怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

7月30日瑞穂公園テニスコートは雨

2017-07-30 11:38:48 | テニス
この日は瑞穂公園テニスコートで8時30分からなので休日よ言えども6時過ぎには起きて準備をして、いざ朝食を。
ところが7時ごろに突然のごとくザーッと雨が降ってきた。
ちょうど降り出す前にヤッターマンから「まだ降っていないけど白旗」とのメールがあったのですが、予想通り降ってきた。
慌てて雲動きを見てみると丁度10時30分ごろまで雨雲がかかっている。
雨も結構激しかったし、これはまあ無理と中止のメールをしました。
実はタケちゃんマンから暇なので飲みにだけ行こうかなというメールも前日にもらっていたのですが、この状態では誰も集まらないでしょう。
と思っていたらえみちゃんからメール。
どうも守山区では降っていなかったみたいで、メールを見ることなく瑞穂公園テニスコートに行ったとか。
慌ててメールを見てキャンセルしようとしたら、生年月日が必要だそうでメールがありました。
でもこんな天気なので黙っていても自然キャンセルになるのでは?
もっとも雲の動きの予想とは違って、曇ってはいるけど雨は降っていない。これならできたか。
再度えみちゃんに聞くとコートは半分以上使っていたとか。みんな気合入っているのですね。
まあ、コートは濡れているし、途中弱い雨が降っていた時もあったので、ここは御免して黙ってキャンセルです。
またの機会に頑張りましょう。
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「困難な結婚」内田樹

2017-07-28 08:05:00 | 
日本人男性の生涯未婚率は20%を超え、結婚しない、できない人が私の周りのもたくさんいる。我がテニスクラブにも何人かいるのだが、もはや50歳を過ぎて統計上は生涯未婚確定。いつもは枯れた雰囲気が漂っているのだが、テニスの後のいつもの飲み会にミポリンが隣に座ったりするとその時だけはやに下がって現役感を醸し出している。
う~ん、こんなに生涯未婚率が右肩上がりでは、この日本はどうなってしまうんだろう。
日本は非嫡出子の率が非常に低く、そのため生涯未婚率の上昇は少子化に直結している。子育て環境をいかに整えようと結婚しなければなかなか子供も生まれない。
でも、内田先生曰く、結婚ということは法律的にとかその形態はともかく人類が誕生してきてから男女が一緒になり子供を産み育てるということをしてきたのである以上、「誰にでもできるはずのもの」であり、それでなければ人類の再生産は不能になってしまうはず。「とても大切なものだからこそ誰にでもできるのでなければならない」というのが根本にあるはず。どうやら現代人は結婚を難しく考えすぎているかもしれません。
この本は、結婚する前の人が読めば「結婚したくなり」、すでに結婚している人たちが読めば「結婚生活が気楽になる」ことを目的にして書かれたもの。私自身、これを読んで、ちょっと気楽になったかな。

