版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

皇国のコウハイ

2013-12-14 18:06:43 | その他 Other



やはり師走は何かと気ぜわしいですね。
12月に入ってから我が家では 白菜と沢庵を漬け込んだり
先週の土日は泊まりがけで同期の忘年会に出席したり
年賀状の準備をして 篠笛の制作をこなしたりと フル回転でした。

その忘年会
同期の息子さんが鎌倉七里ケ浜で経営するお寿司屋さんで行われたのですが
まぁ サービスが良くて 4時間飲み放題! お寿司のお土産付きという大盤振る舞い
すっかりお店のご好意に甘えて 足腰立たないくらい 全員よく呑みましたね。
その後二次会にも行って 足掛け15時から22時まで延々と宴会!!!
私も胃潰瘍の治療中にも関わらず たっぷりいただきました! 冷や酒・熱燗交互に.....

折角鎌倉まで来たと云う事で 夜は大船で1泊して 
翌日は山本コータロウの「岬めぐり」でお馴染みの三浦半島周遊のドライブに同期6人で行ってきました。

中でも私が一番印象に残ったのは横須賀の「戦艦三笠」



意外と小さいんです。
ほぼ「青函連絡船」並みの大きさです。
 三笠 全長 131.7m
    幅  23.2m
    総排水量 15.140トン
 青函連絡船(八甲田丸・十和田丸等)
    全長 132m
    幅  17.9m
    満載時排水量 8,313トン

ちなみに 戦艦大和は 全長 261m 幅 39m 満載時 72,000トン



維新から僅か三十数年で大国ロシアと この様な船で戦ったんですね。
大したものではありますが........

「三笠」に関しては 
司馬遼太郎の「坂の上の雲」や
吉村昭の「海の史劇」などの小説を読んでいたので 感慨ひとしおでした。


ロシア艦隊の砲弾

確か司馬遼太郎の記述であったと思うのですが(違っていたらご免なさい)
海戦時 連絡係水兵が甲板に降りた時 ロシア砲弾が着弾 爆発し
瞬時 三笠側砲兵が 頭を丸ごと吹き飛ばされたにも関わらず 
砲弾を抱えたまま数メートル駆け出して行くのを 目撃したと言う話が出ていました。

108年前ではありますが
実際にこの甲板であった事なのだと思うと 何とも言えない戦慄を覚えました。

日本側戦死者 117名  ロシア側 4830名

「皇国ノ興廃、コノ一戦ニ在リ」で始まった会戦も日本の大勝利で終わりましたが
果たして 良かったのか 悪かったのか.....
「コノ一戦」から40年後 無惨な荒廃を見るのですから.....


と言った訳で この後も楽しい三浦半島周遊が続くのですが 随分長くなりました。
今日はこの辺で




お口直しに



先月作り始めた干し柿が完成しました。
ちょっと見栄えが悪いですが とっても美味しく出来ました。





 

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