終わっていつものようにガード下の徳鮓へ。事前に電話をしていたので西隅の予約席にご案内。と言ってもいつもの席ですけど。最初おかあさんではなくて見慣れない女性に案内されたのですが、聞くと娘さんとか。
えみちゃんは更衣室でシャワーを浴びてからですので少し遅れてきたのですが、その前にかまわず生ビールで乾杯。
暑いところから冷房の効いた部屋に入って生ビールをぐびぐび。いわゆる人生の至福というやつですね。この日は他にお客がいなくて日によって客の入りの波があります。大将曰くあまり暑くてここまで来てくれないとボヤいていました。
先ずはいつもながらの刺身の盛り合わせ。
この日はマグロにタコに鰺、サーモン、白身は鯛かな。ウナギの肝焼きはないかと聞くとこの日はない。土用の丑も過ぎてウナギを捌く量が減ったのかな。それでは代わりと言っては何ですが、アナゴ焼きを。
飲めない飲むは当然ながらにぎり寿司にお茶。
生ビールはすぐになくなって瓶ビールを2本追加。
飲みながら昔話をしていたのですが、その昔は独り身には職場の上司とかがうるさく紹介をしてくれたのですが、私は30歳過ぎた頃前の上司が話を持ってきて、それが周辺区の地主の一人娘でまだ短大出たばかりだった記憶。私は歳が離れているのでダメだと言ったのですが、向こうから断るのならともかくお前が断る理由はない。両親に上手いものばかり食べさせておけば早くに死んで財産はおまえの思いのままだとか言って強引に話を進めようとする。挙句に娘さんの伯父とかいう人が来て事前面接までして、いい話なので来てくれるのなら家作の10軒でもつけないとか言われた。家作?地主さんの言うことは庶民には分からない?ところがしばらくして向こうから断ってきた。会う前だったし、ある意味ホッとしたのですが、その理由が歳が離れているからと聞いた時には、唖然。開いた口が塞がらないとはこういうこと…その時の前の上司はこういうこともあるので気を落とさないようにと肩をポンとたたいただけ。あんたが嫌がる私を無理やり引き込んだのに。人生いろいろです。
そうこうしていると大将がエビの頭を焼いたものを持ってきてくれます。
こうなると瓶ビールをもう1本追加。すると大将がもう1品。
タコかイカかと言っていたら、これはヤリイカのエンガワを小さく切って焼いたものでした。
そろそろ〆にというので今回は鉄火巻き。
食べ終わってお茶をお願いしたら、スイカも出してくれました。
この日はスイカに縁がありました。
お勘定は9400円。酒飲みは一人3千円で飲めない飲むは1400円でした。