頼みます。出来るまでのつなぎで熱燗をもう1本。

山芋の生地が入っていてフワフワでした。
お勘定は11790円。一人3千円でおつりは基金に入れておきました。
みんな久し振りの飲み会で馬鹿話に打ち興じることが出来たので、楽しかったと満足でした。




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1月22日熱田神宮公園テニスコート

2022-01-23 16:23:16 | テニス
大寒と言うことで暦通り寒い朝です。
でも風はなくよく晴れています。
この日のテニスは15時からなので、午前中は手持ちぶたさ。
と言うことで白鳥庭園まで散歩。年間パスを持っているので回数を稼がないと。
行くと庭園の池はまだ凍っています。

この時期はカモメが沢山いるのですが、凍った池で氷の上に立っている。

なんか変ですけどね。
そうかと思うと松の木のってっぺんであたりを睥睨しているカモメもいる。

よくカラスが停まっていたのですが、本来海鳥のはずなのにカモメは何をしたいのか。
これもちょっと違和感があります。
まあ、小一時間ほどの散歩でしたが、この寒い中、庭園では絵をかいたり写真を撮ったりという高齢者が多い。写真はともかく座って絵はちょっと大変そうです。
帰宅して、お昼を食べてから、テニスの支度をして14時30分に家を出ます。
20分足らずで公園の管理事務所に到着、手続きをします。
時間前なのでコート入口で待っていたら散歩中のおじいさんが話しかけてきます。なんでも午前1時間半、午後1時間半毎日散歩しているとか。こうなると義務感みたいになるみたいですが、おかげで80まで元気とか。あやからないといけないのでしょうが、どちらか1時間半だけで十分のような気がします。
そのうちにちょっと見小野ヤスシさん、タケちゃんマン、えみちゃん、はげ親父、1059さんと来てこの日は総勢6人。
早速ボレーとストロークに分かれて乱打をします。
みんな一通りやって、休憩。
じゃんけんして試合にしますが、この日はちょっと見小野ヤスシさんは16時には帰ると言うので1番にします。
最初の試合は、私とはげ親父が組んでちょっと見小野ヤスシさん、えみちゃん組と対戦。クレーコートで、この寒さで霜が降りたのか湿っていて、コート面はぼこぼこ。ボールはすぐに土の色に染まります。イレギュラーしたり沈んでしまったりとどう変化するか予測しにくいボールに悩まされつつの試合になりましたが、何とか3:1で勝利。
次の試合はもう一度はげ親父と組んでタケちゃんマン、1059組と対戦。一進一退の展開で終わってみれば2:2の引き分けです。
16時になったのでちょっと見小野ヤスシさんは2試合やって予定通りここで帰ります。
休憩中はタケちゃんマンが持参のお酒をちびりちびり。

300㏄ですが程なくなくなりました。
保健師の資格のあるえみちゃんはこのコロナ禍第6波に急遽保険センターへ応援バイトに駆り出されて大忙しだそうですが、これも旬のものなので致し方ない。幸いなことにこの日は休暇が取れたそうです。でも年末年始に孫の相手をした疲労がたまったのか腰が痛いとぼやいていました。
続いては1059さんと組んではげ親父、えみちゃん組と対戦。この試合は最初2ゲーム先取するも後半は連敗して追いつかれて2:2の引き分けに。う~ん、肝心な時にどうもつまらないミスが多くて勝ちきれない。
まだ30分近くあるのでもう1試合出来るのですが、午前中卓球をやってきた1059さんはここでリタイア。えみちゃんと組んではげ親父、タケちゃんマン組と対戦します。この試合は長い試合になって全ゲームがデュースまで縺れこみました。結局イレギュラーボールの処理が勝敗の分かれ目となり、最後落してしまって1:3に。
コート整備をして帰りますが、正月を過ぎると日々日の入りが遅くなり、17時近くまで一応テニスが出来ました。

因みにこの日の日没は17時10分でした。

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LIFE SPAN 老いなき世界

2022-01-19 15:02:14 | 
これはある意味とても元気が出る本です。
ハードカバーで400ページ余りなので読むのにはそれなりの気合が必要ですが、思いのほか読みやすく、読んでみるだけの価値はある本でした。

