怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

よりによってこんな時期に若乃花の店を訪問

2005-06-07 07:43:56 | food
大阪に二店舗あり、前々から行く機会を狙っていた「Chanko Dining 若」。ホームページや言った人からの話を聞いた限りでは、若干値段が高め・量が少ない・雰囲気はいい有名人のお店という、平たく言うと勝負レストラン臭漂うお店ということでした。いくら行く機会を狙ってようとも、私には勝負をかける機会すらとんとないので機会を狙おうにも空鉄砲なわけですよはい。まあ、このたび九州くんだりからママンが大阪に出てくるということで、予約をとっていくことにしました。今この時節柄にこのお方のお店ではありますが、決して、何かを狙って今行ったわけではありませんのであしからず。




今回は、新地のど真ん中にある北新地店に行くことにしました。入り口の看板にちゃんと長男の花田勝氏(代表取締役社長)の写真がついています。月曜の夜ということで暇なのかと思いきや、けっこうな混雑ぶり。週末は予約キャンセル待ちというのもわかる気がします。




席に案内される途中、こんなのを発見。そりゃぁ横綱だけあって保有の化粧回しも相当なもんでしょう。他にも写真は取れなかったものの、色々なグッズの展示はあった模様で、言うならば、ハードロックカフェを日本風に「御洒落に」解釈したらこのようになるんだなと勝手にうなずいていました。




席に着くと、横綱の手形つきの下敷き紙があって、この上に皿とか乗っける様子。色々と雰囲気をかもし出す文言やなんやらは大事だと思いますけど、「堅忍不抜の精神で創る本物のちゃんこを"ちゃんと"めしあがれ!」って、あなた、横綱拝命時の四字熟語をここで使うのはちょいとうかつな気が、、、、。しろうとなので、手形に私の手も合わせてみましたが、案外私とあまり変わらないくらいの大きさでびっくりでした。まあ、横綱の横綱たるゆえんは、強靭とか言う単語では言い表せないほどのすごい太ももに具現される足腰の強さだったことはここで今更いうこともありませんけど。

で、二子山部屋直伝の塩ちゃんこを二人前注文しました。一応行く前に周りの方々に話を聞きましたが、どうも塩ちゃんこが一番有名で、とりあえずこれを食べろみたいな話でした。まあ、味も薄めらしく、わが母の口に合ってくれそうだったので、ちょうどよかったのですが。注文後はお店の人がそばで全部作ってくれる仕組みのようで、ちんたら話をしながら待ちます。




で、完成形がこれ。味は、、、HPでもアピールしているように非常につくりが丁寧です。いやあね、鍋なんていろんなもんぶち込んでわいわい言いながら食べるもんじゃないですか。それが、薄味とかいうスープは鳥の骨かなんかで取ったのでしょうか?それだけでスープとして飲める味で、つくねなんて大量の金ゴマやら軟骨とか入って食感もよく秀逸の出来だし、鶏肉とか臭みなんか全くなくて柔らかいし、野菜はなかなか煮くたびれないしで、完全に「有名人の店」というネームバリューだけで勝負しようなんて気配ゼロな出来です。

付け出しは一品だけ頼みました。筍と鶏肉(と山芋?)をすりおろして皮(何か忘れました)で包んだあんをかけた筍饅頭二個1200円とかでしたが、まーつくりが丁寧。他にも色々と頼みたかったところですが、鍋だけで満足してしまいこの日は雑炊のみで終了しました。雑炊にしても、炊いた後に米のぬめりを取ってるはずだとは母の談。よくやりますよ、ええ。

こんなんで、まあわが母も満足してもらったみたいで、とりあえず一安心でした。それにしても、、客層のほとんどがやっぱり勝負おデートか同伴出勤というのは場所的なものでしょうか。え、わたし?なにやらおじさんと若いギャルの不釣合いな二人組みの組み合わせの理由等を母に説明したところ、「そんなことどこで知ったのか」とかるく詰問と叱責されてしまいましたよ。ええ。


そんな事業家である長男の花田勝氏のお店のHPは
Chanko Dining 若
です。

一方で、うかつな勝さんの一面を知りたい方は、
http://www.pachinkovillage.ne.jp/2001mac/toushinraiden/toushinraiden.html
あたりで。ここでも「“堅忍不抜の精神で精進していく”人だけが本機で勝者になれるかもしれないのだ」って、やっぱ安売りしすぎだよ、、、。



コメント (1)
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