怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

10月23日熱田神宮公園テニスコートの後は神宮前駅まで

2022-10-26 07:13:28 | テニス
とにかくお昼を食べようといつも行く「おやじダイニングしょうぶ」に行きましたが、何とこの日はお昼の営業していない。
仕方ないのでお店を探して神宮前商店街に。
たしか土曜日曜は昼飲みができる居酒屋があったはずなんですが、どこもやっていない。
シャッターの閉まっている店が多くて日曜日の午後というのになんかうら寂しい雰囲気です。
そうは言ってもこのまま食べずに帰る訳にはいかないと名鉄神宮前駅の駅ビルミュープラット3階に。
3階に嘉文があったはず。ところが13時過ぎというのに満員で順番待ち。
隣は田楽料理の鈴の屋でしたが空いていて、定食だけでなくおつまみ的なものもあるみたいなので、ここにしました。

席についてとりあえずビール2本。

おつまみメニューはちゃんとありました。

まずは鈴の屋と言うことで田楽を4人前。

ビールのお供の枝豆も忘れずに注文。

中瓶2本のビールはすぐになくなって2本追加。
さすがに専門店だけあって田楽は美味しい。
まあ、家で田楽を作って食べると言うことはほとんどないので、久し振りに食べると言うこともありますし、田楽を食べるシチュエーションは観光地の茶屋風の店で食べるような時ぐらいなので、美味いはずか。
さつま揚げも注文します。

家で揚げ物をすることがない森の熊さんがてんぷら盛り合わせも頼みます。

盛り合わせなのでいろいろな種類の天ぷらがあるのですが、みんなでつつくとなると遠慮してかエビ天が残る。エビ天1尾を誰も手を出さずに見合った状態だったのですが、見かねた店員のお姉さんが4つに切ってきましょうかと気の利いた提案。ありがたく切ってもらい4人でシェアしました。盛り合わせというのは分けるのが難しい。
飲みながら最近はテニスに来ない猫おじさんとかОBさんとか午前中は欠席でメールの連絡もつきにくいタケちゃんマンのうわさ話をしつつ、盛り上がります。
ここでビールがなくなったのですが、コートで飲まなかった私が持参した純米大吟醸300を隠しつつ飲むことに。

会津ほまれの大吟醸なのですが森の熊さんにとっては甘いとかで、今度は端麗辛口の所望。純米大吟醸だと磨きすぎて米の甘さが出るかも。純米吟醸ぐらいがいいそうです。
口直しにとビールを2本追加します。
さらにつまみにサトイモのから揚げを2人前。

これは最初の食感はフライドポテトのようですが噛むとねっとりとして里芋のうまさが出てきます。美味しいと森の熊さんは合格点をつけました。
ところで森の熊さんは腕の痛みは今でもあるそうで、テニスの後1週間は痛みが続いて腕が上がらないとか。骨の異常とか肩の痛みとかではないそうですが、毎週の参加は難しいと言います。それでも1週間ほどで痛みはなくなるそうで、隔週の参加は期待できそうです。
もう1品追加して、あげだし豆腐を2人前。

2時30分になり、お腹も膨れてそろそろお勘定に。
9735円で一人2500円でおつりは基金に入れておきました。

毎度の酔っぱらいの所業ですが、人生の意味とか生きるとは何かなどという小難しいことも考えずに、馬鹿話をしてこの日一日を楽しめたので、まあこれは幸せな一日というものなんでしょう。

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10月23日熱田神宮公園テニスコート

2022-10-25 07:13:51 | テニス
この日は11時から熱田神宮公園テニスコート。
朝は少し雲が出ていましたがいい天気になりました。

10時30分に家を出て管理事務所に行くとすでにはげ親父が受付を済ませていました。
のり平さん、エビちゃん夫妻もいて、熱田神宮公園テニスコートは初めてという森の熊さんも登場
えみちゃん、1059さんにちょっと見小野ヤスシさんも来てこの日はいつになく8人の盛況です。
人数が多いので早速ボレーとストロークに分かれて練習をします。
ここはクレーコートなのですが、毎週月曜日は休業でコート整備しているみたいです。したがって日曜日はコートとしては一番荒れている状態。相変わらずですけどイレギュラーが多くて悩まされます。
ひと取りやると休憩。
休憩中にえみちゃんから浜松土産?のラスクをいただきます。

