怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

丹沢アゲイン

2012-09-24 23:12:51 | Trainning

9日訪問の丹沢表尾根縦走をようやく書き終わるところでの再訪。そんなに山が気に入ったのかとか山ガールとおいたしたいのか、まったくそういうことはなく、運動時間と運動量とを鑑みるに、最も効用が高いのが丹沢アゲインという結論での行動となったわけでして。そもそもは、伊豆大島一周40数キロ走りきるとか、箱根5区登りきるとかそういうのをやるつもりが、体力と時間との板ばさみにあってしょぼしょぼしょぼとスケールダウンしているかなしい現実と添い寝しているだけなんですよじっさい。それと、なんか左足首がまだ本調子ではないので、走るよりかは山歩くほうを選んだという事情もあり。

で、今回も保育園のお迎えにそそくさと行くというミッションがあるというか、ようはケツの時間がきまっとるわけで、やったことがないルートは全力で避けたい。なので、丹沢の塔ノ岳に登って、その先の丹沢山まで行って引き返すプランニング。さらに先の蛭ヶ岳まで行きたかったんですが、それはまたの機会に。まあ、丹沢縦走とかなってくるとまたSくんに声掛けするとしよう。





再度の渋沢レッツゴー。小田急渋沢からバスで大倉まで行くのは前回同様、ながら出発が家を出たのが若干遅くなってしまいかつ今回はバスの接続が悪く、スタートが9時半と一時間遅れとなってしまいました。





加えてこの天候。天気予報は問題なかったはずだし、ついさっき渋沢ではピーカンなのに、引きが悪かったか。

曇天模様どころか、歩行を始めてから10分もしないうちに降雨開始。しかも結構強めの雨降り。モンベルのハイドロパックつきリュックは雨用カバーまでついているスグレモノ。使うことなんかないだろうなと思っていましたが、結構お役立ちでほっとしたというか、そもそも山登ろうってのに、天気予報も大して確認せず、雨対策を何にもしとらせんってのは問題かと思われますが、たぶんこのひとは一度いたい目にあわないとわからないんだろうなくきっと。





しばらくして雨は収まったものの、あたりは霧まみれ。マヌーサかなんかかかったような視界の悪さ。いや、マヌーサなんてかけたこともかけられたこともないんですがね。このあたりで思うところがあり、丹沢山までは行かずに塔ノ岳での引き返しを決意。視界がよくない中未踏破ルートを単独で挑戦するのは場合によってはかえる時間に差しさわりがありそうという理由。それでも、概ね4時間くらいはやまを楽しめそうってのでそれはそれで悪くはないレベル。

雨降って足元もよくな、、、ってたしかに路面は石が多いところもあるんですが、そんなにオープンではないこともあってか、地面が滑りやすくなることもなく影響は軽微なもの。あとは前回と同じ景色をたどるのみ。今回は単独行なので、後輩のSくんに引っ張ってもらった前回よりもタイム落ちも十分ありうるのかなというわけで、目標はプラス10分で2時間30分あたりでのんびりいいくかね。まあのんびりも何も走るわけでもないしさ。

などと思ってると、スパルタ調教師がいたんだよほかにさ。このモスキート野郎め

歩行とはいえ、すこしきつい登りになるといささか無酸素運動気味の強度まで上がるので、ときおり息が上がるわけですが、両膝に手をおいて深呼吸をするその瞬間。藪蚊が寄ってきて脚に止まるのがふた呼吸めのところで、ここまでおおむね5秒ほど。

ようは立ち止まって5秒も経つころには、keihさんの血をいただこうとする奴が吸血準備完了してしまうわけなんですよ。なので、立ち止まったところがズバリ絵にかいたようなマジで血を吸う5秒前状態でして。はい。渋谷はちょっと苦手だよもう36にもなるとさ。しかしあのヒロスエさんがまさか灰皿に以下自主規制。





とかなんとかいってるうちに塔ノ岳頂上到着。ここで、時間は2時間15分と前回よりまさかの5分短縮。まあ要因は、コース理解と登山順応に気温の大幅低下と、なによりもモスキートさんのスパルタ追い込みでしょうかね。はてしなくむかつくけどさ。





