怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

2016 第二回石垣島ウルトラマラソン スタートまで編

2016-05-25 20:56:17 | Un dou kai

レース当日の朝は5時起床

5時45分に乗合タクシーがホテル前にやってくるので、そこまでに用意をしてチェックアウト。石垣の町中であらかじめ指定されたタクシーの集合場所があるのですが、今回宿泊したホテル前となるためギリギリまでの滞在(といっても6時前なのですが)ということに。この類のマラソン大会やトライアスロンなら当たり前なのですが、って思い返すと、ホノルルと七尾湾のトライアスロンくらいでしょうか。





大会用の乗合タクシーに乗車し、会場となるあかんまサッカーパークへ到着。同乗の方ははるばる名古屋からのご来訪で、18時台の飛行機に乗って帰宅して明日出社とのこと。そう考えると、那覇市在住でよかったというか、まあここに住んでいるから申込んだようなものですが、。

そのあかんまはサッカー合宿の本拠地、みたいな。いくつもサッカーコートがあり緑の世界。行ったことないけど福島のJヴィレッジもこんなもんでしょうか。一面敷き詰められた天然芝にダイブしたいところですが、昨晩結構降った雨の雨露をじっとり含んでいるところなのでまあそれはやめておかないとね。起き抜けにおにぎりを二個食べているのですが、それとは別にホテルからいただいた朝食のサンドイッチとバナナを摂取してしまうと結構満腹。暗いところで撮影したので写真はありませんが、結構なボリューム。

開会式前ののラジオ体操は、沖縄方言のもので和やかに実施。いささかけだるい空気だったのですが、かまわずブンブン。さいごの深呼吸が終わると、すかさず第二も島言葉でスタートという鬼畜っぷり。一瞬おいおい、という空気になったものの音楽はストップ。そのまま続けてガンガンやれる剛の者がどんだけいるのかは少し楽しみではありましたが。





わざと逆光で撮影してみましたが、素晴らしい景観。柄にもなく感動。

そうこうしているうちに、スタートの時間が近づいてきた。なんというか、60kmという距離に向かう悲壮感よりも、フィエスタ感で気分的に舞い上がっていたのか、まったく緊張感のないカウントダウン。それもまあ、距離の長さのため前のめり感が希少なことと、水泳みたいな即バトルみたいな緊張感はないということとあいまって、ということかとは思いますが、。





そうこうしているうちに時計は7時を指そうとしている。ヨーイドンの時間だ。

長い、長い道のりがスタート。
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2016 第二回石垣島ウルトラマラソン レース前日編

2016-05-18 07:38:59 | Un dou kai

いよいよレースの週末がやってきた。


マラソン大会のレース準備をほとんどプールで行なうという普通に考えると意味不明な二ヶ月でしたが、それなりに準備はできたという自覚はあるため、自信を持って石垣島行きの飛行機へ登場。





素敵な島だ。

新石垣空港への着陸後、市街地へ向かうバスの中で鞄の入れ替えを行なっていたところ、、、ポーチを一個入れ忘れてやがる。ちなみに中に入っているものは、

・ポラールのハートレイトモニター
・携帯充電器
・ワセリン
・メモ帳

前回のアクアスロンに続いての時計なしでのレースが確定。うーん、痛い。痛いけど、ウェア一式や飲料ボトルとか靴ではないのが救いといえば救い。いままでのレース経験でいうとこの類の競技でポラールくんがいないとまあ心配なのはすごくありますが、ペースに暑さが加わっての心拍数を指標としたトレーニングはできていないので、無心に走った方がいいと切り替えることに。ラップそのものは、5キロごとの表示をスマホで撮影していけば撮影日時も出るのでこれでOK。

スマホを持って走ること自体、競技志向からかけ離れることは理解しているのですが、今回のレースは運営の方から「今回のレースはあくまでファンラン(道路封鎖してないしさ)で、運営への緊急連絡ができるように携帯持ってね」と要綱に書いてあるくらいなので、この使用方法は大有りなんでしょう。むしろ、長丁場での股擦れ回避のためのワセリンがないと間違いなく死ぬので、こっちの方がやばい。石垣港そばに大きめのドラッグストアがあるのでそこで買えば済むはず。