チーズ味と蜂蜜味があって美味しい。
一休みしたらじゃんけんして早速試合に。この日は参加者が多いのでちゃっちゃと回していかないと。
最初の試合ははげ親父と組んで森の熊さん、えみちゃん組と対戦。最初は調子が出ずに2ゲーム連取されたのですが、ここから追いついて何とか2:2の引き分けに持ち込めました。太陽はま南でサーブの時のトスとかボールを上げると眩しい。コートをどちらにするかで有利不利が出ますが、コートチェンジするので勝敗には中立ですが、運不運が出ます。
試合の合間にははげ親父にえみちゃんが持参のビールを提供してもらい、グビグビ。天気もいいし、ひと汗かいた後のビールは気持ちいい。

次の試合はえみちゃんと組んで森の熊さん、はげ親父組と対戦ですが、一進一退の展開で最後の最後に私がチャンスボールをネットに引っ掛けるミスをして1:3で負けてしまいました。
まあ、勝ち負けには関係なくビールを飲むのですが、この日は350缶5本。

ほろ酔い気分になったところで、今度は森の熊さんと組んでえみちゃん、はげ親父組と対戦。微妙に北風が吹いてきたこともあり、ほろ酔い気分のせいか、コートのイレギュラーの運不運のせいか、まあ、運に見放されたとしておきますが、結局1:3で負けてしまいました。
残り時間があと15分になったところで、まだできると2ゲームだけと1059さんと組んでえみちゃん、のり平組と対戦。
最初の1ゲームは取ったのですが、次のゲームは落として、1:1の引き分けに。
この時点で12時53分。コート整備をして終了とします。
お昼を食べていないので、森の熊さん、1059さん、はげ親父と4人で食べに行くことに。
ところでコートを出る時に入口の扉の下の金具に足を引っかけてしまい見事に転倒。誰も見ていなかったのは幸いでしたが、完全に空を見るようにひっくり返ってしまい反射神経と足の衰えを実感してしまいました。受け身が良かったのか少し擦りむいただけでけがはなかったのが不幸中の幸いでした。
打ち所が悪ければそのまま救急車だったかもしれません。歳だね~


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秋の関ケ原古戦場徘徊(更に続く)

2022-10-23 18:12:07 | Weblog
下りきると国道21号線で歩道橋を渡るのですが、見るとこれが旧中山道と重なり東海自然歩道になっています。

ここからは旧中山道を歩いて行きます。

暫く歩くと今度は不破の関の跡に。
関ケ原は壬申の乱の時の主戦場地でもあるのです。一応不破の関の場所と思われるところには案内表示が立っています。


でもさすがに昔過ぎてあまり知られていないのか関ケ原合戦の案内と比べると力が入っていない。
暫く歩くと福島正則陣跡に着くのですが、どうもこの辺りから家が立て込んできたこともあり案内が分かりにくくなって何度も地図を見て確かめながらになります。
陣跡には当時からあったと言う杉の巨樹が見事です。

福島正則陣は中山道を挟んで宇喜多秀家陣と対峙する位置です。ここからさらに山に登って行くと脇坂安治の陣跡があり、さらに登れば松尾山の小早川の陣跡です。小早川、脇坂らが西軍として戦うのなら福島正則、藤堂高虎、本多忠勝らの背後・側面をついて行くことが出来るので東軍総崩れで家康本陣まで迫られるという事態にもなったのではと夢想してしまいます。
この時点で14時過ぎとなり、力を振り絞って松尾山の小早川秀秋陣跡まで行くのも考えましたが、ここから山頂まで山道を片道2.6キロ、往復80分となっていたので無理はしないようにと言うか足が悲鳴をあげだしているので断念。
またの機会に取っておきます。

伊吹山がきれいに見えます。
後は町中を通って駅に戻るのですが、駅に着くと丁度列車が出た後。30分に1本なので、松尾山は無理にしても、もう少し歩いてみようと家康が最初の陣を敷いた桃配山まで歩いてみたのですが、車がビュンビュン通る21号を歩くこと15分ちょっと。
ところがあろうことか桃配山は、工事中では入れない。

それなら駅か観光案内所に表示してよ。この桃配山の謂れは壬申の乱の時に大海人皇子が陣を敷き部下に桃を配った故事から来ていることから(うろ覚えの不正確情報です)とか。行きたかったのに。
仕方なく途中のコンビニで買い出しして帰りの列車ではレモンチューハイでお疲れさん。

