事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

いやはやナントモ

2014-10-31 20:20:24 | ファンタジー

ってマンガが昔あったよな、連載中にたまさかしかチェキしてなかったけどホント豪ちゃんらしくてよかった・・・のかどうか今の評価は知らない

帝都物語〈第参番〉 (角川文庫) 帝都物語〈第参番〉 (角川文庫)
価格:¥ 843(税込)
発売日:1995-06

ということとは全然関係なくこれ、とにかく読んでて疲れるのよな、もう一回言うけど文章が乱れてるとか難解だとかじゃなく、要するに内容がシッチャカ過ぎなのだ、はっきり言って生理的に気色悪い!!!

思えば226事件の章(第参番前半)はこれだけが飛びぬけた傑作なんじゃあるまいか、魔人加藤が出ないからよいのかもしれない、もちろん北一輝の超能力はジョークに近いけど、その野望は主人公夫婦の(それとは気付いてないかもしれない)愛と、ニヒリストが昂じてほとんど怪人になってしまった甘粕(元)大尉の大胆行動によって見事に封じられる、そこへ若きヒロインの悲恋が重なってまさに「もって瞑する」しかない完成品に仕上がっちゃってるのである(と思う)

だけどその先は・・・B29が猛威を振るう東京でこともあろうに「ルーズヴェルト呪殺作戦」が進行中、それを阻止せんとするフリーメイスンの怪人にただ一人立ち向かう美少年!!!アホらしくてやってられん、ルーズヴェルトが45年4月に死んだのは史実だが半病人の大統領がいないからとてUSAという大国がビクともするわけはあるまい、どうせ呪殺するならスターリンにすりゃよかろうが-ってこれ意味ないのよね、歴史改変小説じゃないんだもん

帝都物語 第四番 (角川文庫) 帝都物語 第四番 (角川文庫)
価格:(税込)
発売日:2001-07-13

そして第四番、昭和20年8月満州の新京で地中に潜む魔物と戦う風水師、これほどムダな戦いってあるのかね、ソ連軍の戦車がすぐそこへ来てるんだぜ(この先どうなったのか実はわからない)、後半魔人加藤が若返って日本へ向かう

帝都物語 第伍番 (角川文庫) 帝都物語 第伍番 (角川文庫)
価格:(税込)
発売日:2001-08-10

第五番は昭和35年、安保闘争真っ最中の東京、ああそんなこともありましたですねえ、あの頃(80年代=昭和50年代後半)にはさほど大昔じゃなかったんだろが・・・・と今ここ、まだ付き合わにゃいかんのかにゃん?


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