でも内容が荒唐無稽と言うか、あまりにも今までの私の理解していることと違うので、ホンマかいなと言うのが第一印象。
トンでも医学的な某出版社の本の類かなと思ってしまうのですが、著者はれっきとしたハーバード大学の教授。確かな科学的根拠を縷々述べているのですが、その主張するところは「ネイチャー」とか「セル」などの一流の科学雑誌にも関連する論文がたくさん掲載されています。
不老長寿と言うのは人類がはるか昔から希求しているかなわぬ夢。秦の始皇帝は不老長寿の薬を求めて日本まで船団を派遣しているが当然ながら見つけられなかった。人魚の肉を食べればいいと言う伝説もあるけど、食べて不老長寿になった人はいない。なんとかの泉の水を飲めば若返るなんて伝説もあったけどあくまでも伝説。
生物はもともと「死」がプログラムされていて、次の世代に遺伝子をつないでいくのには死と再生が必然と思える。年月とともにDNAは徐々に傷ついていき修復不能になっていくとか、細胞分裂を繰り返すたびにテロメアが短くなり、一定回数以上の分裂が出来なくなるとも聞いている。
ところが著者の「老化の情報理論」によると普遍的な生死のモデルは
若さ→DNAの損傷→ゲノムの不安定化→DNAの巻きつきと遺伝子調節(エピゲノム)の混乱→細胞のアイデンティティの喪失→細胞の老化→病気→死
となり、このどれか一つでもひとの手で働きかけることが出来れば、人間がもっと長生きできるのを助けられる。
そしてエピゲノムの変化こそが老化の原因と主張する。
私も初めて理解したのですが、私たちの細胞にはすべて同一のDNAがしまわれているのに、細胞はいろいろな細胞に分化するのはなぜか。どの遺伝子にスイッチを入れ、どの遺伝子をオフのままにしておくのかを調節する仕組みと構造があるからで、その総称が「エピゲノム」。私たちの生命活動を実際にコントロールしてる割合で行けば、ゲノムよりアピゲノムの方が圧倒的に多い。
イメージとしてはゲノムはピアノでピアニストはエピゲノム。エピゲノムは私たちのゲノムを使って生命の音楽を奏でる。DNAはハードウエアで比較的壊れにくく、だからこそ昔の骨などからもDNAを調べることが出来る。一方エピゲノムはソフトウエアなので壊れやすい。
生物はDNPが分かれば全部分かるわけでは決してない。ゲノム配列が同一の一卵性双生児でもエピゲノムによっては異なっていくことがある。となると「ジェラシックワールド」の世界のようにDNPが解明されたからと言って恐竜が復活できるわけではないようだ。
ここから著者が訴えるのは「老化は疾患である」と言うこと。老化は避けて通れないものなどではなく、「幅広い病理学帰結を伴う疾患のプロセス」だと。一般に加齢と関連付けられるがん、心臓病、アルツハイマー病もそれ自体が病気なのではなく、もっと大きな老化と言う疾患の個々の大きな症状に過ぎない。現代の医療はがんや心臓疾患や糖尿病などにモグラたたきのように治療を行う。しかし、それによって伸びる寿命はわずか。例えばあらゆるがんを撲滅したとして長くなる寿命は平均2.1年。身体が老化しつつある状況は変わらないのでそれ以外のすべての原因のによる死は指数関数的に増えていくから。個々の病気を治療するだけでは健康寿命は伸ばせないのです。
老化を病気と認めれば老化との戦いに勝利でき、健康寿命を大幅に伸ばすことが出来る!!なんと希望に満ちた言葉!
では老化と言う病気を治療することが出来るのか。
文系で経年劣化で理論的思考の雨量がガタ落ちの身としては頭がついて行かないので、図なども入れて書いてある長寿遺伝子についての説明を分かりやすく説明することは到底不可能。興味のある人は是非実際にこの本をじっくり読んでいただくことにして、自分の長寿遺伝子を働かせることがまずは必要なのだが、第4章で具体的に提示してあります。
間違いなく確実な方法として「食べる量を減らせ」、間欠的断食もいいみたい。
食べる質としては「アミノ酸を制限する」
運動することは原初のサバイバル回路を始動させることであり、テロメアを長くする。身体を混乱させすぎない程度に軽いストレスを与え、細胞の防御機能を目覚めさせる。
ストレスと言う点では身体を寒さにさらすことも言いそうです。では暑さはどうかと言うとこれははっきりしていないとか。でも寒い地方の人が長生きとは限らないけどね…
当然ながらタバコや有害な化学物質、放射線は老化を早める。
う~ん、科学的根拠に縷々裏打ちされているとはいえ、これくらいならよく聞くようなことですけど、言うは易し行うは難し。哲学者は世界をいろいろ考えた。問題なのは実行することなのだ。
ところで第5章では老化を治療する薬も紹介しています。
糖尿病治療薬として手頃な価格で処方される「メトホルミン」、もちろん抗老化薬としては何処の国でも認可されていない。老化を病気と考えていないのだから当然か。
サーチュインの燃料となるNADを増加させるNRとNМNも有望みたいですが、人間に対する臨床試験は行われていないので何とも言えません。アルファベットの羅列でなんのこっちゃと言う人は本を読んでください。著者の父親はサプリメントとして服用していて少なくとも有害事象はないみたいです。
さらに著者は未来の治療薬についての見通しを書いていますが、私の生きているうちに何等かの成果が出るのか、間に合いそうもないかな…
それでは、もし人間の寿命がどんどん伸びていくと社会的には喜んでばかりいられないのではという論点はあるのですが、単純に寿命が延びるのではなく、健康寿命が延びれば今とは違った世界が見えてくるはずと来るべき世界を展開しています。高齢化に伴い社会としては医療、年金、福祉などいろいろな問題を引きずってしまうかもしれませんが、元気な高齢者が増えれば克服できない問題ではないのだと信じたいものです。
とにかく刺激的な本でしたが、私のスカスカ頭ではうまく伝えられないので、興味があれば是非読んでください。
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1月15日瑞穂公園テニスコート