ところで結婚するとなるといろいろ条件を付けてハードルを高めている人が多いのですが、未来のことは分からない以上、結婚後もその条件をクリアーし続けられるかは全く分かりません。結婚してからいつの間にか容色も衰え、事業に失敗したりすると話が違うとなるのですが、そもそも結婚というのは、病気したり失業したり、そういう困難に直面した時に支えあうためにするもの。自身が「健やか」で「富める」時には結婚しなくてもいいし、そのほうが可処分所得も多いし自由気ままに過ごせる。こういうと身も蓋もないのですが独身のほうが楽なのです。まあ、結構独身生活が長かった私もこれは全面的に同意します。
でも結婚というのは「病気ベース」「貧乏ベース」で考えるもので、人生の危機を生き延びるための安全保障なのです。「結婚」という制度は「幸福になる」ための制度ではなくて「不幸にならないようにする」、生存率を高めるための制度なのです。
みんな分かっているのかな…
ところで今の若者が結婚できないのは雇用問題(詳しくは山田昌弘さんの本でも読んでください)と言っていますが、日本全体を見ればそうなんでしょうが、私の周りの人は雇用もしっかりしているし、そこそこの財産もありそうな人ばかり。これは一体何なんだろう。
さていざ結婚しても、この人は本当の自分にふさわしい理想のパートナーでないなどという輩がたまにいますけど、本当の自分と偽りの自分などというのはデジタルに分かれているわけでもないし、全部等しく「自分」なのです。結婚は一期一会で男女が出会って、恋愛関係が始まった段階で、たった一つの後戻りできない道を歩み始めている。誰と結婚するかによって人生は変わりますが、後戻りできない以上、いい悪いを比べることは不可能で、どれがよくてどれが悪いとは言えないはずです。
因みに、内田先生もこの状況を憂慮してか見合いの世話焼き役を買って出て何人かを引き合わせたことがあるそうですが、結果は一つもまとまらず。昔は「迷っているのなら嫌いっていうわけでない」からとばかりに周りがどんどん手続きを進めていっていた(私の父母も聞いた話ではそんな感じでした)のですが、今は「迷っているならやめなさい」と親が言う時代。結婚してしまえば少なくとも家庭生活では「男なんてだいたい同じ」なんですけど、今の親はひょっとしたら子供がずっと結婚しないで独身で年を取っていくことを望んでいるのでしょうか。
ところで、最近は結婚式もしないという人も多いのですが、結婚式の誓いの言葉なんて言うのは、先のことは分からないし、(小説や漫画の世界ならともかく)誰も責任をもって誓えないはず。でも儀式進行上その期に及んで正直に「誓えません」ということもできず、みんな誓うのですが、この誓言が結構最後に効くこともあるとか。「神様を前にして約束しちゃったから」という気おくれが最後の一歩を踏みとどまらせるということだってある…そういう意味では仲人だって共同責任者であり、結婚生活がうまくゆくかどうかを夫婦以外にも気にかけている第三者がいるということは大切だとか。まあ、私は誰かに頼むのも面倒臭くて照れ臭かったので、仲人なしでしたけど。
こんな風にいろいろ書いてありますが、実は内田先生もバツイチで再婚しています。どうしてですかという質問もあったのですが、やっぱり夫婦と言えどもある種の権力関係というかどちらかがボスにならざるを得ない。最初の結婚を失敗したのは当初は内田先生が無職で向こうがボスだったのに、定職を得てからそれにカチンとくるようになったからとか。今は年も離れているし権力関係は安定しているみたいでうまくいっているみたいですけど。
とまあ、ほんの触りを紹介しましたが、質問に答える形で書いてあり、文章は平易で読みやすく、サクサク読み進めていくことができます。思わず我が身を振り返ることもあるのですが、「私の結婚生活、まあ、それでいいんだ」と最初に書いたようにちょっと気が楽になったかな。危機管理の面でいえば一人娘のかみさんの両親は無事看取り、私は2回とも喪主を務めました。私の父も2年近く胃ろうで要介護5の状態で看取り、これまた喪主を務めたのですが、独身だったら大変だっただろうと思います。まだ半分認知が来ている母が残っているので気が抜けないのですが、「めでたさも 中くらいなり おらが春」と思うしかないでしょう。
未だ結婚していないあなた、ぜひ手に取ってみてください。
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7月22日東山公園テニスコートの後は3人だけで

2017-07-25 21:18:14 | テニス
終って、この日ははげ親父とヤッターマンは直帰。
カバちゃんは車なので私と1059さんに森の熊さんの3人だけで飲みに行くことに。
18時30分過ぎだと浜木綿は満員だろうし、シンシア山手の蕎麦屋はお酒が出ないとかいうのでどうすべえか。
いっそのこと八事まで行くかということになりさすがに歩いていくのは大変なので急遽カバちゃんに無理やり頼み込んで車で乗せて行ってもらうことに。
八事では中華料理の西遊記も候補になったのですが、結局以前行ったことのあるおでん屋の「美ゆき」に行くことにしました。

まずはとりあえずの生ビールで乾杯。

お通しは魚の切り落としの漬け。
土曜日の夕方ですが結構座席は埋まっていて待つこともなく席につくことが出来てラッキーでした。
とりあえずビールのお供は枝豆ですね。

串カツも定番です。

味噌とソースを3本づつ。
1本は小振りですが、熱々で美味しい。
従業員が多いのか注文するとすぐに料理が出てきます。
それではだし巻きも。

餃子も頼むのですが、ここは全体に小振りで1人前7個でした。

ここらで日本酒にしましょう。
私は宮の雪。
森の熊さんは男山に。

1059さんはもう1杯生ビールです。
日本酒ならば烏賊の一夜干しでしょう。

おう!これは結構立派な一夜干しです。
一人暮らしで野菜が不足なりがちな森の熊さんは野菜炒めを頼みます。

野菜炒めと言っても野菜だけではなくて豚肉も入っていましたけどね。
ここらで日本酒のお替りを。
今度は1059さんも飲むことになり3人で酔心を。

ここはもともと屋台のおでん屋から始めたそうで、鍋におでんがあって好きなものを勝手に取っていき櫛でお勘定するシステムもあるのですが、結構おなかは膨れてパス。
1059さんが食べたそうにしていたミンチカツを最後に頼んで20時前に終了。
お勘定は9255円で一人3千円。