頂上で5分ほどぐるぐるとまわってののち補給なしで下山。天候と平日ということもあって、人は3組のみ。前回と違って疲労感は薄めってやっぱり2回目ってのは大きいと思う。しかし、何よりも残念なのはいわゆるいってこいコースの後半ってなんにも書くことがなくて。まあ足怪我しないように滑らないようにとかしかなくてさ。

そんなこんなでしたが、下山するのに1時間30分を超えてしまったのは少しばかり後悔の材料で、無事にゴールしたのが1時半過ぎ。まあおむかえも問題ないレベル。運動内容等は以下の通り。

Time3:53'47 Distance19.45km HR/AVR142 3505kcal

頂上徘徊が4分半ほどなので、塔ノ岳往復で3時間50分ってのが記録でしょうか。まあ普通の登山の人と比べるのも荷物面とかあるんであんまりアレですが、近いうちには往復3時間半でなんとかシメられればいうことないんですけどさ。うーん。


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丹沢行軍チャレンジ 総括編

2012-09-20 09:23:51 | Trainning




マーベラス





ファンタァスティーク


ああしつれいしました。これは丹沢帰りでの厚木での一幕、でございまして。はい。夕方4時から全力で焼きまくりでございました。はい。まあなにより、タイムサービスでサッポロの生210円ってその時点でカーニバルとフェスティバル確定というものでした。ってそうだそうだ、丹沢行軍のふりかえりでした。肉を焼いているとなんかそのことばっかり頭がいっててですねははは。とくに厚木ってシロコロとかあるわけじゃないですかねぇ。


***

人生初登山、というにはいろいろと違いが多い気もするんで、まあ登山風トレとでもいえばいいんでしょうか。われわれともう一名くらいだったし半袖半ズボンでやまのぼってんのなんてさ。荷物なんてほぼ手ぶらみたいなもんだし。

まあなによりも、ペース自体は速くはないながらも無事に完歩できたことが第一でしょうか。一般登山者標準タイムで概ね7時間のコースを5時間ゴールはそう悪くはないのかな。そして何よりも、怪我はもとより何よりも転倒・足首ひねりすらなかったことは非常に大きかった。後半はそうとう恐る恐るな区間だらけで、運動強度不足な気もしなくもありませんでしたが、初回ってのと最終的にはけっこうアップアップだったのでこの判断に誤りはなかったかと。なんせ額面上は5000カロリーオーバーだしさ。そりゃあ疲弊もしますよ。

なので、持久系トレーニングとしては極めていいモノではあるのかな、という印象。今回のように登りっぱなしだとけっこう筋トレになるし、塔ノ岳往復くらいであれば登山シーズン始まる前にもう一回くらいサクッといっとかないとね。

あとは水飲みすぎというか、そもそも登山というか夏のエクササイズは向いてないんだろうな。痛風予防に普段から水飲みすぎなのはここにきて響くけど、もう少し水分摂取量を減らした方がいいのかもしれない。しかし、暑いさなかにトライアスロンとかやってたきもしなくもないですが、なんだったんでしょうかあれはね。


なんにせよ、たのしいひと時でした。新しい世界の扉を開いてくれた後輩のSくんには感謝だね。うん。


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丹沢行軍チャレンジ 表尾根縦走編

2012-09-18 21:46:52 | Trainning

消費カロリーも時計上は2000kcalを超え、体中を軽く疲労感が包み込む中での尾根縦走のスタート。正直重力にあがなう動作はもうご勘弁なお願いをしたいところでいしたが、ここからは概ね下り基調なのでまあ何とかなるはず、といささか楽観的な思いを胸に抱いての歩き出し。





つい先ほどまでは、残暑が厳しいざんしょとばかりにこれほどかとお日様の照り付けがあったわけですが、あたり一面霧か雲かそういうのに覆われての尾根。地面も石が散らばっているとさすがに走れない、というか左足首がいまだにうずいている現状では、いっこ捻りが入るだけでも致命傷だ。走りたくて走りたくてうずうずしているSくんをイライラさせながらのトコトコとした巡航。





すると視野がオープンに。先ほどは登りの上のほうの人が視界に入るとなるといやな気分になったりしますが、こんどは尾根道に沿って植生がない部分、すなわち道のところにぽつんぽつんと人影が。尾根を下って鞍部を越えて登りがとかそういうこの先の道が、先ほどとは違うスケールで開けていく感じ。