2022-01-17 13:28:18 | テニス
何時も朝は6時過ぎに起きるのですが、この季節は日の出が7時前後。
 リビングから外を見ると日の出は建物の陰で見えませんが、夜明けの空が明るくなっていくところがよく見えます。

雲の具合によるのですが、空が赤く染まっていくのは美しい。この時期だけのお楽しみです。
もう少し西の方角の熱田神宮の森と空のコントラストもきれいです。

風もあまり強くなさそうで、今日もテニスを頑張りましょう。
ところがカバちゃんはひざを痛めたとかで欠席。1059さんは土曜日は卓球があるとかで基本欠席です。
そうなると今日は私とはげ親父とえみちゃんとタケちゃんマンの4人だけか。タケちゃんマンはイマイチ怪しいのですが、ちゃんと出席と返事がありました。
そうなると遅れるわけにはいかないし、バスの時間は中途半端なので、歩いて行くことに。
グレートトラバースの田中陽希さんは登山口まで一般道を歩いてから、疲れも見せずにコースタイムを大幅に短縮する速さで登山をしていますが、いささかスケールは違いすぎますが私も約50分一般道を歩いてからテニスをすると言うことにしたのです。
一番寒い時期なのですが、途中の山崎川では桜がまだまだ小さいくて固いですが、しっかり花芽を出しています。冬来たりなば春遠からじ。

13時30分に家を出て歩くこと50分。受付のある体育館に着いたのですが、掲示板にはすでに表示がありました。

タケちゃんマンの字みたいですが、これはどう見ても9番コートに見えるのですが、実際は8番コート。
えみちゃんとタケちゃんマンはすでに来たみたいです。
暫くするとはげ親父も来て時間前に4人全員集まりました。
コートが空き次第、早速乱打を始めます。
結構風があって、どうもボールが真に当たらないと言うかグリップが動くのは歩いてきたせいか?
30分ほどやって休憩にします。
えみちゃんはオミクロン株の流行に伴い日曜からは仕事を頼まれているそうですが、咳が出るので診てもらったら軽い肺炎とかで、ほぼ治ったみたいですが、若干咳が残っていてテニスに参加しようかどうか迷ったとか。来ないと3人だったのでよく頑張りました。
一休みしたら試合にしますが、4人なので組み合わせは3通りしかない。
まずはえみちゃんと組んではげ親父、タケちゃんマン組と対戦。この試合は両者凡ミスの連続で、ラリーも続かずミスで自滅したほうが負けると言う全く盛り上がりの無い展開。それでも3:1で勝ちました。
次はタケちゃんマンと組んではげ親父、えみちゃん組と対戦。この試合はそこそこ打ち合う展開でデュースまでも連れるゲームもあったのですが、結局1:3の負け。
タケちゃんマンはリターンで角度の付いた鋭いショットが何発も決まって、これにはみんな対応できずに翻弄されます。もう少し右に左に走れると無敵なんですけど…
最後の試合ははげ親父と組んでえみちゃん、タケちゃんマン組と対戦。最初の2ゲームはあっさり連取されたのですが、ここから盛り返して何とか2:2の引き分けに持ち込みました。
この時点で16時。日は少し傾いていますけどまだまだ大丈夫。

ところがえみちゃんが体調を気遣ってか早めに帰ると言い出すので、ここでコート整備をして終了に。4人しかいないので1人欠けたら終わるしかないでしょう。
早めに終わったので、まだお店は空いていないし、この日はまっすぐ帰ることに。
帰りに気が付いたのですが、毎年1月にやる山崎川河畔を走るミニ駅伝大会は中止になったみたい。

看板を立てていたので今年こそはやるつもり準備万端だったのでしょうけど、急激な感染拡大で無念の中止。
一人では走るだけなら問題なくてもチームで、かつ大会となると応援の人もいたりして無理かな。

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太陽光発電固定価格買取期間満了で大幅に減少!