まあ、忘れたことを悔いるよりも、早い段階で気づいてリカバリできることをに安堵してレースに臨むほうが健全なのでそうすればいいのだ。

とっととワセリンを買って、前日エントリーを済ませれば、竹富いきだ。石垣港から10分はとてもビューティフルだ。





コンドイビーチ





オリオン

かすかな曇天で、海水はとても涼しげな温度感。天国ですなほんと。


という感じで英気を養った後は、そそくさとほてるにもどって翌日の5時起きに備えての早目の就寝、となりました。
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石垣島60kmウルトラへの道Part9 悪あがきとかなんとか

2016-05-13 22:10:22 | Trainning

最後の週末を使った後は、ウイークデイの夜に何をするのかというところ。とはいってもあんまり何もできないしやっても体に後遺症が残るのも困る。というわけで、困った時の水中歩行。

5/17 火 SW60min
5/18 水 SW60min

おさんぽ60分なんてイージー以外の何物でもありませんが、これが案外残るというかいい感じの快眠誘導材なんすわ。あとはストレッチと腰痛の緩和への努力。もうこれしかない。

そして、土日に炎天下で歩いた末の結論。


スッパイマンがあれば、熱中症は何とかなる。





あと、バッグをしょうのはこのレベルでもタイムに影響するので、ウエストにボトル入れるタイプでチャレンジ。5kmごとに給水があるみたいなので、一本あれば十分という判断。

あとは、石垣への飛行機の中で作戦を練るとしよう。


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石垣島60kmウルトラへの道Part8 さいごの土日

2016-05-13 07:40:54 | Trainning

石垣島ウルトラマラソンまであと一週間。

天気予報はともに雨模様。30km走は何度かやっていて体力的なものはそこそこの蓄えはあるという自負はあるものの、暑いのだけはほんとわからん。アクアスロンで曇天29℃で1時間ほど走りましたが、これだけでは全く不安。GWは横浜でお子さんと太陽の下でやきうとかやってましたが、さすがにレベルは違うだろう。ということで臨んだレースまであと一週間と迫ったさいごの週末。もともとは雨模様だったものが、週末が近づくにつれて雨雲が沖縄本島を避けていく流れ。いい感じだ。

そうそう、当日着用が求められるTシャツが郵送されてきたんだった。





さすがに未使用のウェアを本番いきなり着用は無謀すぎるのでいい機会。ということでレッツゴーだ。


5/7 土 曇天 28℃ ラン8kmで暑すぎて頓死


何をやってんだか。。。いや、ほんとに体が重くずっしりな日でして、おそらくGW中ののんびりがアウトになったのか。まったくだめで憂鬱な土曜日になって詩もうたのだ。しかしながら、この日になって翌8日はピーカン照りになることが判明。最後の最後で、酷暑順応のトレーニングにチャレンジできることにはなりましたが、、、ここで一考。

一番の目的はなんじゃろかね?


たしかに、酷暑の中でのロングランを試す、でいいのかもしれませんが、一時間程度でのリタイアはみっともないしやりたくもないのですが、一方で走り切れる自信は正直ない。確実に酷暑順応を行なうのは自転車か、あるいは、。


結局、延々と沖縄半島南部をウォーキングということに。弱い。弱いながらも暑さを確実に受け止めるのであれば、チャリよりも歩きだ。





真夏日となったこの日、糸満の海は飛び込みたいくらいのこのシチュエーション。それは耐えながらの炎天下の6時間の徘徊





ほら。って、暑い中歩き回っているんでほんとたまらんす。はい。


酷暑対策だけではなく、持参品や作戦が練られたので最後に準備だ準備。

もうちょっとで石垣だ。
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2016名護アクアスロン大会 総括編

2016-05-11 19:58:41 | Un dou kai

そもそも残りの力を振り絞って走りきるようなレースをしていないので、淡々ゴールを通過。記録証はその場で発行ということなので、汗まみれの手でインクジョットを汚さないように拝領。記載タイムは以下の通り