正直、この感覚は青梅の三山あたりでは得がたいもので、もう少し雲が邪魔しなければそれは立派な尾根筋が、というところでしょうけどあんまり立派すぎる(=上り下りが激しい)のもそれはそれでご勘弁ですが。

そして、鞍部を通るたびに吹き付ける通り風。灼熱の日差しとは縁遠い涼しい、下手したら涼しいとことか寒い風が思いっきりぶち当たってくる。汗まみれでずぶ濡れのウェアには地獄のような冷風だ。
向かって右側には秦野の盆地は、、、曇っているため開けていないのは残念。ピーカン照りなら相当いい景色なご様子でしたがこれはまたのお楽しみって所か。あとは2・3箇所の鎖場。そのままでは登りにくい岩崖に沿って鎖が打ち込んであり、これを引っ張っての登る格好。まあ雨が降っているわけではなく、別段スリップしやすいこともないのでさほどの難関でもないわけですが、シーズンにはえらく渋滞メーカーとなってしまうとのこと。下手に滑ろうもんなら、、、考えたくもないなこれは。今回は走ったりしているわけではないので、そういう時間を要するケースになったとしてもあんまり焦る必要もないのがまあいい。





下界は彼方へという三ノ塔手前(たしか鳥尾山)からの景観。多少の上りも交えながらも、基本的には下りメインだったこの尾根縦走で、唯一の登りとなる三ノ塔アタック。たかが100mほどの登りとはいっても、ここまで4時間ガシガシ歩いていると結構疲弊してきたので少々心配。ってことで、この登りの前にチャージで経口保水液を一気に服用し登りにかかりますが、、、3歩進んでとまって3歩進んで止まって繰り返し。恥ずかしながら、体がかなりいっぱいいっぱいになってきているようだ。平均心拍で160での4時間はさすがに効く。いささかぼおっとしながらもふおそのへんからかなりガサガサと動く何物かがいたんでみてみるとあらあらスネイクさんこんにちわだったり、そういうので気を紛らしながら、、、このアップ100mはハードだ。しかし、経口保水液はあんまり効きがよくないのがざんねん。ってか経口保水液が効きまくりな状況自体危機的なもんなんで、、、ねぇ。

三ノ塔からゴールのヤビツまではもう下るのみ。そうはいっても気を緩めずちんたらの歩き。レース終盤とかでたまに感じてきたからだの体力をすり減らしてもう貯金がなくなって、とかそういう疲労感に近いものを感じての下り。しなしながらSくん曰くは、

「いやあ転倒してないんでそんなには疲れてないはずですよ」

などと仰せられ。疲労の基準が転倒の有無で判断かよ、などと因縁をつけるわけではないですはい。たしかに、転ぶと痛いし汚れるからいやだという幼稚な理由もさることながら、とくに左足首の痛みが増す事態だけは避けたい一心。多少落差のある下り階段なんかも一歩一歩下りる感じで決して飛ばさず、また石路面のダウンヒルでも、「ブレーキなんかかけようとするから怖くなるんですよ」などと、オリエンのレース中みたいなアドバイスをいただきながらも、気にせずじっとりじっとりという下り。





ヤビツ峠へもう間近というところでのバンビの親子。へびさんには会いましたが、運がよかったのか、丹沢名物のヒルもクマーも会うことなくラッキーな一日。





これはヤビツ峠の道路を若干逆に向かっての湧き水ポイント。500mlペットに入れた分を一気に開けて、詰め込みも実施。ナイスボーナス!ではありますが、どこかルート上にあったらほんとうれしかったのにね。でも、商売しているのか、何十リットルも車に積み込んでる方々がいたけど、、、いいのか。

ここからヤビツ峠までちんたら歩いてのゴール!でした。そこからはバスで秦野まで一気に下りてから鶴巻温泉経由で帰ったわけですが、、、あそうそう記録は以下の通り。

Time5:10'03(10分休含)、Distance23.69km、HR/AVR151、5088kcal


総括というか思うこともたくさんできたんでその辺はまた次回に。

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丹沢行軍チャレンジ 塔ノ岳登頂編

2012-09-15 20:32:00 | Trainning

塔ノ岳までは登りと少しのフラットの繰り返しとの事前情報ではありましたが、バカ尾根と称されるだけあってやはり登り一辺倒。ほんの少しフラットで走られる箇所がないこともないんですが、先のことを考えると歩行で巡航せざるを得ない。