この日歩いたコースは地図にマーカーを打ちました。

関ケ原駅→古戦場記念館→決戦地→石田三成笹尾山陣跡→島津義弘陣跡小西行長陣跡→宇喜多秀家陣跡→大谷吉継墓地→大谷吉継陣跡→旧中山道→不破の関守跡→福島正則陣跡→関ケ原駅→桃配山→関ケ原駅

関ケ原の合戦だけでなく壬申の乱の史跡もあって、ちゃんと不破の関跡を中心にしたパンフもあります。でも南北朝時代の北畠顕家と高師直との決戦については一般にはほとんど知られていないこともあって何にもありませんでした。
この日の歩数としては3万5千歩余。西軍の陣跡は高低差があるので歩数以上に疲れたけど、秋晴れのいい天気で寒くもなく暑くもなくの老人閑居して徘徊する割にはいいウオーキングの日でした。東軍は平野部に展開しているので、足に自信がない人は東軍陣跡巡りをするといいと思います。高低差もあまりないので自転車で余裕で回ることが出来ます。
次回関ヶ原を歩く時があるのなら、古戦場記念館はスルーして、今回行けなかった桃配山と松尾山頂上(標高293メートル)を目指していきたいと思いますけど、どうなることやら。
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秋の関ケ原古戦場徘徊(続)

2022-10-22 20:33:48 | Weblog
笹尾山から山のへりを歩いてきます。
休耕地なのかコスモスとかのお花畑になっていて写真を撮る人があちこちにいます。


少し歩いて山に入っていくと島津義弘の陣跡に。

笹尾山とは徒歩10分ほど。さらにもう少し山のヘリを進むと小西行長とか宇喜多秀家とかの陣跡になるのですが、そこらあたりが福島正則と宇喜多秀家が戦端を開いた開戦地になり、笹尾山麓は最後の決戦地。丁度開戦地と決戦地の間に島津陣跡がある訳で、矢玉飛び交う真っただ中で我関せずとばかりにその場から動かずに様子見するというのもかなり胆力がいると思われますけど、そのまま撤退するとどう評価されたのか。ここは勝敗が決した後にあえて敵中突破したからこその薩摩の評価だったのですが、常人には考えられない判断です。
それでは小西行長陣跡の北天満山から南天満山の宇喜多秀家の陣跡に。

こうして歩いてみると西軍の主力は山を背に中腹に陣を構え、ふもとに柵などを設けて平地に布陣している東軍と対峙しています。
対する東軍は平野に展開してるのですけど、当然ながら西軍が上から攻め寄せる東軍を迎え撃つことが出来るので断然有利に思われます。今は木がうっそうと生い茂って見晴しも悪いのですが、戦時には切り倒して柵を設け見晴しを良くしてあるので東軍の動きは丸わかりです。
ところがそこから大谷吉継の陣跡に行こうとすると谷を越えて行かなくてはならず、ダム湖の上を渡るので自転車は通れず階段は急で足元悪い山道歩きになります。山を登ったところに大谷吉継の墓があるのですが、急坂で息がはずみ足に疲労がたまる。どうしてこんな山の上にと思うのですが、多分敵に追い立てられてのことなんでしょう。

尾根道を下って行くと少し開けた陣跡にたどり着きます。

宇喜多陣とはかなり離れているのですが、これは松尾山に陣取る小早川秀秋に対する抑えの陣か。
少し下ったところにある眺望地からは、小早川の陣取る松尾山が川を挟んで正面に見えます。

もともと松尾山は秀頼出陣の折には本陣とするようにと大規模な整備がされつつあったということを確かNHKの番組で見たような気がします。ところがそこに強引に小早川が陣を敷いたのですが、元々去就をはっきりしないで開戦前から裏切るのではと思われていたので、松尾山に布陣したのは西軍にとって大きな誤算。大谷としては裏切りを計算しての抑えとしての布陣だったのでしょう。事実寡兵ながら小早川の攻撃を懸命に食い止めるのですが、脇坂などにも裏切られて、防ぎきれず崩れてしまい山の上にまで追い立てられて自害となった…義理と人情を秤にかけりゃ、義理が重たい男の世界、義理に準じた大谷の人気が高いのは肯けます。
陣跡から降りてくると神社があり東海道線の踏切が参道になっている。

結構の傾斜だということが分かりますね。
この谷を挟んだ高低差が小早川に対する防御力を高めているので絶妙な陣形です。
ここからは国道21号線に出ると旧中山道へと続きますが、ひとまずここで切って更に続きます。
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秋の関ケ原古戦場徘徊

