版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
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ゴミ話し その2

2011-03-06 10:58:33 | その他 Other

前回はゴミの必殺技「鬼の爪」をお話しましたが
少し補足しますと 我が家では二十数年来猫を飼っていますので(多い時は5匹) 
殺鼠剤などはいっさい使った事はありません。

ですから ネズミが無傷で倒れているのは 毒入りの食べ物のせいとはどうしても考えられないのです。

以前に他の猫達が捕まえたネズミにはすべて噛み跡などがついていたところを見ると 
やはりゴミの必殺技ではないかと思っています。


必殺技の顔ですね


今回はもう一つのゴミの驚く才能のことですが このブログに書くのはかなり迷いました。
猫としては信じられない様な行動なので 決定的な証拠 動画や音声があれば良かったのですが.....


では   話しは十五年ほどさかのぼります。

私の母が亡くなった翌年から 私は思い立って毎朝 仏壇の前で般若心経を唱えようと決心しました。
動機に関してはくどくなりますので端折りますが
ゴミが生まれた頃は 相方と一緒に毎日の習慣になっていました。
(私 一端決めた事は続けるという エビセン体質なので...)

4~5年程前のある朝 たまたま私一人で唱えていまして
心経の後半「羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦」(ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい)の後
そばにいたゴミが「にゃぁー にゃぁー」と鳴きました。
その後の「菩提薩婆訶」(ぼうじそわか)に続いて 「にゃぁー にゃぁー」
最後の「般若心経」でまた「にゃぁー にゃぁー」

その時は まさか.....と思って気にも止めなかったのですが 
翌日 やはり 心経の後半まったく同じところで 同じ様に「にゃぁー にゃぁー」!!

その翌日も..... 一週間続きました。
間違いなくゴミは一緒に「唱和」していたのです!!

「三歩 歩けば忘れる鶏頭猫」と思っていた私は大ショックでした。

と言ってもその後ずっと唱和していた訳ではなく 今ではそばに寄り添ってはいるのですが
ほとんど気まぐれに 想い出した様に付き合う程度にはなりましたが..... 


唱えている間 耳を立てて 聞き入っています

自分の出番までじっと待っているのですが 日によっては毛繕いを始めて出番をすっかり忘れてしまう時もあります。
(般若心経は3分前後かかります)


「今日は出来たね!」と誉めた後の 照れている様子

動画や音声を撮る装置を付けると それでなくても小心なゴミはきっと警戒して 二度と唱和しなくなるのではと思われます。
それが心配で 未だ試みてはいません。(いずれ挑戦してみようと思っていますが)


と云う訳で このゴミの才能 ちょっと信じられないかもしれませんが 事実です。
ただ 知っているのが私と相方だけ というのが残念です......

















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