こんな感じで、視界の先に人が登っているのが見えるんですが、それはイコールあそこまで登るんかおいとなってしまい何度も何度も心の狭さを感じ入ってしまう次第で。(ってかもっともっと登らにゃならんのだが)

それを知ってか知らずか、Sくんいわく、「1200mといえば(1/15,000では)等高線240本ですからね。240本。だって(オリエンの)地図上で10本でも等高線を越えるルートみたらげんなりするでしょう」、などと叱咤激励なのか、奈落に突き落とすのかよくわからないけど妙に冷静なお言葉をいただいたり。
そうはいっても、鼻息荒く心拍160とかでの登りなので、先のほう歩いている方々との間隔も狭くなり追い抜き狭くなり追い抜きの繰り返し。





路面は、石とか岩のフィールドだったり、植生保護のためか木の橋が架けられてたり、土路面は標高が低いところのみで、ランシューでくるところじゃないなこれはという印象。いけないこともないけどさ。





談笑をしながらもモリモリ登っていくと、気づけば2時間近く経過したところで、花立山荘とかいうもうすぐ塔ノ岳ピークが近いところ。なんだかんだいって結構な暑さだったこともあり、「氷」に異常反応したため激写。





振り返ると秦野盆地が広がる大パノラマ。「登ったな」という実感。尾根登り一辺倒の傾斜のため、クライマックス近くはこの展望。 そして、2時間20分ほどでの塔ノ岳登頂。予定では2時間のはずでしたが、先の花立山荘あたりからkeihさんが急にペースダウンしてきたせいでの遅延。登山系の方から言わせればそれでも十分な速さだそうですが、だって荷物3-4kgしかもってないしあんまり比べるのも公平ではないでしょう。





記念写真を撮ったあと、気を使ってくれたのかSくんは休憩しましょうとのことで、ローズネットクッキーを食べることに。口内にひたすら広がるシュガーフルな甘みで血糖値の上昇とリラックス感が同時に訪問。そこそこ食べ応えもあるし、この急激な回復感はいってみたらハイポーションみたいなもんだ。ダイエッターからすると悪魔そのものですが、軽いのにこのヘビィな食べ応えからすると山歩きのこの場ではもっと幅を利かせていい気がする。まあ、走りながら食べるには少々しんどいけど。

あとは、恥ずかしながらこの登りで2リットルの水を飲みきってしまったので、山小屋にて1リットルほど購入。幸いにもこのころから雲か霧かそんなのがモクモクと出てきており、このあとは日照が少なそうとの見込みは少しありがたい感。とはいえ山の天気なので何一つ安心できやしませんが。しかしさすがに高水三山あたりではこれは味わえん





左のほうから雲が流れていくの図。あとは、どこの沼にもなんにもはまったわけではありませんが、靴下がずぶぬれというか、未体験なくらいの異様な発汗。たしかに、体中から汗はかいているといえば全身汗まみれではありますが、足だけこうもヌルヌルは若干気持ちが悪い。海に近いとのことで湿度も高いってことかな。わからんけど。で、ハイドロパックに水を入れたところでリスタート。ここまで概ね10分ほどということになり、スタートしてからの経過はジャスト2時間半で後半戦の表丹沢尾根切りルートへ。


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丹沢行軍チャレンジ スタートまえ編

2012-09-10 22:21:42 | Trainning

大学時代のオリエンテーリング同好会の後輩Sくんからブログの米欄で丹沢行きを打診されて、というのが嚆矢でしたが、思えば丸一日フリーに使える日(元々は伊豆大島に行こうかなと思っていたけども前日からというのが困難なので、そのままヒマな日になってた)があったなと気づき、ちょうど天候も良好な予測が立ったことから決行を打診。そこからとんとん拍子でスケジュールが決定。

コースはとりあえずは塔ノ岳に登ることは決まってたものの、そこからはkeihさんの体調次第でそのまま折り返しか、尾根を縦走するかどっちでもいいですとのこと。そんなこと言われても行って戻ってくるものほど後半部分空しいものはないわけで。多少しんどそうだとしても、塔ノ岳まで一気に上った後はその尾根縦走コースとやらをやってみるしかないっすそんなもん。