2022-10-22 07:49:07 | Weblog
このところ天候が安定して秋晴れのいい日が続いています。
こうなると老いた小人閑居して徘徊する。
ちょっと遠出して関ケ原の古戦場巡りに行きました。
金山を9時22分の大垣行に乗って大垣で乗り換え。実は早めに着いたので予定より1本早い列車に乗ったのですが、これが正解。大垣の乗り換えはホームの反対側に待っているのでなくて跨線橋をまたいで1番線まで行かなくてはいけなかったのに予定した列車は3分しか乗り換え時間がなかった。おかげで走らず余裕で乗り換えできました。
前日古戦場記念館を予約していたのですが関ケ原駅に着いたら案内板が見当たらない。観光交流館の人に聞いたのですが、駅から見えていると言っても初めての人にはわからんだろう。

教えられて歩いて10分もかからずに到着。入場料800円支払って1時間ほど見学。最初に30分ほど映像を見るのですが、これは予約が必要。前日の15時までにネットで出来ます。映像はそれなりに迫力ありましたが、展示内容は複製の鎧とか古文書中心でそれなりに充実していますが、こんなもんと思えばこんなもん。
ところでここ関ヶ原は、東西の決戦の地としてはあまり知られていないのですが壬申の乱の不破の関の戦いがあり、南北朝時代の北畠顕家の青野ヶ原の戦いの場でもあるので、そのコーナーも1室あるといいのではと思います。
展示室を一回り観るとエレベーターで5階に。
5階は展望室になっていて、関ヶ原を東西南北見ることが出来ます。
北の笹尾山の石田三成陣は旗が立っています。

西は小早川秀秋が陣取る松尾山ですがよく分からない。主戦場とは結構離れています。

南を見れば大垣岐阜市街方面です。

東には黒田長政陣跡と岡山の烽火場が見えます。

ここから主に山沿いを歩いて西軍の陣を回ることにしました。
案内板はしっかりあって道に迷うことはありません。舗装された歩道ですが、結構田舎道。
道を歩いているとすぐ横をキジが飛び出してきてびっくり。

最後の決戦地を経由して笹尾山に行きます。

笹尾山にはふもとに物々しい柵が復元されていて、これはなかなか強力な防御。

三成陣跡へはここからのぼって行くのですが、階段を直登していくと汗をかいてしまいます。自転車とか車で回っている人もいたのですが、陣跡には歩いて登るしかなくて私もですが高齢者が多くてみんなひーはーと言っていました。

陣跡には簡易な展望台もあって関ケ原古戦場が一望出来て戦争指揮には最適な場所だと分かります。実際には柵だけでなく結構本格的な防御態勢が取れていたみたいで三成としては短期決戦ではなく長期戦を想定したという説もあったような。それが数々の誤算が重なり遭遇戦のような短期決戦になってしまったとか。逆に言えば家康としては短期で決着したかったし、勝算もあったということか。
それでは笹尾山を下りてのどかな山沿いの道を歩いて行きますが、もう2千字越えた(写真多用ですけど)ので、ここでいったん切って、さらに続きます。

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梯 輝元「滅びない商店街の作り方」

2022-10-20 18:43:07 | 
北九州市の小倉の一番の繁華街は魚町商店街。
でもご多分に漏れず、近年は郊外型巨大スーパーに押されて商店街を歩く人も半分に減り、百貨店も閉店してしまい、往時の賑わいがなくなってきていた。
閉店する商店も増え、シャッター街となりつつあった。
そんな現状を何とかしなくてはと司法書士事務所を営み、父の跡を継いで地元で不動産業も営なむことになったのですが、全国的にも先進的で注目を集めたリノベーションの街づくりで、商店街を復活させた中心人物で、魚町商店街振興組合の理事長となって活躍している梯輝元さんの著書です。

