自家製はがき その4(木版画)(woodblock)
次に画廊などで個展を開催する場合ですが
ほぼ2つのケースがあります。
自分で会場を借りてする場合は会場費など
すべての費用は自己負担ですが 売れた時は
100%作家に入ることが多いです。
画廊が企画して開いてくれる時は 会場費
案内状等は画廊が負担してくれますが
売り上げの50%前後を払うことが多いようです。
企画展はそのケースによって 画廊によって
かなり内容に差があります。
またデパートなどの企画展の場合もそれぞれに
異なった規約があります。
As for holding an exhibit,
roughly speaking, there are two cases.
One, when an artist holds a show
at all his or her cost,
(for example, rent for a gallery, advertising,
postcards, shipping and so on)
most of the sales go to the artist.
The other, when a gallery produces an exhibit,
the cost above is on the gallery.
It depends on the case, around a half of sales
goes to the gallery.
In the case holding at a department store,
there is different convention in each store.
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たとえば洋服などは季節の終わりに行くとセールになりますよね。マネキンが着ていた服はサンプル品とかいって安く買えます。
画廊で買取の場合とか委託の場合(画廊側で)会期の最後の方で安くする事ってあるのかしら??
版画の場合刷り始めの作品と何度の刷った作品とでは同じ絵でも値段が違うのでしょうか?
冗談で「最終日は投げ売りだなー」
などと言う事がありますが
実際にやったという話は聞いたことは
ありません。
作品や額に少しよごれがあった場合
値引きすることはあるようですが
可能な時は 大体新しいものと
交換することが多いですね。
浮世絵などでは本と同じで初版が
高く取引されているようですが
現代の創作版画家の場合では
1枚目と最後のシートには
値段の差は ほとんどないと 思います。
私も付けていません。
ただ「AP」と「Edition番号入り」では
多少値段に差をつけることがあります。
この話はその内書きます。
これからも今回の質問に答えるような
版画家の経済事情を続けますので
参考にして下さい。
(ミミ よくなった?)