255円は基金から出しておきました。
八事から帰るのですが、ここでもちょうどバスが行ってしまったばかり
結局地下鉄で帰りました。

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7月22日東山公園テニスコート

2017-07-24 07:04:06 | テニス
梅雨明け以後暑い日が続きます。
外に出ていくのも億劫になるのですが、先週帽子を図書館に忘れてきたので取りにいかないと。
行くとありました。ガラスケースの中に堂々鎮座していました。
申し出ると、身分証なしのサインだけで引き渡してくれました。現金などは身分証がないといけないみたいですが、薄汚れた帽子だとほしい人は本人ぐらいか。

この日は16時30分からなので昼からは家で冷房を効かせてごろごろして3時30分過ぎにおもむろに支度をして3時40分に家を出ます。
歩いていくとイオンの駐車場に盆踊りの櫓が建っています。

何やら浴衣姿の女性が集まっています。
どうやら撮影会か何かあるみたいですが、太陽の下の浴衣姿は結構暑いのでは。

ところで池内町のバス停まで行くと丁度妙見町行のバスが出たところ。
え~、なんてこった、パンナコッタ。どうやら4月から午後のバスの時間が変わっていたみたい。
今行ったばかりなので次は30分後。
ここで30分待って30分遅刻するのも何なので、仕方ないから金山まで歩いて地下鉄で行くことに。でもさらに金山まで歩くと大汗をかいてしまいぐったり。このまま家に帰ろうかとも思ったのですが、地下鉄の改札をすぎると涼しいので一息ついて気を取り直してコートへ行くことに。
結局地下鉄で八事日赤まで行って急ぎ足でテニスコートまで行ったのですが結果的に10分の遅刻。
コートでは1059さん、はげ親父、森の熊さん、ヤッターマンが乱打をやっていました。
気温を測ると37度。

これはもう熱中症にならないようにボチボチやらないと。
この後、カバちゃんが登場したので二人で乱打をやります。
一休みして水分補給したら試合に。
最初は森の熊さんと組んでヤッターマン、カバちゃん組と対戦。この試合は全ゲームがデュースまで行くという長い試合だったのですが、結果は0:4の完封負け。ここ一番でミスが出るというのか勝負弱いんですね。
次の試合はもう一度森の熊さんと組んで1059、はげ親父組と対戦。1059さんの小技が今回は切れが悪く、久しぶりのホームランとなる1059ショットも飛び出したりして、今回は4:0の完封勝ち
5時過ぎから雲がかかってきて多少暑さも和らぎ風もあって何とか倒れることなくテニスをできます。
ならばと体の中から暑くなるので控えていたビールをいただいます。
組み替えて今度は1059さんと組みヤッターマン、はげ親父組と対戦。この試合は3ゲーム連取されてまたも完封負けかと思ったのですが、最後のゲームを何とかサーブキープして1:3に。
続いての森の熊さん、カバちゃん組との試合では全ゲームがサービスブレークで2:2の引き分け。この頃には肩が上がらくなったんでしょうかね。
少し早めにコート整備して終了。
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7月17日鶴舞公園テニスコートの後は久しぶりの紫禁城

2017-07-22 07:09:41 | テニス
終って6人で久しぶりの紫禁城です。
久しぶりなのにちゃんとryuちゃんもshowちゃんもフレンドリーに出迎えてくれました。
思うにこういう客商売、愛想と目配りが出来る人が優秀な店員さんですよね。紫禁城にも愛想の悪い人もいましたがいつの間にかいなくなっているのはやっぱり自然淘汰ということ?
まずはビールで乾杯。
一先ず枝豆をつまみに。