一読して感心するのは梯さんのすごいパワーと人脈。北九州市というのはそれなりの大都会と思いますが、同級生なり幼馴染なり友達なりと必要な時にこれはと手を差し伸べる人が登場しています。まさに天の配剤か探せば有為な人材はおり、そこからどんどん新たなネットワークが生じて広がっていく感じです。
梯さんが街のリノベーションに取り組むきっかけは、父親が亡くなり空きビルを抱えた不動産業を引き継ぎ生き残りをかけて自社ビルの再生に取り組まなければいけなくなったから。第1回小倉家守構想検討委員会に参加して清水義次氏と出会い、意識改革され、期を同じくして独立したばかりの一級建築士の島田洋平氏から「コクラメルカート計画」の提案があったこと。まさに運命の出会いです。
そこから自社物件のリノベーションを行い「メルカート三番街」をオープンする。リノベーションの要点は物件を小分けしてテナント先行方式としてオーナー負担の外装内装工事を最小限にして5年での投資回収を目指す。家賃はできるだけ低くし敷金礼金はなし。内装工事はテナント負担で入居者の募集は不動産業者には頼まず、口コミやSNSを活用し、クリエータのためのインキュベータ施設として同じ志、意識を持った入居者が集まるように設定。入居者は自主的運営組織を運営して周辺の商店街とも交わっていき地域のコミュニティを復活していく。起業意欲ある人に安い賃料で場を提供し、大家はたとえ安くても空き物件にするよりもよく、商店街にも活気が出る。まさに三方よしです。
こういった仕掛けによって自社ビルの空きはテナントですべて埋まり、商店街にもにぎわいと活気を与え、ここからリノベーションスクール@北九州を行っていく中で魚町商店街の空き不動産のリノベーションの提案を行っていき、そこからリノベーションが実現する事例も進んでいき、主だった物件はもはやない状態にまでなっていく。
リノベーションは資金をかけない空き不動産の活用であって、民間ベースで進めるもので、ここに行政が成功事例とばかりに寄ってきて補助金とかのメニューを出そうとするのだが、補助金を出そうとすると要件を設けて必要な書類を提出してもらわなければいけない。迅速な意思決定と小回りの利いた対応が必要なリノベには補助金に頼らないビジネスモデルを構築する必要があります。下手に補助金をもらおうとすると制約の多さと書類つくりの手間でそのための人員が必要になり調整に手間取りうまくいかないというのが実感のようです。
自社ビルのリノベーションが軌道に乗ると梯さんは商店街全体に視野を広げてエリアマネジメント、リノベーションまちづくりに取り組んでいく。
この辺りから梯さんは八面六臂の活躍となって、全国的も成功事例として注目されてきたこともあって、全国各地の視察を受け入れ、講演にも飛び回るようにもなっていく。
エリアマネジメントに取り組もうとするとどうしても国、県、市の行政機関とか銀行、電力会社などの大企業との共同作業が必要になるのだが、縦割り組織と前例踏襲主義に悩まされることになる。受けようとする側には無駄としか思えない理不尽なことを求められたり、不必要な書類を求められたりとします。商店街のアーケード一つでも商業振興政策と中小零細企業対策に地域活性とか道路と電気設備と複雑に絡んで、物事を一つ進めようとしてもどれだけ各方面を回らないといけないか。
梯さん持ち前のパワーと国会議員、市会議員を含めた人脈とで問題に対処していくのですが、こういう人を相手にはそれぞれ立場があるだけに対応する方もなかなか大変でしょう。もちろん梯さん自体も年中無休で飛び回って働いているそうです。
それでも身内のはずの商店街の人たちはあくまで個人事業主であって、中にはリスクをとろうとせず利己的、近視眼的な人もいる。それをまとめ上げるのも大変なことだが、どうしてもやっかみや悪口を言う人も出てくるようです。文章の中にあからさまでなないですが愚痴っぽいところが出てきます。右肩上がりで儲かっている時はともかく衰退期には余計なことをしないで今の自分たちだけが何とかなればという人もいるので難しいですね。
私の実家のある雁道商店街ではもはやどんどん取り壊して、そこに一般民家の新築が進んでいる状況でリノベーションする物件も残っていないのですが、名古屋では円頓寺商店街が上手くリノベーションをして商店街としても活気が戻って成功事例になっているみたいです。地元をよく知っている核となる不動産屋さんと意欲ある建築士がキーパーソンになると上手く行くのでしょうか。
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10月16日熱田神宮公園テニスコートの後は1059さんと二人

2022-10-18 14:07:56 | テニス
終わってから1059さんと二人で神宮西へ。
いつものおやじダイニングしょうぶに開店とほぼ同時にご入店。それでも先客が一組いました。