2022-01-14 22:41:29 | Weblog
私の実家を建て直す時に、環境に配慮して太陽光発電を屋根に設置。
まあ、補助金もあるし初期投資は回収できるかなと言うのが思惑でした。
そんな実家も早、築10年。
固定価格の買い取り制度に基づく買取期間の満了のお知らせが届きました。

買取期間が過ぎると買取価格が大幅に減るとの話は聞いていたのですが、実際にお知らせが届いて見てみるとこんなに減るのかと驚愕。

実家の太陽光発電は3kwでパナソニック製で、改めて工事費の内訳を見てみると税込みで195万円。当時受け取ることが出来た補助金は15万円。ただ、名古屋市以外にも補助金があったのかは覚えなし。当時国のエコポイントもついていたような記憶ですけど幾らついていたのかは今となっては記憶の彼方。
それでも発電装置の耐用年数を考えれば補助金とエコポイントで15年ぐらいで資金回収できて後はもうけかなと言うぐらいの感覚でした。
太陽光のあたりぐらいがあるので設置場所によって違うのでしょうけど、実家の場合、年間売電量は直近1年で約2900kwh、金額は14万円ほど。12~3年で資金回収できる計算でした。1kwhあたりを計算してみると50円を少し切るぐらい。
これが今後どうなるかと言うと、そのまま何の手続きをしなければ1kwhあたり7円!これでは15年でも元は取れない…なんだかな~
蓄電池を購入して自宅で使うと言うこともありですけど、蓄電池への投資が必要。どうもこれは実家の電気使用実態からは回収は難しそう。
中電のwebサイトから申し込めばもう少し有利なプランもある。電気量から差し引く単価8円のプランに、amazonnギフト券で受け取る単価8.1円のプランに、イオンに送って7円プラスwaon2ポイントのプラン。
満了のお知らせには経済産業省から買取事業者連絡会のリーフッレットも同封されていて、そこには中電以外の買取もあるとか。

それによるとeneosは単価10円、東邦ガスは電気ガスセットなら9.5円、単独なら9円の単価。
業者はいろいろあるみたいなので、一応買取事業者連絡会のホームページをチェックしてみました。業者は地域によって違うみたいで、中部を見てみるのですが、何社かが列記されている。料金の単価も受け取り方法もいろいろあるのですが、一覧にした比較表はない。各社それぞれにアクセスしてプランを確認しなければいけないのは本当にめんどくさい。
それでも一番単価が高いのはeneosで10円だったので、ここに申し込むことに。
因みにeneosでも関東と中部では単価が違って関東の方が高い。
ネットで申し込んだのですが、後日振込口座の情報提供依頼の文書が来て返送するのですが、なんで全部ネットで出来ないのか?

買取にはオプションで訪問点検サービスがあって、これを申し込むと単価2円分差し引かれる。ひょっとすると中電の単価はこの点検サービスが含まれているのか。そうなると比較がよく分からなくなるけど、まあ、いいか。
正直言って文書は分かりにくくて突っ込みどころが色々あって、こんな業者で大丈夫かとちょっと不安になるほど。
それにしても、こうまで劇的に下がるのは一度設置すれば撤去もままならないので、釣った魚に餌をやる必要がないと言うことか。
なんだかな~
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1月10日鶴舞公園テニスコートの後は3人でいつもの紫禁城

2022-01-12 10:21:27 | テニス
終わって、はげ親父に聞くと今日はけると言うし、コロナの第6派が現実になっていることもあって、そのまま帰ろうと思ったのですが、どっこかでお昼は食べなければいけないし、タケちゃんマンは行きたい光線を出していて、えみちゃんも付き合っていいよ光線を出していたので、3人で紫禁城へ行くことに。

お昼時なので結構テーブルは埋まっていたのですが、毎年公会堂で昭和区は成人式をやっていたのに今年はやっていない。そのせいなのか若者の姿とかは少ない。
とりあえず席について、えみちゃんは生ビール、私はハイボール、タケちゃんマンは八海山とみんなバラバラで乾杯。

料理は定番の餃子を2人前。

毎度書いているのですが、ここの餃子は料理人が変わると大きさも味も変わってしまう。中国人にとっては焼き餃子と言うのは日本で進化した中華料理なので、故郷の味と言うものではないのだろう。
もう一品は干し豆腐和え。

