怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

高水三山でさんざん 実走編

2012-08-31 17:56:24 | Trainning

しかし、こんな真夏に二俣尾駅に朝から降りる人ってのもほんとに皆無に近い状態。青梅以降の青梅線の車内は夏でもハイカーの方々に占拠されている状況ですが、おそらく靴がランニングシューズってのはkeihさんだけでしょう。二俣尾駅で下車して、青梅街道を青梅方面に少しだけ逆走した道沿いのセブンで物資購入。





水と氷と持参の羊羹で。背中のハイドロパックは3リットルまで入りますが、背負う重さを勘案するとベストはどうも2リットルまでか。まあそんなペースあげるわけでもないのでいいのかな。なお、麦茶はすぐ飲む用。





どうみてもハイキンガーな面もち。ええ、誰もこんな軽装で山になんか入るわけがないのですが、誰がなんといおうと自己責任って奴だ。しるか。かるくストレッチをして時刻は9時半を回るあたりで、いよいよスタート。





興味深い看板は軍畑大橋そば。今年はレースもうなしとおもうとさびしい限りながらも、こういうのを見るにつれやっぱこれでよかったのかなという思いが去来。なんにせよ、モチベーションが上がらないしなんか目標を持てるレースが思い当たらない状況では致し方ないかな。で、ここから渓流に入ってしまえばいつものあれ。





4回目となれば感激も少なくはなりますが、しみじみ心が洗われるひととき。





御岳駅のところで渓流は終了し、青梅街道と青梅線を越えて、墓場の脇の道から三山コース突入。この時点で時計の針は36分ほどで、心拍数もおおむね140-150とこれからの運動強度と傾斜の上昇に備えての数値としてはいい感じかと。

とかいいながらいざ山に入ってみると、いきなりジグザグと登りに登らされて心拍数もかるく170を越えてきた。ってまあこれは予測の範疇というか、ここからしばらくは上り基調のはずなのでがんばりすぎずにモリモリ歩くしかない。しかし気になる点として登り始めて5-6分ですでに2か所のクモの巣が道に張っていること。あんまり人が通らないとは思えないのにさ。まあ活動が活発なんでしょうかねきっと。しかし、山に入って気付くサングラスチョイスミスはまいった。木陰が多いところでの色濃い目のサングラスは全く役に立たないというか正直危険のもとだ。もったいないけどこれはすぐにカバンの中へ。





惣岳山までは上りっぱなしかというとそういうわけでもなく、ほんの一部ではありますが尾根走りコースもあるため、軽くジョグをしながら上がりっぱの心拍数を整えるアクセントもあるかんじ。





スタートして50分ほどでこの標識。コンタリング気味に惣岳山・岩茸石山を巻いて高水山に行くルートがあるということでしょうかね。もちろん今回は採用せずにこのまま進む形に。





まっすぐ進むと社があり、その奥には惣岳山頂上の標識があってそのお隣は青渭神社とのこと。山に入ってここまで一時間ほど。標識を確認してすぐに岩茸石山へ。





惣岳山頂上をスタートしてすぐに尾根下りですが、そこで待っていたのはすごい斜度のごつごつとした石壁。落ち着いて両手で石を持ちながら下ればなんてことのないレベルのものですが、秋なんかに来た日には渋滞待ちが過ごそう。というのも、この高水三山コースはインターネットのどこ見ても今回のコースと逆回りの軍畑起点の東からのコースレポばかり。それはすなわちここは皆さん登られる個所となるわけで、登り優先のルールにのっとり人いたら強制待機なわけだ。人がいるところでのトレイルランなんてやったことないんで、ほんと何も考えずマナー違反とかしそうだよほんと。しかし何枚か写真撮ったけどここはほんとうまくとれなかったよベイベ。





この岩さえすぎれば、走れよおまえみたいなこんなビューティフルな道もミックスしつつ、頂上まであと0.1kmまでやってきた。こういう頂上を尾根迂回路していきましょうってのも悩ましいところですが、悩む必要なく頂上へ。





頂上への尾根道へ着いたらもう青空全開。ほんの少しのぼればもうそこは岩茸石山。惣岳山からは25分ちょっととか。岩っぽい下りで時間かかったのと、登りで時間を要した印象がなくここはあっという間という印象