この日はコートで飲んでいないので、まずは生ビールで乾杯。

う~ん、運動の後は美味い。
お勧めからキノコたっぷりサラダを。

きのこたっぷりなので、何となくヘルシーで体にもよさそう。
もう1品、お勧めからイワシのオイル焼き

歳をとったのでトマトも食べられるようになりました。もっともプチトマトで焼いてありイワシの油とニンニクの味で、ほとんどトマトの癖は感じられないからね。
飲みながら話していると1059さんは実家の引き渡しがようやくできたとかで、それまでの荷物の片づけが手間だったみたい。特に残っていた大量の写真の処理に困ったと言っていました。兄妹の写っている写真は兄妹に渡したりしたそうですが、もう二度と見返すことはないとわかっていても捨てられないものです。単なる物ではなくて、それぞれ思い出が残っていて、それにとらわれてしまうと何も捨てられなくなるので始末に困ります。はげ親父は写真は全部スキャンしてCDにしたと言っていましたが、その前の仕分けにも一苦労しそうです。
ビールがなくなったので私はハイボールに。

初めてだったんですけどキリンの「陸」です。作っているところがすぐ横なので見えるのですが、ウイスキーをもう少し入れてよと言いたいぐらいの量しか入れていません。ちゃんと計っているんか~い。
ここで1059さんが串カツを注文。

味噌とソースとポン酢があるのですが、今回はソースで。
もう1品はいかの揚げ物(こじゃれた名前がついていましたが忘れた)

お好みでカレー粉をつけます。
ここで1059さんは日本酒を所望。

たしか石川県の酒で「竹葉」だったかな。
それでは私はもう一度ハイボールで今度は「知多」

いつもながらの愚痴ともいえない馬鹿話をして1時間ほどで終了。
お勘定は5600円。私の方が1杯余分に飲んだので、3千円出しました。
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10月16日熱田神宮公園テニスコート

2022-10-17 14:14:41 | テニス
1週前からの週間天気予報では日曜から雨でしたが、近づくにつれて雨の降り始めは後ろ倒しになってきました。
どうやら日曜は何とか天気はもって、夜おそくから天気は下り坂に。
果たして朝起きると晴れ

熱田の杜がきれいに見えます。
丁度祭りシーズンで名古屋まつり、挙母まつりとか各地で行事が開催されています。この日は午後3時からなので午前中は空いているから何処か見物にでも行こうかとも思ったのですが、ソファーでテレビを見ていると動けなくなってしまい、そのままグダグダ。
結局何もすることなく14時30分に家を出て熱田神宮公園へ
10分前に管理事務所に着いて受付をしようとしたら、既にはげ親父が済ましていました。いつもはおばちゃんが多い受付の人が珍しく若い女の子でちょっといい気分に。
ところで10月中に新しい更衣室が完成の予定で、まだ使えませんが後は引き渡すだけみたいです。

でも新築した割には、ピクトにシャワーの表示はない。新しい更衣室にシャワーがついていないとはどういうことやねん。部外者がかってにシャワーを使うといけないからなのか。
コートに行くとはげ親父がいましたが、程なく1059さんも到着。さらにちょっと見小野ヤスシさん登場して何とか4人揃いました。
早速4人で乱打を始めてひと汗かきます。
ひととおりやって、一休みしたら試合に。4人だけなのでじゃんけんするまでもなく1059さんと組んでちょっと見小野ヤスシさん、はげ親父組と対戦。相変わらずコートはガタガタでイレギュラーが多い中、一進一退の激闘になったのですが、何とか最後のゲームを取って3:1で勝利。
天気は下り坂のはずなのに依然青空が広がっていて、最高気温は27度、動いていると汗が出て結構暑い。

次の試合はちょっと見小野ヤスシさんと組んで1059、はげ親父組と対戦。どうもこの日は調子悪くてミスが多い。逆にちょっと見小野ヤスシさんは何時になくサーブが入っていて、これは余計な力が抜けているからか。それでも私のミスが響いて3ゲーム連敗。最後の1ゲームを頑張って何とか取り、1:3の結果。
最後の組み合わせははげ親父と組んで1059、ちょっと見小野ヤスシさん組と対戦。背が高いちょっと見小野ヤスシさんの前衛の壁に苦しめられたのですが、何とか最後のゲームを取って3:1にしました。
この時点で16時40分。まだ時間があるのでもう一度最初の組み合わせに戻って1059さんと組んではげ親父、ちょっと見小野ヤスシさん組と対戦。ここは最後のひと踏ん張りで、構えを早くボールをよく見るという基本を思い起こして、ミスをなくして4:0で勝利。終わり良ければ総て良しとしましょう。
コート整備をして撤収しますが、17時少し前で早くも薄暗くなっています。これから11月12月になると17時までと言っても16時30分ぐらいまでしかできなくなるんだろうな。
この日は家人に夕飯はいらないと言ってあるので1059さんを誘って神宮西へ行きます。