これは少し塩辛いのですが、量は多い。3人で酒の当てにするにはちょうどいい。
えみちゃんのお母さんは浜松で独り暮らし。近くに住んでいる妹さんが見守っているそうですが要介護2だそうです。一人暮らしで要介護2という点では私の母と同じ。お互いに愚痴をいろいろ言っていると激しく同意できることが多くて、苦労話がはずみます。
実はうちの母は先日鍵をなくしてしまい、見つかるまで外へ出るなと言っておいたのに、近所の肉屋へ鍵をかわずに出かけ、お金を払う段になって鍵がないことに気が付き家に帰れないと大騒ぎに。警察まで連絡が行ったりして慌てて肉屋さん迄引き取りに行く羽目に。翌日にはそんなことがあったとは忘れているので、こちらの血圧が上がりっぱなしです。
閑話休題。
タケちゃんマンはこの日は八海山1杯で我慢するのですが、えみちゃんは生ビールをお替り。私は今度はレモンチューハイにします。

このグラスもっと重量感があるかと思いきや、持ってみると軽くてチープ。えみちゃん曰くこの間買ったらこのグラスがついてきたと言うので販売促進の廉価品ですね。
野菜が足らないと言うので八宝菜を追加。

最後に〆で焼きそばでもと言う話もあったのですが、この日は軽くすませればいいのでと言うことで、これにて終了。
お勘定は4975円。

一人1600円で足りない分は基金から出しておきました。
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22年のテニス初めは1月10日鶴舞公園テニスコート

2022-01-10 22:08:26 | テニス
いい天気です。
この日の最高気温予想は14度。小春日和といっていいでしょう。
今年初めてと言うことで早めに支度をして8時30分過ぎには家を出ました。
雁道バス停を遅れてきた45分の基幹バスに乗って、鶴舞公園には9時に到着。

コートにはカバちゃん夫妻に、その友人のコージー、いつものヤッターマン、はげ親父、えみちゃんといます。
それでは早速乱打を入れ替わりつつやりましょう。
やっているとmikaちゃんも登場。すぐに入ってもらいます。
30分ほど乱打をやってひと汗かいたら休憩。
予報と違って風がそこそこあって、太陽の当たる時は暖かいのですが、風は冷たい。最初は南側のベンチに陣取っていたのですが、木の陰になると言うので太陽を求めて日の当たる北側に異動します。
今日は人数が多いのですぐにじゃんけんして試合にします。

最初の試合はコージーと組んではげ親父、えみちゃん組と対戦。久しぶりなのか、いつも通りなのか、私はイージーミスが多くてデュースまで行っても肝心なポイントを落として3ゲーム連敗。最後の1ゲームで何とかコージーのサーブをキープして一矢報いるのがやっとでした。
次はえみちゃんと組んではげ親父、コージー組と対戦。コージーはテニススクールに通っているみたいで、しっかり面が出来ていて若さなのでしょう走り回って返してくる。結果またしても1:3の負け。どうも新年になってもこんなもんか。
ここで組み合わせをシャッフルして今度はカバチャンハズと組んではげ親父、カバちゃん組と対戦。はげ親父はサーブミスが多くて最初は2ゲーム連取したのですが、ここから2ゲーム連敗して2:2の引き分け。どうも勝ちきることが出来ません。
次はもう一度えみちゃんと組んでヤッターマン、mikaちゃん組と対戦。mikaちゃんは中1と言いながら身長は170センチを超えたそうでマスクしていると顔がよく分からないので、とても中1には見えない。テニスの腕もかなり上げてきました。そんなこんなでヤッターマンの反応の良さに対応できずにこの試合も1:3の負け。
11時なると朝はこれが精いっぱいとかのタケちゃんマンがゆっくりと歩いてきました。入れ替わるようにコージーはここで早退。お疲れさまでした。またよろしく。
タケちゃんマンには、まあ、時間もないので2試合続けて出てもらいます。
今度はmikaちゃんと組んでヤッターマン、タケちゃんマン組と対戦。この頃にmikaちゃんの家族が応援?に来ました。頑張れ~と言う声とともにおねえちゃんこっち向いてという声も出ましたが、試合中に後ろを向いたら、いかんだろ~
応援の成果もなく健闘はしたのですが、結果は0:4の完敗。
この時点で11時45分。ヤッターマンとmikaちゃんはここで帰ります。
年末から2週間ぶりで、5試合やったので足に疲労がたまって結果は散々でしたが、天気にも恵まれいい汗をかきました。
コート整備して12時には終わりました。
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