ポケットから羊羹を出してよく噛んで栄養補給。最近スーパーとかコンビニで羊羹を注意してみるようになってしまいました。決してお茶請けとかではないんですけどね。個人的には抹茶セットがある山崎派に入っておりますです。





ほんとうはこんな景観を眺めるための高水三山でしょうけど、写真二三枚撮ったら終了で次の場所に。味気ないけどハイキングにきたんじゃないんだぼく。





次の高水山頂上へは20分ほどで到着。尾根走りくらいの印象しかありませんです。はい。最初の惣岳山までの登りに比べると、次の二山は尾根辿りメインとなるため、味気なさについてはまあ致し方なしか。ここから左に落ちると常福院。青梅高水山トレイルランの30kmコースの折り返し地点のアレだ。





折角なので、手を合わせて参道を降りていきますが、、、階段を降り切ったところを右に行けば確実に軍畑方面へ行けるのですが、おそらく左に降りないと高水山トレイルのコースとは一緒にならないはず。地図も正直あんまり頼りにならないので、今回は一般的なルートで降りることにしますが、、、このへんから足元がおぼつかなくなってきた。べつに酔っ払っているわけではなく、オリエンの時代から左足首をひねる癖があり、この高水山の下り始めで本日都合4度目のひねりでちょっと痛くなってきた。とくに3回目4回目は時間をおかずにやっており、すこしつかれて集中力が落ちてきているのかな、と思ってた矢先のこと。

加えてこの高水山からの下りは足元が石メインで、底の薄いランシューズにはすこし厳しい。ときおり道間違ってるんじゃないかと思わざるをえないような下りを降り切ると、もうそこは登山道のスタートとなる砂防ダム。





ここからは舗装路を下る一方。あっという間に雷電山というか青梅丘陵ハイキングロードとの分岐となる平溝橋に到着。ちょうどここに差し掛かるところで背中の2リットルの水もなくなったところ。平溝橋そばには自販機もあり補給は簡単にできるところでしたが、あとのスケジュール(風呂入って食事して青梅の先から横浜まで帰って保育園のお迎えに行くのと翌日からの帰省の荷物準備)を考え、しかも左足首が少し痛いってのも鑑みるに、ここは帰宅の一手となってしまいました。あんまり走ってないので、ハイキングロードのダウンヒルも捨てがたいのですが致し方ない。

こうして、軍畑駅まで軽くジョグして終了。この後は電車に乗って河辺駅の前の温泉施設でひとっ風呂してからの帰宅となりましたが、やっぱ河辺の風呂はいいよねという結論になりました。で、タイム等は以下の通り。

Time : 3:15'21
Distance : 17.50km
HR/AVR : 152
Calories : 3245kcal


という内容。二俣尾から御岳までは36'50のラップなので、高水三山に要した時間は2時間40分ちょっとという内訳。一般登山者で3時間半から4時間かかる模様なのでまあこの内容は悪くないのかな。決して速くはないと思いますが、さて。


***

というまたもチャレンジ不発に終わってしまった高水三山から青梅へのハイキングでした。とはいっても、惜しかった点はサングラスチョイスと足元をよく確認して走れってこの二つくらいのもんで、3時間ランとかのおかげか疲労感はあまりなく回りきれた感が強く、充実感あるトレイルとなりました。近いうちにリベンジを、などと思ってたらその翌週再度訪問することになってしまいましたがまたも大きく散ってしまってですね。はい。ここはまた次回にということで今日はこの辺で。


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高水三山でさんざん プロローグ編

2012-08-28 21:56:16 | Trainning

やると決めてから、二度三度と二日酔いで当日断念の憂き目にあってきた高水三山へのトレイルランニング。というか、丘陵地走るのがどうにもこうにも久々すぎてとてもトレイルランナーなんて大手振っていえる状況ではなく、いってみたらハイキンガーだ。登りなんか走れるわけないしさ。