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池井戸潤「半沢直樹 アルルカンと道化師」

2022-10-14 08:04:13 | 
ご存じ、東京中央銀行勤務の半沢直樹が活躍するシリーズ最新刊(と言っても2020年9月初版ですけど)
今回は少し過去にさかのぼって、半沢が大阪西支店の融資課長時代の話。

ところで「アルルカンと道化師」という題ですけど、美術に疎い私には何のことか分かりませんでした。
アルルカンとはピエロとともに伝統的なイタリア喜劇に登場する人気キャラクターで、ずるがしこいアルルカンと純粋なピエロとの対比が画家たちから好んで取り上げられるテーマだとか。
コンテンポラリー・アートの画壇の話が謎解きの鍵になるというのですが、知識がない私にはこんなもんなのか、さもありなんと言うことばかり。仕事一筋の半沢直樹にもあまり知識があると思えませんけどそこそこ話が理解できる程度の知識は一般教養なのでしょうか。
小説だけではなくテレビドラマも人気で、半沢直樹は堺雅人、妻の花は上戸彩、社内情報通で半沢を陰で支える渡真利は及川光博と俳優の顔が自然に浮かんできます。ここでは息子も出てくるのですがテレビドラマで出てきたことあったかな。
因みに今なにかと話題の香川照之が演じる敵役大和田常務はここでは出てきません。中野渡は将来頭取候補の国内担当役員で、まだ頭取ではない。
今回の敵役は業務統括部長の宝田に大阪西支店長の浅野。
舞台は赤字続きの老舗美術出版社の仙波工藝社。そこへの融資話とМ&Aを仕掛けるネット関連新進企業の「ジャッカル」
最初は本店の上の方ばかり見て支店長などは腰かけと思っている浅野が、地元の有力者たちの会合をすっぽかして、銀行取引を切る逆選別という手痛いしっぺ返しを食らう話なのですが、融資課長の半沢に責任を押し付けようとする。ここで例によって半沢が逆襲。支店長の代わりに会合に出席して地元企業の会長と懇意にしていたことから手に入れた情報で倍返し。査問委員会の委員長を務めた宝田部長のとりなしによって子分格の浅野は何とか地位を保ったのだが、浅野は半沢にはぐうの音も出ないようになってしまう。
そこからがМ&Aの話が本番になってくるのですが、仙波工藝社は老舗と言っても売り上げ50億円程度の美術系出版社で本業の出版は赤字、イベント企画などの企画部門でかろうじて赤字を穴埋めしているのが現状。そこをどうして畑違いのジャッカルがМ&Aを仕掛けるのか。ここにジャッカル社長の田沼のコンテンポラリー・アーツに対する趣味と言うか思惑があるのだが、その真相が分かるのは半沢の奔走と謎解きが必要です。これ以上書くと小説の謎解きの面白さを損なうので、あとは読んでみてください。どうもミステリー的要素があるものはレヴューしにくい。
半沢直樹シリーズがこれだけテレビドラマが評判になっていると作者の池井戸さんもドラマ的に盛り上がることを意識せざるをえなくなるのでは。映像的に盛り上がるように関係者が一堂に会する会議が設定されて、絶体絶命の窮地に追い込まれたようにみえて、そこでとっておきの情報なりが飛び出して倍返しの大逆転。読んでいて胸がすくという展開は読みだしたら途中でやめられなくなるという副作用を伴っています。実際、私は最近11時前には床についているのですけど、この本を読んでいて途中でやめられなくなってしまい読了したのが12時過ぎに。横になっても興奮が残り、おかげで寝不足で朝いつも図る血圧が高くなってしまいました。
まあ、一同会した会議の場で根回しもなくいきなり逆転できる重要情報を暴露してしまうのは如何なものか。たとえ倍返ししたとしても敵役はますます恨みを募らせてしまうでしょうし、上司の顔をつぶすことにもなる。まずは根回しで上手く行くように裏からコントロールしたい。組織の端くれにいた身の経験としてはそういう表舞台の場で発言の機会があるかどうかも怪しいし、発言の機会があってちゃんと受け入れられかどうかはギャンブルです。私なら発言するというだけで頭に血が上って何を話したらいいか分からなくなるのですが、だからこそ冷静に逆転・倍返しする半沢がもてはやされるのでしょう。
敵役にしても半沢的には評価できることは何もない自己中心で自分の業績アップと出世しか考えていない輩になっていますが、組織で一方の親分となる人は、それなりの人間的な魅力はあるし打算だけではなく、この人ならと子分が慕って寄って来る何かがある。まあ、私的に何ともならない何でこの人が出世するのかという人は少数はいるにはいたけど、それなりのポストに就いた長は私とは相性が悪い人は多々あってもやっぱり評価すべきそれなりの理由があったと今でも思っています。敵役に評価すべき点があるとなるとドラマにはならないのですけどね。保身と阿諛追従でそれなりの地位に立つ人もいたけど、その阿諛追従は芸術的で私にはとても出来そうもなく、阿諛追従もそこまで行くと才能と思わせるものでした。
そんなこんなで、この本を読む時は一気に読めるように時間的に余裕を持って読みだしてください。
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10月10日瑞穂公園テニスコート