スイム:22:37
ラン:1:01:43
トータル:1:24:21

スイムは海をあがって走る砂浜の最後あたりに記録ゾーンがあり、また、ラン開始時にはなにも通っていないため、ランのほうにトランジションタイムが上乗せしているということと推量。それであれば、10km56-7分見当ということか。

このコンディションでウェットなしであれば、1000mを22分というのは10年前と比べて大きな劣化はないというか、全盛期の8割9割近くまでリカバリーできたということでいいのかも。一ヶ月の詰め込みが功を奏したということでしょうか。4年くらいほとんどまともに泳いでいないというのにね。まあ、個人的にはたかが一ヶ月でここまで泳げたという達成感のほうが強くあり、またこの後無謀なエントリーをしてしまうこととなってしまうのですが、。

ランのほうは、まあこんなもん。前日走ってみてた感じでも徐々に強度を上げていって心拍数170に至る前にもうダメ、という目を覆うような現実なのですが、10kmや20kmを走りきるようなトレーニングを全くしていないから仕方ない。あまり沖縄に長居するつもりはないのですが、意に反してそうなった場合は冬に那覇マラソンにエントリーすることになるのでしょうかね。スタート地点まで家から歩いて行けるんだしさ。


いずれにしても、スタートまでの緊張感だったり、体のつくり方なんかをそれなりに思い起こさせることができたことが非常に大きく、石垣島へのステップにできたという大きな感触。


ってかいているのにもう5日とかしかないんですがね。はぁ。
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2016名護アクアスロン大会 ラン編

2016-05-10 20:54:56 | Un dou kai

砂浜に上がってのトランジション。砂浜を走り、自分のお着替えが入っているバスケットまえへ到着。参加者が少ないので雑に置いてあるのですが、簡単に発見。まずは、タオルで砂をふき取って、、、なかなかふき取れない。隣の人を見るとペットボトルの水を足に振りかけて砂を流してた。正直個人的に20くらいしか出ていないのであまり多くないレース経験ながらこれは初見だ。手元にはポカリしかなく、真似をすると大惨事になりそうなので断念してまだ砂が残っている状態で靴下を装着。

ウェアをまといゼッケンベルトを巻いたところで時計を見ると既に27分が経過。時計といっても今回はレースラップをとれるわけではなく、かごの中においてあるタグホイヤーさんで確認したもの。逆算すると、1000mスイムで23-4分あたり?だとするとそこまで早くないと直感的に考えましたが、ブランクと波とウェットスーツなしを勘案すれば上出来の部類でしょうが、この時点ではそこまで頭が回らずに舌打ちばっかりしていたのはひみつだ。


残りのポカリを一気に流し込み、一周2.5km×4周回のランがスタート。


曇天模様ながら、むわっとする暑さ。後で聞いたところでは、4月というのに28℃まで気温が上昇したとのこと。歩の進みはいまいちというか、正直走る方は何もやってないに等しいので正直不安。いや、走ることは走っているのですが、キロ5分とか6分とかのペース走は前日に6kmやっただけで、それも新調したサングラスのフィット感を確かめるためのもの。山本光学さんのサングラスはやはりいい。走ってても全くズレない。

一周目は軽快に走破。ほとんど走っていないとはいえ、ここまでならギリギリペースを上げてもOKというところだけは見ていたつもりなのでまあここまでは。とかいいながら、背筋が痛くなってきた。あとでスポーツクラブのインストラクターと話した時に気付いたのですが、スイムの時のバタ足は結構腰にくるみたいでしきりにトレーニングせなあかんよと教えてくれたのですが、これは後の祭り。


腰に力が入らず、脚が前に進まなくなってきた。


背筋がきかない、ぎっくり腰で腹筋もあまり鍛えられていない、となると頼りになるのは大腿筋での推進しかないのですが、あいにくこの一か月はほぼスイミングに従事ということだったのでこれもあまり頼りにならない。






