単元株と言えども一応私は「柿安」の株主。毎年7月に株主総会が開かれるのですが、今まで行ったことはない。株主総会は普通通り一遍でシャンシャンと終わって面白くもなんともない。でも社長の顔を見て立ち振る舞いを見ることができる数少ない機会。会場は桑名市でかねてより熱田の七里の渡しの対岸を訪れたことがないので、桑名の街歩きもかねて一度行ってみることに。
総会は10時からなのですが、桑名駅前から送迎バスが出ているので9時30分過ぎに桑名駅に着くJRに乗る。駅前には送迎バスの案内の人が立っていてそれに従って少し歩いて行くとマイクロバスが停まっている。
総会でもっと駅のすぐ前に停めれなかったのかという意見もあったけど、柿安だからそれくらいバス会社と交渉できたのではと思いましたけどね。
会場は桑名市民会館今はネーミングライトで柿安シティホールで、シャトルバスで10分もかからない。歩いても15分とのことですが、地理不案内ですのでここは車に乗るしかない。
コロナ禍以降は総会に出ても記念品等はなし。それでも一応受付すると小さな水のボトルは頂きました。
大きなホールですが、ガラガラ。席が偏らないようにブロックごとに案内されます。定刻の10時に開始。
社長さんが議長となって進行していきますが、最初の挨拶の後、事業報告、決算については招集案内に書いてありますということで、いきなり質疑応答に。多少とも社長の肉声で説明があってもいいかと思うのですが、あまり社長の手を煩わせてはいけないということか。
質疑は入場票の番号と氏名を言ってくださいとのことでしたが、最初の人は個人情報だから名前を言う必要はないのではというとあっさり了承、でもその後に立った人には相変わらず名前を言うようにと言っていたのでこれはダブルスタンダード。
Q1壇上にいる人でも女性が一人だけ。もっと女性登用が必要では
Q2決算で前期の純益減の理由と今期の見通しは
Q3店舗の地域別配置で北海道にも店を増やしてほしい。
Q4優待をもっときめ細やかに増やしてほしい などなど。
どうも一人の人が自分の思い付きだけを話しているようなこともあって、通り一遍のご意見拝聴で流しているような印象。ショボい質問ばかりでしたが、経営陣はもっとこれから取り組もうとしていること、企業の成長戦略なりを語って欲しかった。社長さんは赤塚一族で世襲しているのからか、同族企業の色濃くて株主総会などはあまり重視していないのか、とにかく無事進行させて30分ほどで終了。どうも社長さんはそつない調整型のようで迫力不足に感じました。それにしても社長さんが発言を終えるたびに会場から拍手というのは、翼賛会か、参加者は与党株主ばかりということか。
終わって桑名の街歩き。それにしても暑い。もともと柿安の株主総会は付け足しで、本当は桑名の街歩きが主たる目的だったのですが、この暑さではぶらぶら歩くのも命がけ?
別稿で少し頭の中を整理して投稿しようと思います。
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