そのルートですが、大倉から塔ノ岳まではこんな感じのアップ1200、え?空に向かって1kmでっか?。いやたぶんきっと気の迷いかなんかだ。さいきん視力の落ちが半端ないしさ。あと、塔ノ岳からの尾根縦走がこっちか。まあおおむね下り基調だからいいんだろうきっと。

渋沢駅に8時集合というスケジュールで、グーグル先生さんは日吉方面から渋沢いくのに新横浜から小田原まで新幹線使えとかぬかしやがりましたが、それは全面シカトで町田経由での訪問を決定。会社に行くよりもはるかに早起きを果たして、半分寝たままの状態で町田から小田急に乗り換えると、山方面への訪問と思われし風貌の方が徐々に増えていきます。しかしグーグル大先生はJR東海さんのまわし者じゃないのかと考えちまったよってか「有料特急に乗らない」とかそういうチェックボックスがあるのは気にするな。

ほぼほぼ時間通りで渋沢駅でSくんと合流。ここからはからスタート地点となる大倉のビジターセンターまではバス。駅周辺でバス待ちの5-6分の間でコンビニが見当たらなくかるーくピンチ。どうせビジターセンターで自販機くらいはあるんでしょうけど、万が一売り切れはやだなぁとのことで自販機で水4本購入してのバス乗車で、ほぼ席が埋まるくらいの客数。こればハイシーズンにはほぼ満車になるんだとか。景観は少しづつローカルスメルを漂わせはじめ10分足らずで目的地の大倉に到着、、、しますが、○○停留所以降はどこでも下りられますってバスアナウンスしてたようなしないような。きっと空耳に違いない。うん。マイバスかよ。





大倉に到着して直ちにではハイドロパックへの水注入とお着替え等の準備へ取り掛かり。塔ノ岳をはじめとした丹沢へのベースキャンプになるのかなんと売店があってしかもまだ8時半なってないけど開いてるぞ。まあ客層等考えると当たり前なんでしょうけどさ。





今回は、秘密兵器として山パンのローズネットクッキーと経口保水液を準備。前者は80円足らずでなんと515kcalあるという話題の大地雷アイテム。それを逆手にとって、小羊羹3個分のカロリーをこれでまかなおうという甘っちょろい考え。あとは体の渇水時に備えての経口保水液ゼリー。効果抜群のためあんまり多用はしたくないというか、つい頼りにしてしまいがちな物品。とはいえ、最低4時間休みなく動き続けることと、天気予報ではどうにも陽気がストロングなスメルがするここはぜひ持っておきたい一品。重さもあるんで、500mlペットではなくかるいゼリーのほうで。





用意万全で、8時半にポラールのスイッチを押し行軍開始!します。

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高水三山でさんざん 返り討ち編

2012-09-05 09:43:11 | Trainning

先般の途中リタイヤ(とはいえ18kmは走っているんですが)を受け、夏休み有効利用の一環で中5日での再チャレンジ、、、を目論むもまさかのスタート遅延。立川と青梅での接続も悪く、無駄に時間だけがすぎていくようなそんな気分に。もちろんこの日も、夕方の保育園お迎えがあるのであんまり長時間は難しいということで、まずは御岳から軍畑での高水三山のタイムを見てそれからハイキングロードをたどることにしましたが、御岳駅到着が10時40分を回っている遅さ。





近隣の二俣尾とか軍畑といった駅とは違いちゃんとした駅だ。





前回御岳駅で降りたときに、目の前にセブンがあるのを確認していたため、補給物の事前準備はなく下車してすぐの買い付けへ。改札を出た先には御岳山方面へのバス行列。どうでもいいけど、山のぼるのに11時以降のスタートとなるけど、、、まあまだ夏だからいいのかな。人様のことだしさ。そういった皆様を右目で流しながらセブンで水と氷を購入してセットアップ。とぼとぼと歩いて青梅線を越えて登山口から時計のボタンを押してスタート。