ビールはすぐになくなって日本酒に。
私と森の熊さんにヨイショは八海山。

1059さんはビールでしばらくつなぐことにして、ヤッターマンとはげ親父は契を。
showちゃんは表面張力ギリギリまで注いでくれました。
ここで烏賊の鉄板焼きを2人前。

赤いピーマンは凶悪の辛さがありそうですが、そんなこともない。もちろん赤唐辛子もあるのでそれを食べると翌日が恐ろしいことになると思いますが、そこは当然ながらパス。
ちょっと変わったところで森の熊さんがピータン豆腐を注文。

中華料理としてはスタンダードなんでしょうが、初めて頼んだはずです。
ここで私がいつもの干し豆腐サラダを2人前頼みます。

私たちにとっては定番の料理ですが、ヨイショは初めてみたいです。
そうそう、餃子も頼まなくては。

ちょっと贅沢にエビチリも2人前。

ここらで日本酒をお替りということで私は契を、はげ親父とヤッターマンは八海山を。契というのは滋賀県のお酒みたいです。飲みやすさではやっぱり八海山だったかな。

〆は変わったところで、森の熊さん指名の台湾そばめし。

何処が台湾なのかよくわからないんですけど、まあ、美味しかったですね。
お勘定は一人3千円で端数は基金からといういつものパターンでした。

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7月17日鶴舞公園テニスコート

2017-07-20 21:07:49 | テニス
梅雨明け宣言はまだですが、暑い日が続きます。

この日明け方に雨が降ったみたいですが、朝起きると雲はあっても雨の降る様子はない
のろのろと支度して8時40分過ぎには家を出て、金山9時6分の快速で鶴舞に。
コートに着くとヨイショ、ヤッターマン、はげ親父、森の熊さんとみんな一通り乱打をやったのかベンチで涼んでいます。
準備運動をして乱打に付き合ってもらいますが、そうこうしていると1059さんにカバちゃんも登場。これで7人集まりました。
時間は12時までたっぷりあるのですが、ひとまずじゃんけんをして試合に。
最初の試合はヨイショと組んで森の熊さん、1059組と対戦。この試合1059さんの強烈サーブは決まるは、森の熊さんの逆を突く空いたコートに打ち込まれるはで、いいところないまま0:4で完封負け。負けに不思議の負けなしで、ミスも多くて動けなかったので仕方ないか。
続いての試合は1059さんと組んで森の熊さん、ヤッターマンの協力コンビと対戦。これは縺れるゲームもあったのですが、結果は1ゲーム取るのがやっとの1:3の負け。まあ、それでも1ゲーム取れてよかった。
暑い中、1試合終わると水場で顔と手を洗ってクルーダウンしないともちません。水筒に氷を詰めてきたので水を補充しながら飲んで中からも冷やします。
こういう時にビールを飲むと体の中からほてってくるのでよくないのですが、ヤッターマンとはげ親父は構わず飲んでいます。
周りを見ると公会堂は防音シートの覆われ全面改装中。

さらに道路の向こうでは名大病院も何やら増築工事中。この日は休日なのですが、工事には関係ないみたいで結構騒音が大きくて暑さが増して感じられます。

続いての試合ははげ親父と組んでヨイショ、カバちゃん組と対戦。この試合は一進一退の死闘となったのですが、最後のゲームを何とかブレイクして3:1で勝利。よかった、一度は勝てた。
11時30分近くなるともう最後の試合ということになって、もう一度はげ親父と組んで森の熊さん、ヨイショ組と対戦。相変わらず森の熊さんのショットに翻弄されて結果は1:3の負け。有終の美を飾ることはできませんでした。
コート整備をした後、カバちゃんを除いた6人で久しぶりりの紫禁城へと繰り出します。
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扉温泉の後は松本城へ

2017-07-18 07:08:29 | Weblog
翌日の朝食は8時から。て、ちょっと遅くない。まあ、リゾート温泉なのでゆっくりしてくださいということか。
朝起きて、いつものテレビ番組を見てからおもむろに食堂へ。
今回は夜和食だったので朝は洋食に。
席につくとまず出てくるのは3種類の飲み物。