2022-10-11 21:53:55 | テニス
低気圧からの前線通過によって朝から雨。
でも前線通過によって10時過ぎに雨は上がる予報。

果たして10時過ぎるあたりで雨が上がり、青空も顔を出してきました。
午前中に図書館に行ったのですが、寒いかと思ったら日が照ってくると暑くなって大汗かいてしまいました。
ところが13時ころからは雲が出てきました。
まあ、テニスには支障ないので13時30分過ぎに家を出て歩き始めたのですが、堀田通5丁目でちょうど瑞穂運動場東行きのバスが来たので方針変更してバスで市大薬学部前まで行くことに。
バスには運転指導の人が同乗していて、定時運行の安全運転。

市大薬学部前からは川沿いに歩いてほぼ10分、14時15分には到着して受付をしようとしたら既に済んでいます。どうやらえみちゃんが早くに来て受付を済ましたみたいで、この日は3番コートでした。
コートにははげ親父、えみちゃん、タケちゃんマンといて、間もなく1059さんも来ました。
前の予約の人が早めに終わってコートを使えたので10分前から5人でボレーとストロークに分かれてローテーションで練習します。始めるとすぐにちょっと見小野ヤスシさんが来て入ってもらいます。朝までの雨の影響でフェイス面は湿っていて、ラリーをやっているとボールが重くなります。
丁度一回りして終わったころに森の熊さんが登場。この日は7人と盛況でした。
森の熊さんは練習はいいというので、すぐにじゃんけんして試合に。
最初ははげ親父と組んで森の熊さん、1059組と対戦。さすがに森の熊さんはテニスのブランクが長く練習もそこそこなので勘も戻っていなくて、最初の2ゲームは連取。ところがテニス勘が徐々に戻ってくるとすぐに逆襲され結局2:2の引き分けでした。
一休みしていると結構まだやぶ蚊がいる。早速蚊取り線香を焚きます。

でも風が結構あって煙は飛んでいってしまいます。
早くも何か所か刺されたえみちゃんは用意周到の虫よけスプレーとかゆみ止めを持参していていました。家庭菜園で農作業しているので虫よけは必需品みたいです。

次の試合はタケちゃんマンと組んで1059、はげ親父組と対戦。一進一退の展開だったのですが、最後のゲームを落として、どうも後半ばね切れになるのか1:3でした。
雲は相変わらず厚くて、薄暗くて風があるのですが、天気は何とかもっています。

今度はちょっと見小野ヤスシさんと組んではげ親父、タケちゃんマン組と対戦。この試合はミスばかりのいいところなしで0:4の完封負け
合間に飲んでいたビールの影響なのか。

この日は500缶1本と350本2本でした。
タケちゃんマンはこの日は終わってから飲みに行かないと聞くと試合が終わるとここで帰ります。
最後の試合はえみちゃんと組んではげ親父、ちょっと見小野ヤスシさん組と対戦。えみちゃんは調子イマイチだったのかミスするとぶつぶつ言い訳してマイナスオーラを出しています。つられてこちらもミスしてしまい結局1:2で負けているところで時間切れ。
どうもこの日は調子イマイチのミスの多い日でした。まあ、これくらいが実力でしょう。
終わって一応森の熊さんを誘ったのですが、飲みに行かずにまっすぐ帰るということなので、直帰することに。
帰りは歩いて帰ろうかと思ったのですが、疲れて途中からバスに乗って帰りました。
コメント
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