え、文楽って落語家じゃないの?あ、ゴメン、これ1回やってみたかったのだ、実を言えば私もリアルでは聞いてないのじゃあるまいか-と思ったら今の文楽っているんだね、フム、納得行かんな、当代の文楽に最もふさわしいのは歌さんだろが、本人が辞退したのかな?
あやつられ文楽鑑賞 (双葉文庫) 価格:¥ 630(税込) 発売日:2011-09-15 |
ということはさておいてこの本メッチャ面白い、忠臣蔵の解説なんて大爆笑である、「勘平切腹」の段は長谷川町子さんのマンガにもあって、こちらは誰も死なないシッチャカ
あ、千崎弥五郎と原郷右衛門
何で何の伏線もなく現れるわけ?
そらここだけだったらそうなるわな、私は大受けだったけど元ネタを知らない若いヒトにはどこがオカシイのかわからなかったハズ
町子かぶき迷作集 価格:¥ 420(税込) 発売日:2002-04 |
三浦さんは丁寧にストーリーを説明した上で
「かたじけない」じゃないっつうのー!!!おまえはどこまで脳天気なんだ(勘平よ)
とマジでツッコミを入れる、このツッコミ方がいちいち当たっててこれなら初めて聞いたヒトもオカシイだろうと思う(わからんけど)
出て来る男どもは全員が「仇討ちバカ」、確かに
沈着冷静な由良之助より忠臣ではない九太夫の方が好き、ごもっとも
にもかかわらずこのお芝居は名作、これを作ったヒトはエライ、まあそうなんだろな・・・(ここはいまいちハギレ悪い)
浄瑠璃素人講釈〈上〉 (岩波文庫) 価格:¥ 798(税込) 発売日:2004-10-15 |
浄瑠璃素人講釈〈下〉 (岩波文庫) 価格:¥ 798(税込) 発売日:2004-11-16 |
また夢野久作のオヤジさん(杉山茂丸)が浄瑠璃の解説本を出している、この本の連載当時岩波から出たばかしだったらしい、これがまた「とんでもなくおもしろい」とのこと、今は古本のえらく高いのしかないね、誰か「青空」に入れてくれんかな?
杉山は見るだけじゃなく自分でも語った、本人は謙遜してるがなかなかの腕だったらしい、へえと思って夢野の回想(こちら)を読んでみたが残念ながら浄瑠璃の件は書いてなかった-ってけっこう分量あるわりに政治活動のことだってほとんど何も書いてないんだがね
ところで関係ないけどYou tubeとかに上がってる文楽をPCで再生しても全然よくない、日本語を聞き取れないのだ、字幕つけてくれたらよいのにな(そういう問題か!!)
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