書店(古書店も)の本などを万引きし、その店を廃業・倒産に追いこむ「万引き」は悪質である。が、一回の額が少額であるためなのだろうか、犯人の罪の意識はきわめて低い。少額が積もり積もって、店を追込みついには倒産に追い込むわけだ。
周辺をみても大型書店ですら撤退するような事態になっている。もちろん通販の影響もあるだろうが、書店開業の意志を潰すのに十分なのが「万引き」という犯罪の横行なのだ。
国会は刑法を改正し、「万引き」は文化破壊行為として厳罰化を進めるべきだ。中学生以上の「文化にかかわる万引き」は額にかかわらずその対象とすべきだ。小学生以下は保護者への処罰を考慮すべきだ。
積もり積もって文化を破壊する犯罪も許すな!
※まんだらけは問題提起としてよくやった!
読売新聞 8月13日(水)15時30分配信
万引きしたとされる男の画像の公開を警視庁の要請を受けて中止した古書店「まんだらけ」(東京)は13日、広報担当者が報道陣の取材に応じ、画像を公開しようとした理由について、「万引きは店にとっては死活問題。万引きに苦慮していることをわかってほしかった」と説明した。
同書店によると、ホームページ(HP)上で画像の公開方針を表明した今月5日以降、多い日で1日約100件のメールや電話が寄せられた。公開を支持する意見が多かったが、「法令を順守した方がいい」と公開を取りやめるよう求める声もあったという。
この問題は、鉄人28号の人形を万引きしたとされる男が映った防犯カメラの画像について、同書店が男の顔にモザイクをかけた状態でHPに公開。12日までに人形が返されなかった場合、モザイクを外すと表明していた。同書店は13日未明、「警視庁の要請により顔写真の全面公開は中止させて頂きます」という文章をHPに掲載し、公開を取りやめた。