三周目に入るあたりになると、「もう半分越えた」という安心感が支配してきたのか、少しづつペースが遅くなってきた気が。走っている人もまばらで時折ぬかされはするのですが、いつものレースみたいにぬかされまくりで鬱になるほどではないためあまり気にはならない。にしても、背筋が弱い。仕方ないのですがたかが10kmでもう残りは大した距離ではないので、ここは仕方ないと割り切って走るしかない。次回みたいに60kmではなく、頑張りすぎずというかある意味惰性で走れば終わるものだ。タイムの自己測定もないわけだし、名護の美しい海岸線を楽しめばいい。人工海岸公園だけど。

そうこうしているうちに、四周回が無事完了、ゴールが見えてきた。

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2016 名護アクアスロン大会 スイム編

2016-05-05 23:43:33 | Un dou kai




これはショートの皆さん。なのでまあイメージにみたいなもんで。

レース開始のホーンとともに体中の筋肉が一気に硬直する。一列目のスイマーが競るように海原への旅立ちのダイブを敢行していくのについていき、1000メートルの旅路の始まりだ。岸を鈍角120度頂点とした二等辺三角形

せいぜい50人程度の参加者で、運営側もわざわざ10人一列にならべていたこともあり、お隣とは適度な距離。そして、ガツガツ競る様子は皆無。


よかった泳ぎに専念できる


この時点でレースの半分は終わったようなものだ。何故ならあの殴る蹴るのあほなバトルは終わったのだ。始まることもなく。それに今の自分は泳ぎながらでも次の二つを心で反芻することもできるのだ。

⋅大きいフォームで泳ぐ
⋅がんばらない

前者は波打つ海水泳のセオリーなのは周知のもの。後者は作家の高野秀行氏がサハラマラソンに挑むときに受けたアドバイスで、極限状態での頑張ってるという自覚=往々にして無理をしているので気を付けろ、というもの。

ただでさえレースは5年ぶり、ウェットなしのオープンウォーターは10年ぶりなのだ。力むなというほうが難しいはなしなのですが、幸運にも静かなレース入りにより脳も呼吸も落ち着いてのストロークだ。

事前アナウンス通り、うねり寄せてくる波がそこそこ強い。が、大きめのストロークだと何も怖くないし十分な推進をしている手応えは間違いない。確かに波はあるけど台風一過で太平洋に向かっていった2005年の日和佐大会とかに比べれば想定内だ。右斜め前から寄せる波と逆の左呼吸と、プールではうまくできていなかったヘッドアップも完璧だ。


いける、これなら


俺ってもしかして泳ぐの上手なのかも、なんて調子に乗ってしまいそうにブイをターン。ここからは海岸線を右手に平行に進むブロック。左から波が来るので右呼吸と、透き通って見える海底に続く岩礁の先を追いかけていくことで、安定した巡航を目指すのだ。

やはり波を意識し過ぎてしまうのか、蛇行してしまうのはブランクのためなのか。思うほどは真っ直ぐすすめない。何度もヘッドアップを繰り返してのスイム。これまでの経験だとこのへんで腕の振りが鈍くなるのに、今日はそこまでしんどくないのはやはり十分な準備ができたため、でしょうか。考えてみればひと月足らずで30kmを超える泳ぐ量って経験はない気がする。

あっさりと2周目に突入で半分が終了。時間もなにもわからず正直うまくいっているのかはわからないのですが、息が荒れておらず、感触は上々。距離短縮の関係でほんとなら3分の1の行程なのですがしらんよそんなこと。

2周目もこれまでのペースを踏襲なのですが、進みの鈍化はそれなりに感じはじめてきた。波は変わらず荒く、徐々に体力はすり減ってくる感触はあるのですが、キックでビート刻んで前に進めばいい。今日はトライアスロンではないのでバイク40kmなんてやる必要はないのだ。

最後のブイをターンするときになぜかたっぷりと海水を堪能してしまうのですが、雑味もいやなスメルもない素敵な塩水でしたってなんの海水ソムリエなんだおまえはってはなしですが、。

おおよそ20分ほどの短い時間でしたが、久しぶりのスイミングをエンジョイできた満足感とともにトランジションへ。
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