keihさんの母校の文系学生の多くは大学一二年を日吉なるところで過ごして、3年になると三田にいくんですが、まあこの三田にいってる先輩諸兄がほんと大人に見えて仕方がなかった。ゼミとかやってたりあるいは就職活動やってたりとか。で、その三田にラーメン二郎という摩訶不思議な中毒性のあるお店があってという話を何度か耳にするんですが、いまみたいにネットなんかないし、三田線直通で電車一本なんて時代ではないわけで、話で聞くしかないほんと近くて遠い世界の話だったんですね。親父が強烈とか味がすごいとかはあるにせよ、そういう三田という違う世界の象徴だったといえたのかも。
まあ実際3年になって(断じて『3回』ではない)三田に行ってみると、大人でもなんでもなく二郎は二郎で何事もなかったように週三回通って若年性メタボを加速させたりとかそんな感じ。まあ場所は移転してたけどさ。そんな思いがあるお店をインスパイアしたものがよりによって日吉にあってというじぶんの郷愁感とか思い入れがくそくらえになりそうな複雑な心境。在学中も、武蔵小杉に支店ができたと聞いては訪問して無言で店をでてったりとかそういうのはあったんですけどね。
で、
日吉にできた「どん」を訪問。お隣は超極太つけめんで知られるあびすけ、とかなりチャレンジングな立地。日吉はけっこう激戦区らしいですがやるなぁってのが第一印象。
いわゆる、小ぶたってやつ。カネシ醤油かどうかは知りませんが、結構二郎に近い味な気はしますねこれは。いまは二郎本店の結構近くに勤務してますが、あの行列に挑むくらいなら正直これで十分な現状。もちろん、在学中だったらしたり顔でこれは違うなんて偉そうに言ってた気もしますけどさ。
本店には存在しない、二郎風つけ麺。大300gなんてトライしてみましたが、さっくり完了。脂のあと残り感はさすがの二郎テイストでしたよええ。
太麺にはあの類のスープの絡みがかなりいい感じ。関内の汁なしほどの衝撃感はないんですが、ほんと週一で通ってもいいくらい。もちろん、カロリーを飛ばす行為をやったあと前提ではありますけどさ。まあこっそり今週はフィーバーしちゃってますが、それはまたあとで。