ニンジンジュースとリンゴジュースとレモン牛乳。
どれも美味しい。お替りしたい気分だけどそれはできないみたい。
続いてビーズのサラダ。

ビーズて西洋カブ?
まあ、サラダです。
ここでスープなのですが、ニンジンや大根がゴロゴロ。

ジュースと言いやたらとニンジンを食べることになります。
でも野菜の滋味が出ておいしいですけどね。
ここでやっとメインのパンと料理が。

でもこれだと朝食の時にビールとはなかなか言い出せないよね。
自家製ベーコンにビールはありかもしれませんがこの時点で結構おなかは膨れています。
コーヒーも飲んでいますしね。
まあ、おとなしくデザートを食べてコーヒーのお替りをいただき終了。

帰りのバスは11時にしたのでまだまだゆっくりできる。
朝食後はお風呂に。今回はこの宿一押しの立ち湯に。
幸運なことにここでも誰もいなくて大きなお風呂を独り占め。

ここは一番端の深いところは120センチ。
外と隔てるものは何もなくて、一番端まで行くと川の音を聞きつつ鳥の声も聞こえてついでに虫も飛んできて全く露天風呂。
本当に気持ちいいんだな~
ここはちょっとお高いんですけど(1泊2食2人1部屋で一人25000円です)、その価値はあります。機会があればまた来たいものです。
「贅沢は素敵だ」
ここから11時発の送迎バスで送ってもらい松本でお城に行くことに。
駅から歩いても15分もかからないのですが、そこまで歩いていっても城下町の趣はあまりないかな。

ところが松本城は耐震性能が足りないとかで、乾小天守は立ち入り禁止。
おまけに天守の入場も人数制限があるみたいで待ち時間60分。ここまで来て入場料まで払ったので仕方なく待ちましたが、実際は35分待ちでまあよかった。
本物のお城は戦国の世の軍事拠点なので、バリアフリーどころか高齢者も子どもも急な階段で上るだけでとても大変。5階、6階の階段は手すりをつかんでヒイコラ言って登ったのですが、上で風に吹かれていると本当にいい気持ち。

残念ながらアルプスは見えなかったのですが、そんなの関係なく眺めているだけでいい気分。

6階の天井は太い柱の井桁組が見えて神様もまつられ、みんなはあまり見ていないですが、一見の価値あり。

さすが国宝です。
この後そばを食べに行ったのですが、13時過ぎでも有名そうな蕎麦屋は行列が出来ていて、どういうこっちゃ。
結局彼方此方ふらふらして駅近くの蕎麦屋で食べましたが、結構由緒ある蕎麦屋だったみたいで、美味しいそばでした。でも、店員の愛想は全くなし。14時近くになれば休憩時間なのにちっとも休めないんだから、もう来るなよと感じがビシバシ伝わってきました。
まあ、お昼にもビールを飲んで、帰りの「しなの」でもビールを飲んだのでいい気持ちになって帰宅。お疲れ~



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山の中の一軒宿の扉温泉「明神館」へ行ってきました

2017-07-16 18:19:10 | Weblog
松本から車で3~40分。あと2キロの標識からはすれ違いもできないような山道を行くとやっと到着。
外観はいたって質素なんですが、中は落ち着いた雰囲気で素敵。従業員は総じて若くて人数も多い感じ。若い人しか表に出ていないかも?
今回は洋室を予約したのですが56㎡あって豪華な雰囲気。チェックインは係りの人に部屋に案内されてから部屋の応接間で館内の説明とともに済ませることが出来ました。

窓の外はベランダがありますがドアにストッパーがついていて出ることはできません。ベランダに出ると隣の部屋との仕切りがないので仕方ないか。
一息ついてから早速お風呂に。3か所のお風呂があるのですが、まずは一番大きい「白龍」へ。

時間帯が他のお客とズレていたのか、お風呂は一人だけ。思い切り寛ぐことが出来ましたが、ちょっとお湯が熱い。露天風呂へ行けば外の空気が気持ちよくてほとりを冷ましつつ、でもお風呂の底の石が結構痛くて歩くことはできないので半身をお湯につけて、だら~
ひと風呂浴びたら夕食。和食を選択したのですが18時から20時までの間ならいつ行ってもいい。
19時に行って、まずはビールで乾杯。

順番に出てくる料理はどれも美味しくて、こうなれば、ここはお酒でしょう。
信州の地酒3種飲み比べセットを頼んだのですが、出てきたのはぐい飲みに入っているのではなくて大ぶりのグラスに入っていた。

これを全部飲むと結構いい気持ちになってしまいます。
信州サーモンの麹付けを千曲川の鮎と代えられますというのですが、追加料金もいるみたいでサーモンも食べたかったのでこのままに。

