事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

京極節炸裂!!

2010-08-07 08:50:11 | ファンタジー
西巷説百物語 (怪BOOKS) 西巷説百物語 (怪BOOKS)
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2010-07-24

あいかわらずとんでもないことばかりお考えになる方、最初っから「あるハズないことしか書かん」とおっしゃってたんだが、それにしてもコワ過ぎ、文句なしのミステリでどこかファンタクティックでかつゾーッとするホラー、と言っても幽霊なんかもちろん出ない、生きてるヒトの方がはるかにコワイのだ

特にラストの「野狐」(書き下ろし)は出色、一つ前の「豆狸」では珍しく主人公が悪人じゃない、こういうこともあるんだなと思ってると、突然作者の桃山人さんが世に出る前の若い姿で現れて最近起きたという事件の話を始める、おいおい、それ聞いたの何年前、大昔にタイムスリップかよ、しっかしそんなお話あったかな?-と不思議がる間もなく、ヒロインの正体は・・・おっとネタバレ自粛(何のことかさっぱりわからんって?だから読んでのお楽しみ)、連載中にチェックしてたヒトも必ず買って読んでね-とこういう本に関して下手な感想は不要なのだ(なら書くなって?ハイ)

で、京極さん、これもiPadの販促商品になるんでしょうか?


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