お手軽ハイキングとしては首都圏屈指の場所ともいえるこの青梅の高水三山めぐりも、暑い最中であればハイカーのみなさまなんかほとんどいないのでチャレンジにはたぶんいい感じでしょうきっと。来年の青梅高水山トレイルではそろそろ30kmにでたいとこだし。

で、今回のコースですが、二俣尾から御岳までは青梅街道と多摩川渓流沿い。そこから高水三山をぐるりと堪能して、青梅丘陵ハイキングコースに沿って青梅まで帰ってくるコースで、真ん中の高水三山は今回初という案配。有名道すぎて道に迷いっこないてのは大事ですよほんと去年の秩父みたいに、道に迷って仕方なく尾根道から脱走したら藪だらけで死にそうになるとかそういうことはほぼなさそうだしさ。


二俣尾スタートってのは、駅近くにセブンがあって準備がしやすいこと、御岳の山登りまでのウォーミングアップ助走として適度な距離で、かつ渓流ランも含まれてて、トータルで24kmとかそんなあたりなら無茶ではないかという判断。トータルでみると、


渓流ラン→惣岳山・岩茸石山とひたすら登り→尾根走りで高水山→一気に下り→雷電山登り→おおむね下り基調のトレイルで、おやすみを十分エンジョイできそうなそんな感じ。





というわけで、まずは晴天の二俣尾駅に降り立つところから話を進めていきましょうか。


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一緒にサクサクしとくか。なあ。

2012-08-05 22:34:38 | food

泰国で毎年毎年お大尽さまぷれいをやりにいってる後輩が、わざわざお土産を社内便で送りつけてきやがった。本当うれしいよ。


クリスピードリアン。





黄金色に輝くパッケージが無駄に高級感を醸成してるのが心憎い。ドリアンイラストともども無駄にクォリティが高い。さすがに、果物の王様の名をほしいままにするだけはある。キングだもんキ・ン・グ。サッカーで言うところの三浦知良さんみたいなもんだ。勢いあまって中身出した写真になっとりますが、きにしたらあかんよ。

で、開けた瞬間に漂うんですよ。あのドリアンスメルが。

冷静に考えると、乾物なのに、こんだけドリアンのスメルが残留しているってことは、相当に強烈なアレであることは想像に難くない。羊羹とかああいうジメッとしたブツなら理解は難しくないのですが、乾きもんのくせにそれこそ室内空調にのって暴れまくりそうな勢い。


一口、口に運んでみる。


シャリっというかサクサクというかそういう食感。裏ひっくり返すと、ひらがなで「さくさくドリアン」ってあるとおりだ。でも分厚いので噛み切るのに少しばかり力が要るので、口内の唾液の消費が求められる。そうなるとサクサク感あふれるそれとは異なり、唾液とのミクスチャーでネチョネチョドリアンへと変貌を遂げる。再現度がさらに高くなっていくわけだ。

かすかながらも強い存在感を醸し出してたあのスメルは、このネチョネチョ感とともにエスカレート。まごうことなくあのドリアンの強烈なスメルと味が完成だ。もちろん、あのスメルの奥には熟しきった果実の甘みが待っているわけで。ドリアンの特有のあのねっとりとした甘さが、サクサク感がなくなった食感とともにねっとりねっとりねっとりねっとり押し寄せてくる。体内に何かが侵食してくるかのごとく。


これはかなりのドリアンだ。今迄食してきたドリアン系のブツの中でも相当高ランクに位置している。ってそのランクが高けりゃいいのかなんなのかそもそも何をもっての水準なのかわからん。ってかさ、

歯の中にもれなくドリアンが詰まっているのよネチョネチョのあれが

スメルが口内で暴れまわりで。いや、お分けした皆さんことごとくそうなってて、中にはうるわしきOLさんとかいるんですが、そのかたももれなく、ドリアンの口臭がするOLさんなわけですなぁ。いやぁいやだね。口からドリアンのスメルを放つ女ってのは。あんまりいうと刺されそうなんでやめときますが。


とまあこんな感じのドリアンでしたが、、、いや、だからさ、。おれはドリアン好きでもなんでもないしましてや評論家でもないのであしからず。タイに行った方は、できればドライトムヤンクンとか買ってきていただくと感涙もんなのでそこんとこ4649ね。



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