でも出てきた料理を見るとサーモンよりもナスの方が大きいとは。
お品書きの字の大きさからいってサーモンを一番大きくしなければ…
アユをどうですかと2回も言われたのでちょっと僻んでいます。
メインは和牛のオイル焼き。辛みそが美味しかったんですよね。

肉の下にはシイタケが敷いてあって、肉を大きく見せています。下のアスパラみたいのは、野沢菜を焼いたものです。
デザートまで食べるとおなか一杯になるのですが、部屋に帰ると夜食のおにぎりが用意されていました。

おなか一杯と言いつつ、上にのっているとっから味噌が美味しくてせっかくあるのだから食べないともったいないと言いつつ食べてしまいました。
その前に腹ごなしを兼ねて「寝湯」に行ってきたのですが、ここは4~5人でいっぱいになるような狭いお風呂。でも誰もいなかったのでゆったり。屋根がついた露天風呂という感じで川の音も聞こえてきて少しぬるめの湯で何時までもつかってしまいます。ちょうど出る時に二人入ってきましたので一人で寛げてラッキーでした。
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「新・所得倍増論」デービッド・アトキンソン

2017-07-13 22:00:22 | 
日本は中国には抜かれたとはいえGDPでは世界第3位。
堂々たる経済大国なのですが、バブル崩壊後は失われた20年を経て停滞感から抜け出していない。アベノミクスで異次元の金融緩和を行い成長戦略を唱えているが、笛吹けど踊らず。未だ金融政策の出口すら見えて来ない。
どこに問題があるのだろう。

アトキンソンの見立てによれば、それは日本の生産性が低いから。そこで生産性の指標としているのが一人当たりGDP。この本を読んでいて今一つ違和感があるのが、この1人当たりGDP=生産性ということなんですが、近似値としてはその通りなんでしょう。
この1人当たりGDPを国際比較してみると世界27位。すぐ後ろの韓国が迫っています。
国際比較するうえでは為替をどうとらえるのかで大きく変わりますが、ここでは購買力平価で比較しています。
これにはいろいろ言い訳があるかもしれませんが、一つは日本は人口構成が高齢化しているので労働者数の比率が小さいからということが考えられます。でも先進国の.労働者一人当たり生産性ランキングでも17位ですぐ後ろにはあのギリシァです。
日本人は高スキルで手先が器用、発想もユニーク、職人気質の仕事ぶりは世界に称賛されているはず。教育水準も高くて、国連の調査によっても労働人口に占める高スキル労働者の比率は世界一です。
しかし、一人当たりGDPは27位。潜在能力を活かしきれていないというのです。先進国のGDPランキングは人口ランキングに対応しており、先進国で人口が1億を超える国はアメリカだけ。世界第3位などというのは当たり前なのです。
日本は奇跡の高度成長を実現したのですが、それは人口ボーナスによってすべてがうまく回転したから。政策においても会社経営においても場面場面では判断を誤ったり失敗したことがあったかもしれないのですが、暫くじっとしていれば成長していく経済が問題を糊塗していき、うまく修復していくことができたのです。
しかし人口ボーナスはいつの間にか消滅しており、バブル崩壊の頃には人口は減少していく人口オーナスになっていきました。
しかしその期に及んでも高度成長期のような行動様式を変えることができなかったのです。従って不良債権でも何もせずにじっと我慢していればいつかは経済が好転していき処理できると思っていたし、責任を曖昧にしたまま組織体制を変えることもしませんでした。人口増加を前提にしたような販売促進なりイベントなりを繰り返し、計画性もなくマニュアル通りの融通の利かない商売を続けていたのです。
日本の生産が上がらなかったのは変化に対応できずに過去の成功体験から脱却できなかった経営の問題と言われると思わず「その通り」と叫びたくなります。
逆に言えば日本の生産性が低いということはまだまだ上げる余地があるということで、女性や高齢者を安い賃金で使うことを考えるのではなく必要な投資を行い生産を上げていくことを考えていかないといけない。安易に移民を呼び込み低賃金で生産性の低い労働に従事させるのであれば問題を先送りにするだけで巨額な移民の社会的コストを払うだけになる。よく成長戦略として規制緩和が言われるが、民間側に組織体制を変える気がないなら、生産性向上に結び付くのではなく、より安上がりに自由にやるだけの結果になってしまいます。雇用の規制緩和はまさにそのような結果になり人材派遣業は隆盛を極めても生産性は向上していません。
アトキンソンは実際に経験したことを含めていろいろ言っていますが、日本人には耳が痛いことが多く反発を感じることでしょうと断っています。外国人に日本のことがわかるかと幾度ともなく言われてきたのでしょう。まあ、ほんとに琴線に触れるような耳の痛いことがこれでもかと並べられていますけどね。
でも、まだまだ伸びしろのある1人当たりGDP=生産性を現在の約4万ドルからアメリカ並みの約5万8千ドル(購買力調整後では世界8位)にすればGDPは770兆円に。アベノミクスの600兆円を軽く超えます。日本の技術力、勤勉さ、高スキル労働者比率を勘案すれば、1990年には日本の一人当たりGDPは世界第10位だったので決して不可能な数字ではありません。
そのためには会社が時価総額を上げていくように政府が中心になってプレッシャーをかけていくべき、今は年金基金が大株主なのでその気になれば可能です。経営者の意識を変え「管理」ではなく本当の意味での「経営」を求めていけば、ありとあらゆるところでイノベーションが起こり生産性が向上していく。安い賃金で働かせることを考えるのではなく潜在能力を有効に活用して生産性を高め、それに見合った賃金を支払わなければ経営できないようにプレッシャーを与えていくのです。
国も地方も民間も生産性を向上させるような投資をしていけば失われた20年からの停滞を脱却することができる。
最後の章には具体的にどうすればということも縷々書いてありますが、政策的提言というのは分析に比べて「そうはうまくいかないんでは」となりがちですが、それはそれとして、ちょっと元気が出ますね。
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7月8日瑞穂公園テニスコートの後は5人で