前回と同じ登りを、、、腰が背筋が痛いというか力が入らない。一週間前の疲労が抜けてない状態かこれは。腰に力が入らないせいで、まったく登れない。ふくらはぎとか痛いとかいうのは十分想定ができるところでしたが、これは厳しい。前回もそうですが、登りで走る気は毛頭ないながらも、とにかくガツガツ歩くことだけはやってきた(なので心拍も平気で170とかいってた)ので、それすらできないとなると何のために高い交通費払ってここまできたのか、という暗澹たる思いに落ちそうなところ。

なにぶんケチなkeihさんは、一回くるのに3000円!関内ひょうたんでの肉焼き1回分!と気持ちを奮い立たせ着々と歩を進めていきます。その甲斐あってか、近くに見えた青梅線も高度が増していくごとに徐々に視界から離れていき、周りは山林のみと移りかわるランドスケイプ。

余計なことを考えていると少しづつ腰のこともどこかいってしまってた気が、というか前回は山に入る前に4-5kmほど平坦な道を走るという助走があったからかも。いずれにせよ、背筋の弱体化は立ち向かわなければならない課題になりそうとかああだこうだ考えていると、惣岳山へ到着。ラップは55分ほどで、何とか1時間切れたかという所感。ボタンだけ押してそのまま岩茸石山へ向かいます。





石崖みたいなところの前には滑りやすい乾燥した木の根が這っており、今はいいものの、時期によっては危険極まりないなぁなんか考えながら崖を下りて先に進んで、途中こんな右半身が寒気を覚えるようなところも通りつつ、岩茸石山まで25分ほど。

頂上の景色は前回みたからいいやとばかり標識すらも見ずに、感覚だけで人がやってくるほうの尾根道へダイブ!

してちょっとしたところで妙に心配になってきた。なんか前回と感覚が異なる。このまま降りていいのか、いや戻るべきなのか。考えながらも足は止まらず下っていって、、、戻らずロストして後悔するなら戻って馬鹿だな俺と嘲るほうがどんなに楽か。踵を返して再度岩茸石山頂上へカムバック。

まあこんなの、鍵かかってないと家出てちょっとたって戻って確認するようなもんで大概間違ってはおらんのよ。そうはいっても自分で選んだ道だから仕方ない。岩茸石山頂上に戻ってきたところで8分と30秒ほどのロス。ばかたれが。

再度尾根道をたったか進んで高水山の常福院まで16分ほど。そんなに気落ちはないものの、もう少し走れるんじゃないかという手ごたえも正直あるわけで、まあ仕方ない。

常福院からは後は登山道を足ひねらないように下って(実は前回4回左足ひねったのが響いて左足首がミシミシ痛くかるく虎馬)、足場の悪いオープンな沢を落ち着いて降りていくだけ。余裕余裕と思っていたところでまさかの落とし穴。オープンが終わってくだりの右曲がりカーブがあるところでスタスタ降りてたところ大してスピードも出ていないのに曲がりきれず、二回転ほど左方向横に回っての転倒。道からは1mも落ちておらずまた、大して怪我はなくよかったんですが、左手首を打ち付けてしまいこのあと二三日左手から痺れが取れないという痛い目にあっちまいました。意識と体のリカバリと飛んだサンバイザーを取るのにおそらく2分ほどのロスか。

なんか最後の最後で気落ちするイベントが起こっちまいましたが、時計を見れば二時間半を目指せそうな雰囲気があるので、ちょっとがんばってみようかと転ばない程度にスピードアップしたダウンヒル。30分に1本しかない青梅線が目の前を走って行ったことも何も考えずめずらしくフィニッシュを意識したラストスパート。走れ走れ走れ………。


トータルスコアは2時間30分17秒と二時間半を少し超過。とはいえ、戻って無駄遣いの8分半とすべってころんであいたたたの2分強を合わせると、おおむね2時間20分で高水三山左回りのフィニッシュ。これはこれで持ちタイムということで心の自由帳に記しておこう。まあ達者な方はかるく二時間切るコースとかそういうことはあんまり考えずに、多少進歩したらまた挑んでみることにしようかね。青梅までのハイキングコースは行きたいけど、時間あんまりないんでまた今度にしよう。またも走破には至らず少し欠如したような達成感だし二回続けての挫折感もありますが、そう悪くはない。さあ、着替えて電車乗って、そうだ東青梅の以前行ったラーメン屋でも行くとしようか。


***





おいスープがないってなんてことだこのやろう。なんだかさいごのさいごまでうまくいかんなガデム。

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