2017-07-11 07:08:55 | テニス
終って車のえみちゃんを除いて5人でいつものしげ寿司へ。
着替えたりしつつ三々五々暖簾をくぐり、奥のテーブルを5人で占拠。
まずはビールで乾杯。
一先ずさっと出るウナギの骨煎餅をあてにします。

ポリポリ齧っているうちにビールをもう1本。
1059さんは一先ずビールで攻めるというのですが、ここらでお酒が欲しいところ。確か先回麒麟山の一升瓶を入れてまだ残っているはず。

でも残っていたのは2合ぐらいかな。
そこでイワシの刺身も出てきました。

これはショウガ醤油で。脂がのって美味しいですな。
麒麟山が無くなったので、今度は焼酎にしようかというと森の熊さんから異議申し立て。
今度は三千盛の大吟醸にしましょうと。森の熊さんは最近日本酒党になってなおかつどうせ飲むのなら大吟醸がいいと言うようになってきました。
まあ、大吟醸は美味しいのですが、この贅沢者!
残り少ない人生なのでどうせなら美味しいものを飲みたいということみたいです。
これはこれで説得力があるので三千盛の大吟醸を下ろしてもらいます。

冷えていたこともあって、やっぱり飲みやすくて美味しいのです。
ここでさっと出るつまみにだし巻き卵。

さらに大将がつなぎににし貝を出してくれました。
でもこれって小さいので爪楊枝で出すのが面倒くさいのよね。

上手く身を切らさずに出せるといいのですが、途中で切れることもあってイライラ。
数はあるので結構暇は潰れます。
ここで前に頼んでおいたマグロのカマ焼きが登場。

さすがマグロだけあって大きいし穿ると結構身が出てきて食べごたえあります。
口の中が油ぽくなったところで、一息おいてくらげの酢の物。

コリコリしてこれはいい箸休め。
大吟醸をグビグビ。
もう1品、箸休めにがりをもらいます。

さらに烏賊のホイル焼きが焼きあがってきました。

食べようとしたら身が切れていなくてナイフを出してもらいます。でもそれはともかく烏賊のゴロが美味いんだよね。
〆はどうしようかと思っていると、大将がこの日は脂がのったサバが入ったのでというのでバッテラにしてもらいます。

確かに脂がのっている。年越しの大年増の妖艶なサバ?
最後にスイカが出てきて、本日もごちそうさま。

お勘定は16600円で一人3千円。1660円は基金から出しました。
ちなみに大吟醸はまだ2合くらいは残っているはず…かな。


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